鼻のプロテーゼ
About
鼻プロテーゼとは
鼻プロテーゼとは、お客様ごとにオーダーメイドで作成した医療用シリコンを、鼻の内側から挿入する手術です。
ここで、異物を挿入するのは危険なのでは?という疑問が生じるかもしれません。
しかし、鼻プロテーゼで使用するシリコンは人体への安全性に配慮された種類であり、FDA(アメリカ食品医薬品局)認可の高品質なシリコンです。
そのため、挿入場所を間違えるなどのミスがない限り、挿入部分から飛び出てくるような心配はありません。
また、鼻プロテーゼは1回の手術で理想の鼻を目指すことができ、その効果は半永久的に持続します。
代表的な鼻整形には、鼻プロテーゼのほか、ヒアルロン酸注入という方法もありますが、鼻プロテーゼの効果が半永久的に持続するのに対し、ヒアルロン酸は時間の経過とともに元の状態に戻るという違いがあります。
つまり、何度も手術を受けたくない、効果の持続期間が長い手術を受けたいといった方に向いているのが鼻プロテーゼだということです。
メリット
鼻プロテーゼのいちばんのメリットは、1回の手術でシュッと細い鼻筋を目指せるという点にあります。
日本人に多い悩みのひとつとして挙げられるのは、鼻の付け根から鼻筋までが低く、立体感が出ないということです。
そして、この状態がお悩みになっている方が多いという話を耳にすることがありますが、鼻プロテーゼを受けてしまえば、そのようなお悩みも解消できるのです。
それだけでなく、鼻プロテーゼを受ければ、目立つ鷲鼻も滑らかに整えることができます。
また、鼻プロテーゼはお客様一人ひとりの顔バランスを確認した上で、オーダーメイドで作成しますので、自然な仕上がりを期待できるというメリットもあります。
さらに、鼻プロテーゼは鼻の内部から挿入するため、外部に傷跡が残らないというメリットもあります。
つまり、整形したことがバレにくい手術になります。
デメリット
鼻プロテーゼには、ダウンタイムが長く、定着までに時間がかかるというデメリットがありますが、それは皮膚を切開して異物を挿入するためです。
異物が挿入されてくると、体内では鼻プロテーゼを組織化する働きが強まりますが、この働きによって鼻プロテーゼが定着する期間には個人差があります。
つまり、お客様の体質や年齢によっては組織化に時間がかかり、ダウンタイムが長引く可能性があるということなのです。
また、挿入場所を間違えてしまうと、鼻筋が曲がるなどのトラブルに見舞われるリスクが高まるというのも、鼻プロテーゼのデメリットとして捉えておく必要があるでしょう。
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鼻のプロテーゼはこんな方におすすめです
鼻プロテーゼは以下の方におすすめです。
- 効果の持続期間が長い鼻整形を受けたい
- 鼻筋が通った立体感のある顔を目指したい
- 立体メイクの時間を削減したい
- 目立つ団子鼻を改善したい
- 1回の手術で理想の鼻を形成したい
- 鷲鼻を改善したい
鼻プロテーゼは1回の手術でシュッと細い鼻筋を目指すことが可能で、その効果は半永久的に持続します。
たとえば、ヒアルロン酸の注入での鼻整形には、手術の必要がなくダウンタイムがほとんどないというメリットはありますが、長期的に形状を維持できないというデメリットがあります。
一方、鼻プロテーゼは手術による手術でダウンタイムが長いというデメリットはありますが、長期的に形状を維持でき、再手術の必要がほぼないというメリットがあるのです。
さらに、日本人に多いといわれるのが団子鼻ですが、鼻プロテーゼで鼻筋を通せば、団子鼻もかなり目立たない状態に修正できます。
鼻プロテーゼには、鼻筋を通す、鼻に高さを出す、鷲鼻を修正できるというメリットがあります。
important point
鼻のプロテーゼの注意点
鼻プロテーゼを受ける際には、以下の点に注意してください。
安全面
不潔なプロテーゼを鼻に挿入すると感染症などのトラブルに見舞われる場合があります。当院では滅菌処理した安全面を重視したプロテーゼを使用しています。
知識と経験が豊富な医師に手術を任せる
鼻プロテーゼは、骨膜下という部分に挿入し、正しい位置に挿入されていれば、完成後にずれたり飛び出してきたりする心配はありません。
ところが、知識や経験が少ない医師が手術を担当してしまうと、骨膜上という部分に鼻プロテーゼを挿入してしまい、完成後に位置がずれるなどのトラブルが起こる可能性があるのです。
鼻は目立つパーツですので、万が一ずれてしまったらショックですし、失敗したと感じる可能性が高いでしょう。
そしてそうならないためには、知識と経験が豊富な医師に手術を任せなくてはなりません。
知識と経験が豊富な医師なら、手術ミスをする可能性は極めて低いですし、お客様の顔立ちに合った鼻プロテーゼをデザインして挿入しますので、満足できる結果を得られるでしょう。
医師の見解を受け入れて手術を受けることが大切
