ヒアルロン酸製剤「ボリューマ」と「ボリフト」の違いについて医師が徹底解説!

ボリューマとボリフトを注入した女性のイメージ
顎にヒアルロン酸を注入した症例
リスク・副作用:【ヒアルロン酸】内出血・腫れ・鈍痛が生じる場合があります。

しわ・溝・くぼみを改善して、若々しくふっくらとした印象を演出することができるヒアルロン酸注入。手軽にお悩みを解消できることから、数ある美容医療の中でも高い人気を誇る治療です。ダウンタイムがほとんどなく、施術当日からほとんど普段通りに過ごすことができます。
ヒアルロン酸製剤にはたくさんの種類がありますが、その中でもアメリカのアラガン社が開発・販売をおこなうジュビタームビスタシリーズは、世界中でその安全性と有効性が認められた高品質な製剤です。

ほうれい線のヒアルロン酸の症例
リスク・副作用:【ヒアルロン酸】内出血・腫れ・鈍痛が生じる場合があります。

今回は、そんなジュビダームシリーズのヒアルロン酸製剤から、特にしわ・溝・くぼみの治療に効果的だとされる「ボリューマ」と「ボリフト」の違いついて詳しく解説していきます。
共通点やダウンタイムについてもまとめているので、ヒアルロン酸による治療を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ボリューマXC

ボリフトXC

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ボリューマとボリフトの違い

ボリフトとボリューマはともにジュビタームビスタシリーズですが、質感や濃度、適応箇所などに違いがあります。
どちらもしわや溝の改善に効果を発揮するとされる製剤ですが、具体的にどのような点で異なるのでしょうか。
以下、2つの製剤の相違点について詳しく解説していきます。

硬さ・濃度

ボリューマ

ボリューマの製剤

濃度はジュビダームシリーズのなかでもっとも高い20mg/mlで、やや硬めの質感が特徴のヒアルロン酸製剤です。通常のヒアルロン酸は水分を吸収してしまいますが、ボリューマは新技術バイクロス製法によって水分の吸収を抑えています。そのため膨張や形の崩れが起こりにくく、内側から弾力とハリのある形を長期間キープすることができます。術後の仕上がりが極めてナチュラルな点も魅力です。
硬めではありつつもなめらかさは損なわれておらず、粒感のないゲル状なので極細の注射針を使っての注入が可能です。ほとんど痛みを感じることなく施術することができるほか、術後の注射痕も気になりません。

ボリューマXC

ボリフト

ボリフトXCの製品画像

ボリフトの濃度は17.5mg/mlです。やわらかめの質感で、ボリューマと同じくバイクロス製法によって密な網目構造になっているのが特徴です。低吸収性で水分を取り込みにくい性質なので、時間の経過とともに膨張することもありません。
なめらかなテクスチャで表情の変化にもなじみやすく、非常にナチュラルな仕上がり。皮膚表面直下の浅い層に注入しても凹凸感が気にならず、見た目の違和感もほとんどありません。

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持続期間

ボリューマ

ボリューマの製品画像

ボリューマ最大の魅力は持続力が非常に高いことです。ジュビダームシリーズの中でももっとも長期持続性に優れており、24ヶ月ほど効果が継続します。従来のヒアルロン酸製剤では16~18ヶ月の持続期間が一般的であったため、長期的に見て非常にコスパが良いとも言えるでしょう。また、再注入することでヒアルロン酸の減少率が少なくなり、1回目よりもさらに持続期間が長くなります。より少ない回数で十分な効果を得たい方におすすめです。

ボリューマXC

ボリフト

ボリフトの製品画像

ボリフトは12~18ヶ月ほどと、約1年以上に渡って効果が持続します。これはボリフトのような低濃度のヒアルロン酸としては非常に長いです。通常、やわらかくなめらかなヒアルロン酸は吸収スピードもはやく、半年ほどで効果が切れてしまうものも多くあります。しかし、ボリフトは低吸収性の性質を保っていることから、分解されにくく、長期間効果を持続させることが可能なのです。

