裏ハムラは痛みがある?痛みを感じるタイミングで軽減方法をご紹介
クマ取りをするならなるべく痛みが少ない方法で…とお考えの方におすすめの手術、それは裏ハムラです。クマ取りにはさまざまな種類があり、その中には皮膚を切開したり組織を切除したりすることで組織のダメージが大きくなり、術後にはやや強い痛みが現れる方法もあります。一方裏ハムラでも、痛みがまったくないということではありませんが、皮膚を切開したり組織を切除したりする方法よりも、はるかに少ない痛みでクマ取りを受けられるのです。
こちらのコラムでは、裏ハムラの特徴と効果、裏ハムラで痛みを感じる理由、手術を受ける前に知っておきたい裏ハムラの注意点をご紹介しています。
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裏ハムラは痛みがある?
裏ハムラでは、表ハムラのように表面の皮膚を切開しませんし、皮膚や眼輪筋を切除することもありません。
つまり縫合や抜糸の必要がなく、ダウンタイム期間中には糸のわずらわしさや引きつれ感に悩まされることがないということです。
また、縫合が必要な手術では、洗顔時などに糸に触れると、それだけで鈍い痛みを感じることがありますが、縫合なしで結膜側にしか傷ができない裏ハムラなら、その心配もありません。
しかし、そんな裏ハムラであっても、痛みを感じるタイミングはあるのです。
手術中に痛みを感じる心配はない
裏ハムラの手術前には痛み対策として麻酔を使用しますので、その際にはチクッとした痛みを感じます。
この痛みは、予防接種などと同レベルの痛みだと考えておくと良いでしょう。
また、麻酔はすぐに効いてきますので、一度効いてしまえば手術中に痛みを感じることはありません。
ここで麻酔の効きが悪い場合では、その場で麻酔を追加しますので、痛みを感じる中で手術が続行されるような心配もありません。
なお、手術終了後でもしばらくの間は麻酔が効いている状態ですので、患部の感覚がなくなったように感じます。
たとえば、歯科治療で麻酔をすると、治療後しばらくの間は患部の感覚がなくなりますが、裏ハムラの麻酔もそれと同様の感覚になるということです。
この症例は円戸統括院長が行った裏ハムラの症例写真です。術後は1週間は腫れますが、痛みや腫れに配慮して裏ハムラを行っているので腫れはこの写真の程度です。
ダウンタイムで感じる痛みは軽度
裏ハムラでは手術中に痛みを感じる心配はありませんが、術後しばらくして麻酔が切れてくると、少しずつ鈍い痛みが患部を中心に広がり始めます。
その痛みはジワジワと広がる鈍い痛みで、体を硬いものにぶつけたときのような、強い痛みがいきなり広がるようなことはありません。
こうしてジワジワと広がった痛みは軽度ではありますが、1週間程度続くこともあります。
また、裏ハムラの手術後には腫れと内出血が見られることがありますが、これらのピークは術後2~3日後に訪れ、その後は日を追うごとに引いていきます。
そしてそれに伴い、痛みも少しずつ軽減されていきます。
なお、術後には痛み止めの内服薬を処方されますので、用法・用量を守って服用することで痛みを軽減できます。
腫れや内出血のピーク時に強い痛みが出た場合では、保冷材などで患部を冷やすことで症状を軽減できます。
痛みを悪化させるNG行動について
裏ハムラは体のダメージが少ない手術ですが、わずかでも結膜を切開するわけですから、術後には多少の痛みが出ると考えておく必要があるでしょう。
また、裏ハムラはダウンタイムが短いクマ取りとして人気ですが、ダウンタイム期間の過ごし方によっては期間が長引いたり、期間中に痛みが出たりするリスクを高めてしまうことがあります。
それでは、裏ハムラ後に痛みを悪化させる可能性があるNG行動についてご紹介しましょう。
患部を刺激する行動はNG
裏ハムラでは、手術当日の洗顔やシャワー、メイクは行えませんが、翌日にはこれらを行えるようになります。
しかし、ここで注意しなければならないのは、洗顔やシャワー、メイクが解禁になったとしても、それは手術前のコンディションに戻ったということではないということです。
つまり、手術直後からダウンタイムが終了するまでは、何をするにしても慎重に行わなくてはならないということです。
たとえば洗顔やメイクでは、多少でも患部に刺激を与える可能性がありますので、できるだけ患部に触れないことを意識しながら行うことが大切です。
ダウンタイム終了前に患部を刺激してしまうと、快方に向かっていた腫れや内出血が長引いたり、痛みが強くなったりするリスクが高まります。
裏ハムラ後には目の中がゴロゴロしたり、痛みが強くなったりすることがありますが、このような状態はいつまでも続くものではありませんので、できる限り患部には触れず、安静に過ごすことが大切です。
入浴で痛みが逆戻りする可能性
湯船にゆっくり浸かって体を温めていると、自然に筋肉の力が抜けて1日の疲れが癒されていくのがわかります。