鼻プロテーゼは顔の印象を変える手術であるため、入念なカウンセリングを行い、お客様と医師が仕上がりイメージを共有した上で行う必要があります。
そして、ここで注意していただきたいのは、お客様ご自身の希望を押し通そうとしないということです。
というのは、お客様が望んだとしても、医師が不適切だと判断した場合には、お客様が希望するデザイン通りの手術を行わない場合があるからです。
たとえば、極端に高い鼻を形成した場合では、鼻だけが浮き上がって見える仕上がりになる可能性があります。
そうなると、鼻整形を受けたことが周囲にバレやすくなるばかりか、不自然な仕上がりで顔全体のバランスが崩れてしまうことになるのです。
つまり、鼻プロテーゼを受ける際には、カウンセリングで医師が提案した内容をひとまず受け入れ、納得できた場合に手術を受けることが大切だということですね。
Downtime & Cautions
ダウンタイムや注意事項
鼻プロテーゼを受けた当日には、強い腫れや内出血が見られ、この状態は1週間程度続きます。
また、手術後には2日間テープで固定し、3日目には医師の判断で外すことができます。
なお、強い腫れや内出血は、手術後1週間経過後から少しずつ引いていきますが、この段階ではまだ鼻プロテーゼが定着していないため、注意深く生活する必要があるのです。
それでは、鼻プロテーゼのダウンタイム期間中の注意点をご紹介しましょう。
洗顔・メイク
テープ固定中には、洗顔・メイクともに行えません。
また、テープ固定が外れれば洗顔もメイクも行えるようにはなりますが、この段階では鼻プロテーゼが安定していないため、なるべく鼻に触れないように注意しましょう。
その点で考えるなら、クレンジングにも要注意とということになりますので、クレンジング中にも鼻に余分な力を加えないように注意する必要があります。
入浴
シャワーは手術の翌日から行えるようになりますが、その際には顔を濡らさないように注意してください。
また、入浴は手術後1週間後から可能になりますが、熱い湯船に浸かって体を温めると、血液の循環が促進されて腫れや内出血が長引く原因になります。
つまり、ダウンタイムが長引くリスクが高まるということですので、入浴する場合には体を温めすぎないように注意しましょう。
運動
鼻プロテーゼは手術後約1カ月程度で落ち着きますが、それまでの間は、とにかく顔を守ることに注力しなければなりません。
つまり、運動を行うにしても、手術後1か月間は控えて安静に過ごす必要があるということです。
特に球技は、顔に球体が当たる可能性があるため、細心の注意を払って行わなくてはなりません。
鼻プロテーゼが安定する前に衝撃を加えてしまうと、鼻プロテーゼがずれたり変形したりする原因になりますので、十分に注意しましょう。
飲酒
手術後の腫れや内出血は2~3日目にピークを迎え、その後は少しずつ引いていきますが、傷口は完全に塞がっていないため、血行を促進する飲酒は最低でも1週間は控えてください。
また、飲酒で足元がふらつくと、転倒によって鼻をぶつけるリスクが高まりますので、飲酒するにしても、量には十分注意しなければなりません。
特に手術後1週間は大事な時期で、この間に鼻をぶつけるなどすると、仕上がりに悪影響が及ぶことがあります。
喫煙
喫煙は毛細血管の収縮につながり、血行不良の原因になりますので、手術後1か月間は控えてください。
患部に血行不良が起こると、傷口がなかなか塞がらない、炎症が起こるなどのトラブルを引き起こしやすくなります。
これは電子タバコでも同様ですので、鼻プロテーゼを受けたのなら、最低でも1か月間の禁煙を実践しましょう。
眼鏡の使用
手術後1週間程度は、患部が不安定な状態になっているため、眼鏡の使用は極力避けましょう。
軽く眼鏡をかけたくらいであれば、患部に悪影響が及ぶことはないと考えられます。
一方、何かの拍子に患部を眼鏡で押さえつけるようなことがあると、鼻プロテーゼがずれるリスクが高まります。
眼鏡を長時間使用するなら、手術後1カ月間は控えることが大切です。
なお、眼鏡の使用については医師から説明がありますので、説明に従って使用するようにしてください。
フェイスマッサージ
フェイスマッサージは、鼻プロテーゼが安定する1カ月後まで待って行ってください。
鼻以外の部分であっても、皮膚に刺激が加われば、鼻プロテーゼにも悪影響が及ぶ可能性がありますので、フェイスマッサージは最低でも1か月間は行わないように注意しましょう。
副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱などを生じることがあります。
手術部位に熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
感染が起きた場合は、内服薬の服用や抗生剤点滴投与を行い、必要に応じて傷を再度開ける、もしくは、新たに切開し膿を出すなどの処置を行います。
放置すると傷跡が残りますので、そうなる前に手術が必要です。
