クマ取り治療の痛みはどの程度?手術方法別に解説
実年齢よりも年上に見えたり、いつも疲れているように見えたりするのなら、それはクマが原因かもしれません。このように、あるだけで損をする原因になるクマですが、クリニックでクマ取りを受けることで改善を目指せるのです。
しかし、クマには複数の種類があるため、改善したいと考えるなら、まずはご自身のクマのタイプを知り、どの方法で改善を目指せるのかを知っておくことが大切です。
こちらのコラムでは、クマの種類と改善方法、クマ取りの種類と期待できる効果、クマ取りと痛みの関係をご紹介しています。
また、クマ取り方法の選び方についてもご紹介していますので、こちらもあわせて参考にしてください。
クマ取り治療・痛みが弱いのはどの種類?
クマ取りにはあらゆる種類があり、種類ごとに体が受けるダメージの度合いや術後の痛みの現れ方には差が生じます。
それでは、ご紹介してきた中で、術後の痛みが比較的少ない種類についてご紹介していきます。
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痛みが少ないのはこの種類
痛みが少ないクマ取りは、「ヒアルロン酸注入」「脂肪注入」「経結膜脱脂」「裏ハムラ法」です。
これらの方法では皮膚を切開したり組織を切除したりしませんので、患部のダメージが少なく、術後に起こる可能性がある痛みが軽いというメリットがあります。
詰まり、痛みに弱い方におすすめの方法だということですが、これらの方法だけでは改善できない症状もありますので、この点については理解を深めておく必要があります。
切開・切除を伴うクマ取りは痛い!?
しっかりとクマ取りをして理想の目元を目指したい場合では、皮膚切除や表ハムラ法がおすすめできるでしょう。
このクマ取りでは、患部が受けるダメージがやや大きいため、術後の腫れや内出血が強く現れることがあります。術後痛みを感じる場合がありますが、痛み止めを飲めばコントロールする事ができます。
また、縫合をするため、抜糸までは糸が付いた状態で過ごさなくてはなりません。
このように、切開や切除を伴うクマ取りにはデメリットがありますが、その一方で後戻りが少なく、効果を長期的に維持できるというメリットがあります。
当院は痛みに配慮してクマ取り手術をしておりますし、痛み止めを飲めば術後の痛みもかなり軽減できますので、痛みが不安な方はカウンセリング時に医師にご相談していただければと思います。コントロールできる痛みなので、痛みに関してはそこまで怖がらなくても大丈夫です。
クマ取りは痛みの強弱だけで選ぶと失敗します
クマ取りを受けるなら、できる限り痛みが弱い方法で受けたいと考えるかもしれません。
しかし、痛みの強弱だけでクマ取りの種類を選んでしまうと、あとで後悔する可能性が否定できないのです。
それでは、痛みの強弱だけでクマ取りを選ぶリスクをご紹介します。
手術前とほとんど変わらない
経結膜脱脂や裏ハムラ法は人気のクマ取りですが、これらの方法はたるみやシワが比較的少ない方に適した方法です。
そして、たるみやシワが進行している方がこれらの方法でクマ取りを行っても、手術前とあまり変わらない仕上がりになることがあるのです。
この点についてはカウンセリングで説明がありますので、説明をよく聞いた上で、受けるか否かを判断することをおすすめします。
短期間で効果が消失した
ヒアルロン酸は体内に吸収される性質があるため、長期的な効果は期待できません。
それならば脂肪注入で、という話になりますが、注入した脂肪は100%定着するわけではないため、時間の経過で手術前に近い状態に戻ることがあります。
つまり、効果が薄れた時点で再手術を検討しなければならなくなる可能性があるということです。
注入によるクマ取りは患部のダメージが少ないですが、長期的な効果をお望みなら、慎重に検討すべき方法だといえるでしょう。
当院のクマ取り治療の症例写真
クマの種類と改善方法について
クマは種類ごとにできる原因が異なるため、改善方法も異なります。
また、自力で改善を目指せるクマもあれば、クリニックでクマ取り受けない限り、改善が難しいクマもあります。
そして、前者では生活習慣の改善や化粧品によるケアである程度は改善を目指せますが、後者では注入治療や手術などでの対応が必要になることがあるのです。
それではまず、クマの種類と原因、改善方法から見ていきましょう。
青クマ
青黒く見えるクマは青クマと呼ばれ、血行不良が原因で起こると考えられています。
このタイプのクマは、目の下の皮膚を少し引っ張ると色が薄くなるという特徴があり、血行不良以外にも、過度な喫煙や睡眠不足、ストレスなどで起こりやすいと考えられています。
青クマは、適度な運動や睡眠を十分にとる、喫煙本数を減らすなどの対策で改善を目指せますが、青黒いだけでなく目の下の膨らみが目立つ状態であれば、クマ取り治療が必要になることがあります。
なお、クマの青黒さだけを改善したいのならヒアルロン酸注入や脂肪注入で対応できますが、目の下の膨らみが目立つ状態であれば、経結膜脱脂もしくはハムラ法で改善を目指す必要があるでしょう。
茶クマ
目の下が茶色っぽくくすみ、皮膚を引っ張っても色に変化が見られないなら、茶クマでできている可能性があります。
茶クマとは、紫外線による日焼けや強いクレンジングによる摩擦などが原因でできるクマで、青クマのように体の内部に問題があるのではなく、外部の刺激でできるという特徴があります。