ボリフトXC

適応箇所・目的

ボリューマ

ボリューマの注射器

適応箇所は額、こめかみ、頬、ほうれい線、フェイスライン、顎などです。しわや溝、くぼみを改善するのに向いています。同じくしわ・溝・くぼみの治療に効果的だとされるボリフトと比較して硬い質感であるため、より深めのくっきりとしたお悩みに対して効果を発揮します。皮膚表面直下の浅い層に注入するには質感が硬いため、浅いしわや溝の治療にはあまり適していません。

また、皮膚が薄くデリケートな涙袋や口元への注入もおすすめできません。ボリューマではぷるんとしたみずみずしい質感が出しにくく、不自然な仕上がりになる可能性が高いです。
一方、硬めの質感を活かして頬やフェイスラインを形成し、加齢によるほうれい線やたるみなどを改善してリフトアップを叶えることができます。年齢とともに頬がこけてきた方、女性らしい丸みを帯びたふっくらとした輪郭を目指す方におすすめです。

ボリューマXC

ボリフト

ボリフトの注射器

ボリフトの適応箇所はこめかみ、頬、ほうれい線、フェイスライン、顎、眉間、目尻、唇、ゴルゴライン、マリオネットラインなどです。ボリューマと同じく顔のさまざまな部位に適応しています。ボリューマと比べてやわらかさのある質感なので、より浅いしわや溝の治療に効果的。やわらかい質感を活かして、皮膚が薄い唇や目の下に適応されることもあります。
ほかにも、顔全体に満遍なく注入することで肌の質感を改善することも可能です。皮膚表面直下の浅い層に注入することができるため、肌表面のヒアルロン酸を増やし、みずみずしくハリツヤのある肌質へと改善することができます。

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ボリューマとボリフトの共通点

ボリューマとボリフトは、いずれも厚生労働省の承認を受けた安全かつ高品質なヒアルロン酸製剤です。長期持続性に優れ、なめらかなテクスチャを生かしたナチュラルな仕上がりが強みです。
ここからは、ボリューマとボリフトの共通点について詳しく解説します。

高品質のヒアルロン酸製剤

アメリカの大手メーカー「アラガン社」が独自の新技術バイクロス製法を用いて開発したのが、ジュビタームビスタシリーズのボリューマとボリフトです。密度が高く、低吸収性の性質を持った高品質なヒアルロン酸製剤です。

バイクロス技術では、高分子と低分子のヒアルロン酸を混ぜて結合させることで、網目構造をより密にすることに成功しました。そのため、水分吸収を抑え、従来のヒアルロン酸よりもゆるやかに分解吸収が進んでいきます。
高品質なヒアルロン酸製剤であるため、さまざまなリスクも最小限に抑えることが可能です。

厚生労働省の認可を受けている

ボリューマとボリフトを含むジュビダームビスタシリーズは、医療用のヒアルロン酸として厚生労働省から製造販売の承認を受けています。日本で初めて厚生労働省の認可を受けたのがボリューマやボリフトを開発したアラガン社です。日本以外にも、KFDA(韓国食品薬品安全庁)やFDA(米国食品医薬品局)の認可や、ヨーロッパのCEマークを取得しており、その安全性と有効性が広く認められています。
現在は97カ国で使用されており、世界中で高い評価を得ています。

効果が長期間持続する

一般的なヒアルロン酸製剤の持続期間は6ヶ月ほどであるのに対して、ボリフトは18ヶ月、ボリューマは24ヶ月と効果の長期持続性に優れています。これは前述のとおり、分子の大きさが違うヒアルロン酸同士を連結させ、密度の高いヒアルロン酸を作るバイロクス技術によって、ヒアルロン酸の分解吸収をゆるやかにしているためです。
長期間自然な仕上がりを維持できるので、クリニックに通う回数やコストを最小限に抑えることができます。

