ボリューマの持続期間はどのくらい？効果や特徴を医師が解説！

ボリューマ

ボリューマの持続期間は？

ヒアルロン酸注入はたるんだ皮膚を実際に切除したりメスを使って切開したりする手術とは異なり、施術の効果が半永久的に持続することはありませんが、ボリューマは数あるヒアルロン酸のなかでも特に長期持続性に優れた製剤です。
ボリューマの持続期間はおよそ2年です。通常のヒアルロン酸だと、長くても1年と数ヶ月程であることを考えると、ボリューマがいかに高い持続性を持っているかが分かります。しかし、この2年という期間はあくまでも初回注射時の持続期間です。再注射後の持続期間は、個人差はありますが2〜5年だと言われています。
ヒアルロン酸は注入後、徐々に体内に吸収されていくという特徴があり、注入したヒアルロン酸が完全に吸収されたタイミングに合わせて再注射を行うことで、効果をより長く持続させることができるのです。
つまりボリューマは、適切なタイミングに合わせて継続して注入することで、その効果を限りなく永久的なものに近づけることができる製剤だと言えるでしょう。手術に抵抗がある方や費用を抑えたい方などにおすすめです。

ボリューマ

ボリューマとは

ボリューマはアラガン社が開発したヒアルロン酸の一種で、持続性の高さが特徴です。一般的なヒアルロン酸の持続期間はおよそ6〜18ヶ月ほどですが、ボリューマは約2年ものあいだ効果を持続させることができます。
ここからは、そんなボリューマの効果や安全性について詳しく解説します。

効果・目的について

ボリューマは、持続期間が長いことが魅力のひとつです。平均で2年ほど効果が継続し、再注射の際は持続力がより高くなります。そのため、頻繁にクリニックに通うのが負担な方におすすめです。
また、ボリューマはキープ力やリフト力も高い製剤で、皮膚表層の浅いしわよりも濃く深いしわや溝の改善に向いています。
主に、しわの改善によって老け顔を目立たなくして、若々しくふっくらした印象を演出する目的で使用されます。

安全性について

ボリューマを含むジュビダームシリーズは、しわと溝の治療に効果的な製剤として厚生労働省から認可を受けています。有効性と安全性が認められた高品質な製剤であり、安心して使用することができます。適切に使用すれば、アレルギー反応や感染症などの報告もほとんどありません。

主な注入箇所について

ボリューマの主な注入箇所は、頬、こめかみ、鼻筋、顎、ほうれい線、唇、フェイスラインなどです。弾性があり、しっかりとボリュームが出る製剤なので、形をはっきり維持させたい箇所や、やわらかさよりも弾力を出したい箇所への注入に適しています。
ボリューマはほかのヒアルロン酸製剤と比較してやや硬めの質感です。そのため目元や口元など皮膚が薄い、顔のデリケートな部分に対しての使用はあまりおすすめできません。

注入方法について

ボリューマの注入方法に複雑な手順はありません。しかし、しっかりと効果を出し、かつ持続させるためには、たしかな技術が必要となります。
まずはカウンセリングをおこない、注入箇所や注入量を決めます。クリニックによっては麻酔テープや麻酔クリームを用いることもできるので、痛みに弱い方は事前に確認しておくといいでしょう。次にボリューマを注射していきます。ボリューマは比較的硬めですが、なめらかさも兼ね備えているため極細の注射針でも注入することが可能です。
その後、施術箇所を冷やして完了となります。
ヒアルロン酸の注入そのものは10分もあれば完了します。

ボリューマ

ボリューマの特徴

ヒアルロン酸製剤には、それぞれ特徴や性質、メリットデメリットに違いがあります。
今回は、ボリューマが持つ主な特徴を3点解説していきます。

1．厚生労働省に承認されている

アラガン社が開発したジュビダームシリーズは、ボリューマを含めてすべて厚生労働省の承認を受けています。
厚生労働省に承認されている、ということは安全性やその効果の有効性が担保されているということです。そのため、品質や安全性を重視する方や確かな効果を実感したい方におすすめです。

2．高い持続性

ボリューマは、ほかのヒアルロン酸製剤の約3〜4倍の持続力を誇ります。その期間は平均して2年ほどですが、再注入時は最大で5年ほどと、ヒアルロン酸製剤の中でも特に持続性に優れているのが特徴です。頻繁にクリニックに通うのが面倒な方や、出費をできるだけ減らしたいと考えている方にも最適です。

3．自然な仕上がり

ボリューマは最新技術バイクロス製法で製造されているため、水分吸収による変形や膨張を抑えることができます。また、組織とのなじみがいいことから、肌の表面で凝固することもありません。硬めのヒアルロン酸であるにもかかわらず、自然な仕上がりを実現できる点は、ボリューマの大きな魅力の一つです。

