鼻のヒアルロン酸
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鼻をもう少し高くしたいけれど、美容整形手術は怖い。そのような方におすすめなのが、ヒアルロン酸を鼻に注入する方法です。
鼻のヒアルロン酸には、その場で鼻の雰囲気を変えられるだけでなく、ダウンタイムがほぼないという特徴があります。学校や仕事を休めない方にはお勧めの施術です。
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About
鼻筋を高くするヒアルロン酸とは
鼻筋を高くするヒアルロン酸は、注射器でヒアルロン酸を鼻筋に注入する施術で、プロテーゼを挿入するような手術の必要がなく、気軽に鼻の雰囲気を変えられるという特徴があります。
また、ヒアルロン酸の注入量を調節できることから、顔全体のバランスを確認した上で適正量を注入でき、自然な仕上がりを期待できるという特徴もあるのです。
なお、鼻のヒアルロン酸は手術を行わない美容整形であることから、プチ整形と呼ばれるジャンルに分類されています。
メリット
鼻筋を高くするヒアルロン酸のいちばんのメリットは、注射器1本で施術を受けることができ、ダウンタイムがほとんどないという点にあります。
美容整形というと、皮膚を切開して縫合し、長期間のダウンタイムに耐えなければならないというイメージがあるかもしれません。
確かに、皮膚を切開したり切除したりする美容整形手術の場合では、組織が治癒するまでのダウンタイム期間があり、施術内容によっては仕上がりまでに数か月間を要することがほとんどです。
そしてその間には、腫れや内出血、痛みなどが強く出ることがありますが、鼻筋を高くするヒアルロン酸なら注射のみの施術となるため、ダウンタイムはほとんどありません。
つまり、施術当日から普段通りの生活を送ることができるということです。
鼻筋を高くするヒアルロン酸の施術で最も心配なのは、「不自然な仕上がりにならないのか」という点です。
しかし、注入量を調節できるヒアルロン酸の施術なら、医師が顔全体のバランスを確認しながら行うため、不自然な仕上がりになることはほぼありません。
さらに、ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収させる成分であるため、人体に悪影響を及ぼす心配がないというメリットもあるのです。
鼻整形には興味があるけれど失敗が怖いという方は、ひとまず鼻のヒアルロン酸の施術を受けてみて、その後にプロテーゼや鼻尖形成、鼻中隔延長といった鼻整形をしてみるのも一つの選択肢です。
デメリット
鼻にヒアルロン酸を注入する場合、鼻の付け根や鼻筋への注入には向いていますが、鼻先への注入には向いていません。
それは、鼻先にヒアルロン酸を注入してしまうとヒアルロン酸が周囲に広がり、団子鼻のようになってしまう可能性があるからです。
つまり、鼻全体を高くすることが困難な施術だということなのです。
また、ヒアルロン酸は体内に吸収される成分のため、効果の持続期間が短いというデメリットもあります。
持続効果が短いということは、万が一失敗したと感じても元に戻せるということです。
しかし、持続効果が短ければ、効果が消失したタイミングで再施術が必要になるということでもあります。
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鼻筋を高くするヒアルロン酸はこんな方におすすめです
鼻筋を高くするヒアルロン酸は以下の方におすすめです。
- 手術を受けずに鼻を高くしたい
- その場で効果を実感したい
- お手軽な鼻整形を受けてみたい
- 学校や仕事を休めない
- バレにくい鼻整形を受けたい
- 平面顔を改善したい
- プロテーゼ挿入の前に鼻整形の仕上がりを確認しておきたい
鼻筋を高くするヒアルロン酸は注入後すぐに効果を実感でき、不足していると感じた場合ではその場で追加注入できます。
つまり、その場で理想の鼻になりたいという方におすすめの施術だということです。
また、ヒアルロン酸を注入するは極細の注射針を使用するため、注入痕はほとんど目立ちません。
そして特筆すべきは、鼻筋を高くするヒアルロン酸はダウンタイムがほとんどないため、学校や仕事を休むことなく施術を受けられるという点でしょう。
ダウンタイムが長い施術を受ける際には、腫れや内出血、痛みがおよそどれくらいの期間続くのかを確認し、スケジュールを調整しなければなりません。
一方、ダウンタイムがほとんどない鼻のヒアルロン酸なら、ダウンタイムを気にすることなく施術を受けられます。
また、上記では鼻筋を高くするヒアルロン酸の効果持続期間について触れましたが、ヒアルロン酸は効果が切れるまでに数か月1回注入することで、形をキープすることができます。
important point
ヒアルロン酸の注意点
鼻筋を高くするヒアルロン酸を受ける際には、以下の点に注意してください。
適切なヒアルロン酸を使用している美容外科を選ぶ
ヒアルロン酸は数種類に分類されており、鼻や波が袋、唇、ほうれい線、バストなど、注入部位によって種類を使い分けます。
それは、ヒアルロン酸の種類によって粒子の大きさに違いがあり、部位ごとに使い分ける必要があるからです。
この点については、信頼と実績がある美容外科に任せれば心配ありませんが、実績がほぼなく、知識や経験が少ない医師が施術を担当している美容外科では注意が必要です。