仕上がりが自然

従来のヒアルロン酸は、水分を吸収することによって時間の経過とともに膨張してしまいます。ところが、ボリューマやボリフトは、水分吸収を抑えることで過剰な膨張を防ぐことが可能です。形の崩れが起こりにくく、術直後の理想的かつ自然な仕上がりが長くキープされます。なめらかで粒感のない性質のため、注入した製剤が一箇所で不自然に固まってしまうこともありません。表情に合わせて自然になじんでいきます。違和感や異物感も少なく、笑顔がひきつったり、顔がこわばったりといった心配もほとんどないと言えるでしょう。

ヒアルロン酸注入時のダウンタイム

ボリューマとボリフトを使ったヒアルロン酸注入では、ダウンタイムや副作用はほとんどありません。腫れや内出血と言った症状が発生したときには、以下の注意点を守るようにしましょう。

ダウンタイム期間

術後は当日に帰宅することができます。ダウンタイムはほとんどなく、あても軽度の内出血や腫れ、むくみなどです。一週間程度で軽快していきます。施術直後からメイクも可能でほとんど普段通りの生活ができますが、患部をこすったり刺激を与えたりしないように注意しましょう。

痛みはありませんが、注入した部分がなじむまでは違和感や異物感が気になる可能性があります。いずれも時間の経過とともになじんで気にならなくなっていきます。
ダウンタイム期間が終了しても上記の症状が改善しない、あるいは悪化しているような場合は、アレルギー反応や感染症を引き起こしている可能性があります。自分で対処しようとせず、すみやかにクリニックを受診して適切な処置を受けてください。

注意事項・気をつけるべきこと

ほとんど通常通りの生活をしても問題ありませんが、ダウンタイムの症状や副作用が強めに出ている場合には、激しい運動・飲酒・サウナや長時間の入浴・注入部位のマッサージは控えましょう。内出血になったり腫れたりすることがあります。

ボリューマXC

ボリフトXC

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法令線にヒアルロン酸を注入した症例写真
リスク・副作用:【ヒアルロン酸】内出血・腫れ・鈍痛が生じる場合があります。
鼻のヒアルロン酸の症例
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鼻に03ccヒアルロン酸を注入した症例
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正面から見たハリを出した唇のヒアルロン酸の症例
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顎にヒアルロン酸を注入した症例
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こめかみにヒアルロン酸を注入した症例
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ヒアルロン酸リフトの症例
リスク・副作用:【ヒアルロン酸】内出血・腫れ・鈍痛が生じる場合があります。
眉間に03ccヒアルロン酸を注入した症例
リスク・副作用:【ヒアルロン酸】内出血・腫れ・鈍痛が生じる場合があります。
顎にヒアルロン酸を注入した横から見た症例
リスク・副作用:【ヒアルロン酸】内出血・腫れ・鈍痛が生じる場合があります。

今回はアラガン社の「ボリューマ」と「ボリフト」の違いについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。深くくっきりとしたしわには硬めの質感のボリューマ、浅いしわにはやわらかい質感のボリフトと必要に応じて使い分けることでより効果を発揮します。

いずれの製剤も世界中でその安全性が認められているため、安心して施術を受けることが可能です。また、一度の注入でおよそ2年は形がキープされるので、長期的に見てコスパがいい点もメリットです。
ヒアルロン酸の効果を十分に発揮するためには、名医と呼ばれる腕のある医師に任せるのが一番です。

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eクリニック大阪院には、ヒアルロン酸注入の施術経験が豊富な技術のある医師が在籍しています。また、ボリューマやボリフトの良さを多くの人に知ってほしいという思いから、低価格+高品質での治療を実現しました。
ヒアルロン酸注入を検討している方は、ぜひ一度eクリニックへ足を運んでみてください。

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