ヒアルロン酸注入の効果を長期間持続させる方法

ヒアルロン酸の中でも持続性に優れたボリューマですが、どんなに長期持続性に優れていてもやはり効果の継続には限界があります。
｢せっかくお金をかけて施術を受けたのだからできるだけ長い間効果が持続してほしい｣
そう考える方のために、ボリューマだけでなく、ほかのヒアルロン酸注入においても役に立つヒアルロン酸注入の効果を長期間持続させる方法について解説していきます。
ヒアルロン酸の注射を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

注入箇所に応じて使用する製剤を変える

持続性の観点から考えると、ヒアルロン酸はすべてボリューマを使用すればいいのではないかと考える方がいるかもしれませんが、実はそうではありません。
ヒアルロン酸にはそれぞれの部位に適した製剤があり、またヒアルロン酸の種類によってメリットやデメリット、特徴や性質に違いがあります。
それぞれのお悩みや使用目的、どのような効果を得たいのかによって使用する製剤を適切に選択する必要があります。
たとえば、ジュビダームシリーズのボルベラは涙袋や唇のボリュームアップに適しており、ボラックスは鼻の高さを出したりフェイスラインを整えたりするのに適しています。
つまり、適切な製剤を用いることで、ヒアルロン酸の効果を長い間継続させ、さらにその効果を最大限発揮することに繋がるということです。

高品質なヒアルロン酸製剤を使う

比較的手軽に行えるヒアルロン酸注射の施術ですが、見落としがちな落とし穴が存在します。ヒアルロン酸製剤の品質です。価格の安さにばかり目を向け、品質は気にしていないという方は意外と多くいらっしゃいます。
しかし、低品質のヒアルロン酸製剤は、不自然な仕上がりや感染症・アレルギー反応などのリスクを高めるだけでなく、期待した効果が得られなかったり持続期間が短かったりなど、術後に公開しる可能性も高いです。安全性や確かな効果を実感したい方は、高品質なヒアルロン酸製剤を使用することをおすすめします。
ボリューマをはじめ、ジュビダームシリーズはすべて高品質な製剤であり、さらに厚生労働省の承認も得ているため安全性や有効性に関しても問題ありません。
ヒアルロン酸の注入を検討している方は、事前にクリニックが用いている製剤を確認しておきましょう。最近はクリニックのホームページなどで使用する製剤を公開しているクリニックも多いので、チェックしてみてください。公開されていない場合でも、問い合わせたりカウンセリング時に尋ねたりすることで回答を得られることもあります。

技術を持った医師に施術を任せる

ヒアルロン酸注入は、美容治療の中でもハードルが低く、比較的手軽な施術に入ると思います。しかし、注入位置などを誤ると、チンダル現象や凹凸感などの失敗に繋がるほか、十分な効果を得られない可能性も高くなります。
安全性や有効性を第一に考える方は、しっかりした技術を持った医師に施術を任せると安心です。とは言え、医師の技術力を見極められる自信がない、という方がほとんどではないでしょうか。簡単な指標の一つとして、症例数が多い医師・経験豊富な医師は技術が安定している傾向にあります。そのため、ヒアルロン酸注入の症例数が多い医師を選ぶといいでしょう。

術後の注意事項をしっかりと守る

ボリューマを含むヒアルロン酸注射では、ダウンタイムはほとんどなく、入院の必要等もありません。施術当日からメイク等も可能になりますが、患部に強い刺激を与えることは避けるようにしましょう。
まれに注入箇所に内出血が起こることがあります。内出血も徐々に解消されていきますが、痛みや腫れが強い場合、なかなか治らない場合はクリニックに連絡して適切に対処してもらうようにしましょう。
注意事項をしっかりと守ることで、不当なトラブルを回避し、十分な期間効果を持続させることができます。

ボリューマ

高品質低価格でボリューマを注射するなら

今回はボリューマの持続期間について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
ボリューマは、長期持続性と組織へのなじみのよさを兼ね備えた高品質なヒアルロン酸製剤です。顔がこわばったり笑顔が不自然に引きつったりすることなく、長期間効果を実感することができます。
ボリューマに限らず、ヒアルロン酸注入の効果をより長く持続させるためには、技術のある医師に施術を任せるのが一番です。
eクリニック大阪では、技術と経験の豊富な医師による、高品質・低価格を実現したヒアルロン酸注入を実現しています。ヒアルロン酸注射による美容治療を考えている方は、ぜひ当院のボリューマをご検討ください。

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