しかし、裏ハムラを受けたのなら、ダウンタイムが終了するまでは入浴は控えなければなりません。
それは、入浴で体を温めることで血行が促進されると傷口の治癒スピードが遅れたり、痛みが出たりするリスクが高まるからです。
さらに、傷口が塞がる前に入浴をすると感染症のリスクが高まりますので、そういった意味でも、傷口が塞がる前のダウンタイム期間中の入浴は控えなければなりません。
つまり、手術後でなければ疲れ癒してくれる入浴が、痛みを増幅させたりダウンタイムを長引かせたりする原因になってしまう可能性があるということです。
見た目の腫れや内出血が少なくても、患部は思いのほかダメージを受けている可能性がありますので、痛みの悪化やダウンタイムの長期化を避けるためにも、術後の入浴には十分に注意しましょう。
また、入浴とともに注意しなければならないのは、ダウンタイム終了前のスポーツと飲酒です。
これらもまた、血行を促進する行動ですので、ダウンタイム終了前には控えることが大切です。
裏ハムラを受けるなら。知っておきたい注意点
裏ハムラはクマ取りを希望するすべての方に適した方法ではなく、向き・不向きがあるため、不向きな方が手術を受けた場合では、思うような結果を得られない可能性があるのです。
それでは、裏ハムラを受けるに際して知っておきたい注意点に付いてご紹介します。
裏ハムラとは?手術の特徴と効果について
ハムラ法はクマ取りを代表する手術で、クマを目立たせる原因になっている眼窩脂肪を取り除くことなく、クマ取りを行える方法です。
また、ハムラ法には表ハムラと裏ハムラがあり、表ハムラでは表面の皮膚を切開したり、皮膚や内部の組織を切除したりするのに対し、裏ハムラでは皮膚を切開したり組織を切除したりすることはありません。
それでは早速、裏ハムラの特徴や期待できる効果からご紹介していきましょう。
裏ハムラの特徴
表ハムラも裏ハムラも、眼窩脂肪を体内に残したままクマ取りを行える方法です。
これらの方法は、眼窩脂肪を目の下の窪み部分に移動させて固定することで、クマが目立たない理想的な目元を実現できます。
つまり、両者には「眼窩脂肪を移動させるだけで除去はしない」という共通点があるということです。
なお、表ハムラでは表面の皮膚を切開しての手術になります。
一方裏ハムラでは、下まぶたの内側・結膜をわずかに切開し、切開口から眼窩脂肪にアプローチすることになりますので、表面の皮膚に傷ができることはありません。
裏ハムラに期待できる効果
裏ハムラでは、涙袋を失うことなくクマを形成している目の下の膨らみだけを改善することができます。
また、若い年代でも、生まれつきの骨格や目元のコラーゲン減少などによって目立つことがあるのが目の下の窪みですが、このような窪みも裏ハムラを受けることで改善を目指せます。
目の下の膨らみは老け顔や疲れ顔の原因になりますが、目の下の窪みもまた、同様のトラブルの原因になることがあります。
窪みが深くなることで影ができると、顔全体が不健康そうな印象になってしまうことがありますが、裏ハムラで窪み部分を埋めれば、不健康そうな印象も払拭できるでしょう。
たるみが進行している場合では効果を実感できない可能性
裏ハムラはお手軽に受けられるクマ取りで、痛みも少ないというメリットがあります。
しかし、裏ハムラでは操作範囲が狭く、なおかつ皮膚や眼輪筋に手を加えることがありませんので、大きな変化を期待できないというデメリットがあるのです。
つまり、裏ハムラに期待できるのは軽度のクマ改善効果に留まるということで、皮膚や眼輪筋の緩みで目立っている黒クマ改善効果は期待できない可能性があるということです。
すでにたるみが進行している場合では、余った皮膚を切除したり、たるみの原因になっている眼輪筋の一部を切除したりする表ハムラでのご案内になる可能性があります。
裏ハムラでは改善できないクマについて
黒クマは、皮膚のたるみや眼窩脂肪のふくらみによってできる目の下の影で、悪化すると目立ちます。
そしてもうひとつ、たるんだ眼輪筋が表面から透けて見えている状態は赤クマと呼ばれますが、このタイプのクマは裏ハムラでは改善できない場合があります。
それは、眼輪筋が表面から透けて見えて目立っている場合では、眼輪筋自体を切除してしまわない限り、クマの改善が難しいと考えられるからです。
そしてこの場合でも、表ハムラでの対応となる可能性が高いでしょう。
また、血行不良による青クマや色素沈着による茶クマも裏ハムラでは改善できない場合があります。
ご自身のクマがどのクマに該当するのかわからない、裏ハムラで改善を目指せる種類のクマなのかわからないというときには、カウンセリングを受けて医師の見解を確認してみると良いでしょう。
裏ハムラは、適した症状でないと手術の効果を実感できない可能性がありますので、裏ハムラでのクマ取りをお考えなら、まずはそれがご自身にとって役立つ手術か否かを見極めることが大切です。
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