腫れ・痛み等
施術後は腫れやむくみがあります。
目立つ腫れは1週間程度で生じますが、2~3週間ほどで落ち着きます。
内出血は1〜2週間程度消失します。
腫れや浮腫みにより、一時的に小鼻の厚みや大きさに左右差が生じることがあます。術後1ヶ月は効果が実感できないことがあります。
傷口が粘膜の傷の場合、治りが良く傷跡もきれいになります。
皮膚切開の場合、創部の傷の赤みは数ヶ月かけて白っぽい線へと変化し改善していきます。術後3ヶ月程は装備が硬くなりますが、徐々に柔らかくなってきます。
注意事項
飲酒・喫煙は手術後1週間は中止してください。
その後もむくみや腫れ、傷の治りの遅れとなる為1ヶ月はなるべくお控えください。
After Surgery
術後の注意事項と過ごし方
日常経過表 | 当日 | 24時間〜2日目 | 3日前〜7日目 | 1週間後 | 1ヶ月後 |
---|---|---|---|---|---|
テープ固定 | 着用 | 1週間目まで着用。3日目以降外す場合は医師に要確認 | 可 | ||
洗顔・お化粧 | 不可 | 不可 | 固定中は不可 | 可 | |
シャワー | 不可 | 首から下は可 | 全身可 | ||
シャンプー | 不可 | 不可 | 可 | ||
入浴(湯舟) | 不可 | 可 | |||
メガネ | 可・不可かは医師の指示により看護師より説明いたします | 可 |
Q&A
鼻のプロテーゼのよくあるご質問
鼻のプロテーゼとはどのような手術ですか?
鼻のプロテーゼは、鼻に人工のインプラントを挿入することで、鼻筋を整え、鼻に高さを出す美容整形です。プロテーゼを挿入することで、鼻筋を通すだけでなく、鼻先をシャープにしたり、顔全体のバランスを整えることができます。プロテーゼの形状は、お客様のご希望や顔の形に合わせてカスタマイズすることができますので、自然で理想的な仕上がりを実現できます。
鼻のプロテーゼの効果はどのくらい持続しますか?
鼻のプロテーゼの効果は基本的に半永久的です。一度挿入されたプロテーゼは、問題がない限り取り除く必要がなく、長期間にわたって理想の鼻の形を維持することができます。しかし、経年変化や加齢による変化によって、プロテーゼの位置が変わることがあるため、定期的なチェックがおすすめです。
鼻のプロテーゼ手術は痛いですか?
鼻のプロテーゼ手術は、麻酔を使用して行われますので、手術中に痛みを感じることはありません。術後には軽い炎症や腫れが生じることがありますが、痛み止め(処方いたします)で対処できます。痛みが心配な方は、どうぞお気軽に医師までご相談下さい。
鼻のプロテーゼ手術はどんな方におすすめですか?
鼻のプロテーゼ手術は、鼻筋をはっきり通したい方や、鼻を高くして顔全体のバランスを整えたい方におすすめです。また、ヒアルロン酸注入などでは満足できなかった方や、より長期間にわたって効果を維持したい方にもおすすめです。
鼻のプロテーゼとヒアルロン酸注入の違いは何ですか?
鼻のプロテーゼは、インプラントを挿入するため、半永久的に効果が持続し、鼻の形を根本的に変えることができます。一方、ヒアルロン酸注入は、比較的手軽でダウンタイムは短いのですが、効果持続期間が限定的(半年〜1年程度)であり、定期的なメンテナンスが必要です。
鼻のプロテーゼは取り除くことはできますか?
鼻のプロテーゼは取り除くことが可能です。プロテーゼの形状(鼻のデザイン)を変えたい場合、またはプロテーゼによるなんらかのトラブルが発生した場合には、取り除くための手術を行うことができます。プロテーゼの取り外し(除去手術)については、eクリニックの医師までご相談下さい。
Price
料金表
プロテーゼ | キャンペーン価格 80,000円(税込88,000円) |
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部分モニターキャンペーン価格 69,800円(税込76,780円) |
Doctor このページの監修医について
円戸 望 Nozomi Endo
e clinic 統括院長
経歴
略歴
- 富山大学医学部医学科卒
- 高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
- Fort Wayne Parkview 病院
- 厚生連高岡病院
- 金沢医科大学付属病院
- 湘南美容クリニック新宿本院
- 湘南美容クリニック新宿南口院
- 湘南美容クリニック新潟院 院長就任
- 湘南美容クリニック金沢院 院長就任
- 2020年eクリニック金沢院開院
- 大手美容クリニック修正手術技術指導医
- 2021年eスキンクリニック開院
- 2022年富山院開院
- 2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
- 2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院