つまり、色素沈着によるクマだということですので、紫外線対策と美白化粧品の使用で改善を目指せる可能性があるのです。
それでも茶クマが薄くならない場合では、ターンオーバーの遅れを疑わなくてはなりませんので、市販のピーリング剤で対応するか、クリニックのケミカルピーリングを受けてみると良いでしょう。
茶クマに加えて目の下の膨らみが目立つのなら、経結膜脱脂やハムラ法でのクマ取りがおすすめできる場合があります。
黒クマ
黒クマは影クマとも呼ばれ、加齢による皮膚のたるみと眼窩脂肪の下垂によってできるクマです。
このタイプのクマは、下まぶたの色そのものが黒っぽく変化するのではなく、皮膚のたるみと眼窩脂肪による膨らみによる影が黒く見えている状態です。
黒クマは、皮膚が伸びてしまっているところに加え、下垂してきた眼窩脂肪が前方に押し出されている状態ですので、クリニックのクマ取りで改善を目指す必要があるでしょう。
黒クマは、経結膜脱脂、皮膚切除、脂肪注入、ハムラ法のいずれか、もしくは複数のクマ取りの組み合わせで改善を目指せます。
赤クマ
赤くまも黒クマと同様、眼窩脂肪の下垂で目立つことがあるクマですが、黒クマが皮膚のたるみと眼窩脂肪の下垂が原因なのに対し、赤クマは眼窩脂肪の下垂と、その圧迫を受けた眼輪筋が原因という違いがあるのです。
この場合でも、眼窩脂肪が眼輪筋を前方に押し出させる原因になっており、かおかつ眼輪筋が赤く透けて見えている状態になっているため、クリニックのクマ取りで対処する方法がおすすめできるでしょう。
赤クマもまた、経結膜脱脂、皮膚切除、脂肪注入、ハムラ法のいずれか、もしくは複数のクマ取りの組み合わせで改善を目指せます。
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クマ取りの種類別・特徴と効果をご紹介
ご紹介してきた通り、クマ取りにはさまざまな種類があり、改善したいクマの種類によって使い分ける必要があります。
それではここで、クリニックで受けられるクマ取りの種類と期待できる効果についてご紹介していきます。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入とは、ヒアルロン酸を注射器で目の下に注入する方法です。
ヒアルロン酸注入には、青クマの色味を調節したり、窪み部分をフラットに整えたりする効果を期待できます。
また、ヒアルロン酸注入は数分間で終了し、しかも安価に受けられるクマ取りですので、今すぐに青クマを目立たなくさせたい、窪みをなくしたいという方におすすめです。
脂肪注入
脂肪注入は、目立つ目の下の窪みを改善したい場合や、青クマの色味を調節したい場合に用いられる方法です。
また、以下でご紹介する経結膜脱脂やハムラ法では改善が難しいゴルゴラインの改善目的で行われることもあります。
なお、脂肪注入はお客様ご自身から採取した脂肪を注入することになりますので、事前に脂肪吸引を受ける必要があります。
採取する脂肪の量は少量ではありますが、体にダメージを与えることは違いありません。
つまり、慎重に検討すべき方法だということです。
経結膜脱脂
経結膜脱脂は、下まぶたの内側から眼窩脂肪を除去する方法で、結膜を切開するため、表面に傷が残さずクマ取りを行えます。
しかも切開幅が狭いため、患部のダメージが少ないというメリットもあるのです。
ただし、この方法だけでは皮膚のたるみを改善できませんので、皮膚のたるみを改善したい場合では以下でご紹介する皮膚切除が必要になるでしょう。
目の下の皮膚切除
年齢を重ねると、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の体内量減少に伴い、どうしても目元のたるみが目立ってきます。
そして、このようなたるみ改善として役立つのが皮膚切除です。
ハムラ法
ハムラ法とは、眼窩脂肪を除去するのではなく、窪みが目立つ部分に移動させて固定することで、目の下をフラットに整えられるクマ取りです。
また、ハムラ法には表ハムラ法と裏ハムラ法があり、それぞれに手術の方法や得られる効果には違いがあります。
表ハムラ法
表ハムラ法とは、下まぶたの表面から皮膚を広く切開し、切開口から眼窩脂肪にアプローチして移動・固定する方法です。
また、表ハムラ法では眼窩脂肪の移動だけでなく、たるみの原因になっている皮膚や眼輪筋の一部を切除しますので、強い弛みでお困りの方にも対応できます。
ただし、眼輪筋を切除すると涙袋がなくなる可能性がありますので、涙袋を維持したい方は慎重に検討すべきクマ取りだといえるでしょう。
裏ハムラ法
裏ハムラ法では、表面ではなく内側の結膜から眼窩脂肪にアプローチし、移動と・固定する方法です。
また、この方法では眼窩脂肪の移動と固定のみ行い、皮膚や眼輪筋の切除は行いません。
そのため、涙袋はそのまま維持できますが、強い弛みがある場合では、術後でもそのまま残る可能性があります。
痛みに配慮したクマ取り治療のクリニック選びも重要
「eクリニック 大阪院」は、高品質な美容医療を低価格で提供することを目標に、多くの方の目元のお悩みに向き合っています。「クマが気になるけど、美容整形は高額で手が届かない…」といった理由で治療を諦めてしまう方が少しでも減るよう、優れた技術を手の届く価格で提供しています。
さらに、eクリニックでは、お客様が安心して施術を受けられるよう、全ての治療に保証制度を完備しています。
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