人中短縮術(リップリフト)

人中短縮手術の症例

人中は、鼻と上唇をつなぐ溝と山から構成される部分です。

人中短縮術では鼻の下の皮膚や表情筋を調整することで、鼻と上唇の感覚を狭める施術です。

人中を短く整えることによって、顔全体の間延びした雰囲気が引き締まり、美人顔の黄金比を形作ることが可能です。

また人中を短縮すると同時に人中の厚みも自在に変更することができます。

口元にボリュームを持たせたり、上唇をセクシーな厚みのある上向きの形に調整することが可能なので、別名「リップリフト」と呼ばれています。

About

人中の重要性

人中短縮についての解説図

近年人中短縮メイクが大流行していることからもお判りいただける通り、人中は顔全体のバランスを左右する非常に大切なパーツです。

日本人の場合は約1.5cmが平均的と言われており、2cmを越えると一般的には「長い人中」とされています。

鏡の前で両方の口角付近に人差し指の第一関節あたりをつけて、唇を少し持ち上げてみてください。

ほんの2㎜ほど上唇を持ち上げただけでも、顔全体がパッと華やぐかと思います。

特に人中は、40代以降重力に引っ張られるように下へ伸びてしまいます。

上唇の印象が薄くなってきたり、口元がぼやけた雰囲気になってきたりした場合は、一度人中の長さをセルフチェックされることをおすすめいたします。

About

人中の黄金比率

口元の黄金比

人中を含めて口元全体のバランスを考える際の黄金比は、人中の長さと、唇の頂点から顎先までの距離が、1:2が基本とされています。

黄金比通りのバランスであっても、唇の厚さや頬の大きさなどによっても、黄金比は一人ひとり異なります。

あくまで1:2が目安とお考えいただき、詳細は経験豊富な当院の医師による詳しい説明を、無料カウンセリングでご確認いただければと思います。

Surgical Method

【e-クリニックオリジナル】人中短縮術の手術方法

鼻腔底隆起の場所の説明

当院での人中短縮術は、最初に人中の状態を確認すると同時に、鼻腔底隆起のデザインについてお客様とご相談することからスタートいたします。

鼻腔底隆起は、鼻の穴を下から覗き込んだときに覗いて見える、鼻孔周辺の膨らみです。

この鼻腔底隆起を残したい場合と残さなくても構わない場合で、2種類の切開法のうちどちらの方法を用いるのかが決まりますので、入念にデザインを考えながら術式を決定していきます。

しかしながら単純な切開のみでは、鼻の下のバランスが崩れてしまったり、鼻の形が変形してしまったりするリスクが考えられます。

こういったリスクを回避するために、2種類の切開法に加えて、全く新しい人中短縮術の切開法を考案いたしました。

e-クリニック式の人中短縮術では、鼻の下のバランスを最も大切に考えます。

そのためまずは鼻の中を切開し、傷跡を鼻の奥に隠します。

その後鼻の変形を防ぐことができるよう、また見た目が自然な鼻孔になるように、鼻腔底隆起の一部を維持しておきます。

美しいバランスに仕上げる上で不要な部分の鼻腔底隆起は切除します。

また人中短縮術を施術する上では、口元のバランスを意識しておく必要があります。

そのため当院では、鼻柱と人中の縫合面が緩やかな曲線を描くように縫合します。

こうすることによって鼻の形が整うのはもちろんのこと、上唇に厚みを持たせると同時に、カールを付けながら形を整えることができます。

真皮や口輪筋の状態や加齢による影響も考慮して、お客様一人ひとりのオリジナルプランを作成し、口元を整えます。

この術式は、切開とデザインの工程が非常に複雑です。

手術の難易度が上がってしまうので通常のクリニックでは対応していないことが多い術式ですが、当院では経験豊富な医師がカウンセリングから治療までの全てを担当することにより、お客様から非常に高い満足の声が寄せられています。

手間を惜しまず丁寧な術式を採用することによって、人中短縮後も骨切の必要なく、口元をすっきりとまとめることが可能です。

Demerit

人中短縮術のデメリット

鼻の穴が大きく膨らむ

人中短縮術で鼻の穴が見えてしまうケースの説明図

他院で人中短縮術を受けた結果、鼻孔が大きくなってしまったと他院からご相談にいらっしゃる方がいらっしゃいます。(eクリニックの施術ではこのようなことはありません)

人中短縮術後に鼻の穴が大きく見えてしまう原因は、デザインの甘さにあります。

お客様の人中の状態や鼻の形をしっかりと見極めずに施術を行うと、斜め上方向に小鼻が押し上げられてしまったり、人中の中心が唇側に引っ張られてしまったりするリスクがあります。