鼻のヒアルロン酸に用いる製剤の種類については、カウンセリング時に医師から説明がありますので、使用するヒアルロン酸の性質をよく理解した上で施術に臨みましょう。当院では主にアラガンジャパン社のボラックスを使用しています。アラガンジャパン社の正規品の場合、パッケージに日の丸のマークがあります。品質管理された厚生労働省認可のヒアルロン酸を使用しています。
知識と経験が豊富な医師に施術を任せる
鼻のヒアルロン酸は追加注入できる施術です。ただし、注入場所を間違えたり、1回あたりの注入量が多すぎたりした場合では、鼻筋が少しずつ太くなることがあります。
もちろん、追加注入で必ず鼻筋が太くなるのかといえば、そのようなことはありません。
しかし、お客さんの希望通りの量で注入したり、注入部位が少しずれていたりした場合では、鼻筋が太くなるトラブルが起こりやすくなるのです。
このようなミスは、知識と経験が豊富な医師が冒す可能性は低いですが、知識が少なく熟練度が低い医師が担当した場合では起こり得ます。
つまり、ヒアルロン酸の施術を受けるなら、知識と経験が豊富な医師に任せることが大切だということです。
施術当日の飲酒は控えたほうが良い
鼻のヒアルロン酸はダウンタイムがほとんどない施術ではありますが、すべの方がダウンタイムがまったくないとということではありません。
稀に腫れや内出血、むくみが体質やその日の体調にによって現れる場合があります。内出血は1週間程度残る方もいらっしゃいます。
もちろん、内出血はメイクで隠せますが、念のため、施術当日の飲酒を伴う食事会は控えた方が無難です。
Downtime & Cautions
ダウンタイムや注意事項
鼻のヒアルロン酸は注射1本で行える施術ですが、施術後に注意点を守らなかった場合では、ダウンタイムが長引くリスクが高まります。
なお、鼻のヒアルロン酸で見られる腫れや内出血、むくみは2~3日程度続きますが、その後は1週間程度かけて目立たない状態にまで回復します。
洗顔・メイク
鼻のヒアルロン酸を受けた当日から、洗顔やメイクを行えます。ただし、メイクは注入部位を避けた行ってください。
なお、施術直後には少々出血が見られることがありますので、この場合では出血が止まったことを確認してからメイクをしてください。
入浴
シャワーは、施術当日から行ってもかまいません。
ただし、湯船で長時間体を温めてしまうと、血液の循環が促進されて、腫れや内出血が悪化することがあります。そのため、入浴は翌日からになります。
ただ、当日湯船に浸かりたいなら、ややぬるいと感じる温度に調整して、5分以内で済ませるようにしましょう。
また、サウナや岩盤浴も施術の翌日から行えますが、強い腫れや内出血が見られる場合では、2~3日程度は控えたほうが良いでしょう。
運動
施術を受けた当日には、激しい運動を控えましょう。
それは、激しい運動で血液の循環が促進されると、腫れや内出血が悪化してダウンタイムが長引くリスクが高まるからです。
また、運動そのものは施術の翌日から行えますが、長時間の激しい運動は、腫れや内出血を悪化させる可能性があるので、なるべく控えましょう。
フェイスマッサージ
フェイスマッサージでヒアルロン酸が移動する可能性はほぼありませんが、腫れや内出血が完全に引くまでは、控えておいたほうが良いでしょう。
目安としては、施術後2週間が要注意期間となります。
なお、患部に強いマッサージを施すと、わずかに効果の持続期間が短くなることがありますので、フェイスマッサージをするのなら、なるべく鼻に強い力を加えずに行うことを心がけてください。
鼻をかむ際にはここに注意
鼻のヒアルロン酸を受けた当日から鼻をかんでも構いませんが、強くかんでしまうと、ヒアルロン酸が変形する場合があります。
花粉アレルギーなどで鼻をかむ回数が多い方は、なるべく花粉シーズンを避けて施術を受ける方向で考えてみると良いでしょう。
Price
料金表
ジュピダームビスタ®︎ボラックス 1cc | ¥54,780(税込) |
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ジュピダームビスタ®︎ボラックス 0.3cc | ¥27,280(税込) |
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HIRAX(ヒアルロン酸溶解剤)1cc | ¥33,000(税込) |
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Doctor このページの監修医について
志藤 宏計 Hirokazu Shidou
e clinic 大阪院副院長
経歴
略歴
- 新潟大学医学部医学科
- 大田原赤十字病院
- 慶応義塾大学病院
- 慶応義塾大学 医学部形成外科学教室
- 慶応義塾大学病院形成外科
- 東京都立小児総合医療センター形成外科
- Bloomfield Hospital
- Oxford University Hospital Craniofacial Unit
- Birmingham Children’s Hospital Craniofacial Unit
- 大阪市立総合医療センター 形成外科
- 大和市立病院 形成外科
- 大手美容外科 院長
- eクリニック 大阪院
資格
- 日本形成外科学会専門医•指導医
- 日本頭蓋顎顔面外科学会専門医
- 日本形成外科学会小児形成外科分野指導医
- オンコプラスティックサージャリー学会実施医師
所属学会
- 日本形成外科学会
- 頭蓋顎顔面外科学会
- 日本口蓋裂学会
- 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
- 日本マイクロサージャリー学会