人中短縮後も鼻の穴のバランスを保ちたい場合は、人中短縮術のデザイン決定が重要なポイントとなります。

ガミースマイル状態になる

上唇をCカールを形成した症例

人中をまとめて切開して鼻側に引き上げる縫合を行った場合、皮膚の状態や筋肉の動きを全く考慮していませんので、不自然な仕上がりの人中となってしまいます。

人中部分が鼻側に無造作に引っ張られることによって、笑顔の際に歯茎が大きく覗く「ガミースマイル」状態になってしまうリスクがあります。

がミースタイルの状態を横から見ると、人中部分の厚み揃っておらず、不自然な口元になってしまっています。

ガミースマイルを避けるためには、人中の表皮や真皮、そして筋肉がそれぞれどのような働きをしているのかを考慮して、切除部分を計算する必要があります。

お客様の人中の状態や脂肪の付き具合によってどのような形状にどの程度切除を行うのか、しっかりと考慮することのできる医師に相談することが大切です。

イークリニックでは、この症例のようにガミースマイルにならないように適切に処理しています。

Point

小鼻の広がりと人中短縮術後の戻りを防ぐポイント

口元の皮膚の断面図

eクリニックでは、単純な皮膚の切除による人中短縮は行っておりません。

人中短縮術を行う際には、小鼻周辺の組織を鼻中隔軟骨に固定してから、口輪筋の筋肉も適宜固定していきます。

このひと手間をかけることによって人中と鼻の付け根を結ぶ部分が上に引っ張りあげられて、小鼻の広がりや、術後の後戻りを防ぐことが可能です。

Case

人中短縮術の症施術例

人中短縮術+鼻翼挙上術

人中短縮術と鼻翼縮小術を併用した症例

人中短縮術と鼻翼挙上術を用いて人中を短縮された方のお写真です。

人中が少し長いことが気になるとのご相談でしたが、小鼻と鼻柱のバランスも少し崩れていることがお判りいただけるでしょうか。

小鼻と鼻柱のバランスは、鼻柱が下に長く伸びていて、鼻先が逆三角形のような形になると、理想のお顔のバランスが取れているといわれています。

またこの方は鼻の穴が縦長で主張がやや激しい状態でしたので、人中短縮時に鼻孔の下部分を押し上げるように縫合して、鼻の穴の主張度を下げました。

人中短縮術でする実現【Cカールリップ】

cカールの症例写真

Cカールリップとは、上唇が上向きの内側にカールしている唇です。

上唇が可愛らしく整っていることによって、人中のカーブがCの文字の形状をしている状態を指すことばです。

人中を短くする切開と同時に行うCカールリップ形成は、ヒアルロン酸やボトックスのように体内に吸収されてしまう物質は用いません。

人中の厚みを変化させることによってCカールリップを実現しますので、半永久的に効果が持続します。

Recommend

人中短縮術をおすすめしたい方

人中短縮術をおすすめしたい方を解説している女性
  • 人中を短くして、顔のバランスを引き締めたい方
  • もったりとした口元を改善したい方
  • 上唇を厚くセクシーな印象にしたい方
  • 内側むきの上唇を、上向きにボリュームアップしたい方
  • 面長や、間延びした口元を改善したい方
  • 横顔の口元をすっきりとさせたい方
  • 笑った時に口元から除く歯茎を改善したい方

Downtime & Cautions

ダウンタイムや注意事項

副作用

だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱などを生じることがあります。
治療部位に熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
感染が起きた場合は、内服薬の服用や抗生剤点滴投与を行い、必要に応じて傷を再度開ける、もしくは新たに切開し膿を出すなどの処置を行います。
放置すると傷跡が残りますので、そうなる前に治療が必要です。

【稀に起こること】

糸が外れたり、傷口の治りが悪く、傷口がひらいてしまうことがあります。傷が開いた場合は、再度縫合します。
皮膚の下の組織を縫合した糸が露出することがあります。そのままにしておくと感染や傷跡の原因となるため、早急に抜去が必要です。
左右の大きさ、厚さが揃うように調整しますが左右対称にはなりません。
元々ある左右差や切除する粘膜や皮膚の量が左右で異なることが原因で、形や大きさ、厚さに左右差が生じることがあります。腫れている間は、仕上がりよりも左右差が目立ちます。腫れとは関係なく、もともとある左右差は解消されません。

腫れ・痛み等

術後1 週目までは目立つ腫れが生じますが、2週間~3週間週間ほどで落ち着きます。腫れが引いた後も患部には浮腫が残り、つっぱりが生じ動かしにくく感じる場合がございます。
お口周りのお施術は鼻下から上唇にかけて厚みを感じたり小鼻が広がって見えることがあります。
1ヶ月~3ヶ月程度で落ち着きすっきりと見えてきます。
内出血が強めに出た場合は腫れが長引く事があります。
粘膜の傷の場合、治りが良く傷跡もきれいになります。皮膚切開の場合、創部の傷の赤みは数ヶ月かけて白っぽい線へと変化し改善していきます。
術後3ヶ月程は硬くなりますが、徐々に柔らかくなってきます。

注意事項

術後は極力、口元を動かさないようにお過ごしくださいませ。傷痕の悪化につながります。

・会話は可能な限り控えてください。・ストローを使用するものでのお食事は避けてください。

・傷痕を見るために患部を引っ張るような動作は縫合部に負荷をかけている状態です。
絶対にお止めください。

・お食事の際に大きな口を空けないよう、少量ずつお口へ運んでください。

After Surgery

術後の注意事項と過ごし方

日常経過表当日3日目1週間後1ヶ月後
洗顔・シャワー傷口がお顔・鼻の方傷口以外は可
傷口が唇の方
お化粧傷口がお顔・鼻の方傷口以外は可抜糸翌日より可
傷口が唇の方
入浴不可抜糸後より可
フェイスマッサージ不可
歯の治療不可
※1週間目までは温めすぎると内出血・腫れは強くなりますのでシャワーは軽めに済ませてください。
※手術の状況・医師の指示により内容が変更になることがあります

Price

料金表

人中短縮術キャンペーン価格 209,000円(税込)
モニター価格 164,780円(税込)
微調整オプション
Cカール形成、皮膚口輪筋の厚み調整、鼻中隔固定
(後戻り予防)
キャンペーン価格 55,000円(税込)
モニター価格 55,000円(税込)

Doctor このページの監修医について

前澤 彬人 Akihito Maezawa

e clinic 大阪院 院長

経歴

略歴

  • 奈良県立医科大学医学部医学科卒
  • 三重大学医学部附属病院
  • Royal Orthopedic Hospital(整形外科)
  • 大手美容外科 梅田院
  • 大手美容外科心斎橋院 副院長就任
  • eクリニック 大阪院 院長

所属学会

  • 日本美容外科学会

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