涙袋へのヒアルロン酸注入で得られる効果は?美容外科医が徹底解説!
涙袋へのヒアルロン酸注入はメスを入れずに施術できる美容整形として人気です。涙袋は年齢とともに眼輪筋という筋肉が衰えていくことでなくなっていきます。瞳を大きくみせたい方ややわらかい目元の印象にしたい方、もともと涙袋がなかった方にもおすすめのプチ整形です。
今回は涙袋ヒアルロン酸注入についての効果やメリット・デメリット、失敗しないための対策についてご紹介します。
気軽に受けられると深くリサーチせず美容外科を選んでしまい後悔する前に、涙袋ヒアルロン酸注入を検討している方、プチ整形に興味がある方はぜひ参考にしてください。
涙袋ヒアルロン酸の効果
涙袋のふくらみがあることで瞳が大きくみえ、小顔効果や印象を柔らかくみせることができますが、年々衰えていく筋力とともに涙袋もしぼんでしまうことをご存じでしょうか。もともと涙袋は眼輪筋という筋肉が発達してできています。生まれつきしっかりと涙袋があった方も、筋肉が衰えれば次第にボリュームがなくなってしまうのです。年齢による筋肉の衰えのほかにも、スマホやパソコンを長時間見続けることや、コンタクトレンズの使用などは目元の筋肉全体に負荷をかけてしまいます。
そこで効果的なのがヒアルロン酸注射です。ヒアルロン酸は、粘り気のあるゼリー状の物質で人間の体内にもともと存在している成分。肌にうるおいやハリを与える、関節の動きを滑らかにするなどの効果があります。そのため、美容業界では美容成分としても幅広く使用されています。このヒアルロン酸を涙袋に注入することで、ぷっくりとボリュームのある涙袋を取り戻すことができるのです。もちろん、生まれつき涙袋のボリュームが少ない方にも効果を発揮します。
涙袋ヒアルロン酸とは
涙袋ヒアルロン酸注入は、下まぶたに膨らみを与え、瞳を大きく柔らかい印象にすることができるメスを入れない美容整形です。
年齢とともにボリュームがなくなった涙袋にはもちろん、もともと涙袋がなかった方でも膨らみを作ることができます。
ジェル状のヒアルロン酸製剤を涙袋に注入すると、もともと涙袋の部分にあったヒアルロン酸とジェルが合体し、厚みができます。また、ヒアルロン酸はもともと人間の体内に存在している成分なので、注入したときのアレルギー反応や副反応がほとんどありません。ダウンタイムも短いため、気軽に施術を受けることができます。
効果の持続期間
注入したヒアルロン酸は、少しずつ体内に吸収・分解されていきます。それに伴って徐々に効果が薄れていきます。涙袋はヒアルロン酸の吸収が比較的遅い部位ではありますが、持続期間は約半年~18ヶ月程度です。ただ、ボルベラなどは12ヶ月から18ヶ月ともいわれています。ヒアルロン酸の種類によって長さが変わりますが、持続期間は個人の体質にもよって変わります。
半永久的に持続するものではないため、効果が薄れてきたと感じたタイミングで再度ヒアルロン酸を注入することが推奨されています。定期的に涙袋ヒアルロン酸注入することで長期的な効果が期待できます。
ただし、使用するヒアルロン酸製剤や体質によっても変わってきますので医師との相談が必要です。
メリット・デメリット
涙袋ヒアルロン酸注入にもメリット・デメリットはあります。
涙袋ヒアルロン酸注入はデザインや注入するヒアルロン酸の量を調節することで自分の理想とする涙袋を自由自在に作ることができます。5分程度で施術可能なため、気軽に受けることが可能です。また、痛みが少なくダウンタイムも短いといった点がメリット。個人差はありますが腫れが出た場合でも3日程度で治まり、内出血もメイクで隠せる程度です。
また、仕上がりが気に入らなくてもヒアルロン酸は体内に吸収されていくため、個人差はありますが時間が経つと自然ともとに戻っていきます。どうしてもという場合にはヒアルロン酸分解注射を打つことですぐに溶かして取り除くことも可能です。
一方、効果が永続的で無い点はヒアルロン酸注射のデメリットだと言えるでしょう。前述した通り、ヒアルロン酸は少しずつ体内に吸収されていくため、徐々に効果が薄れてしまいます。長期的に効果を持続したい方は定期的に涙袋ヒアルロン酸注入をしなければなりません。
また、下まぶたに関連するほかの美容整形との同時併用ができない場合があるため注意が必要です。
ほかにも、施術を受ける医師の経験や技術次第で仕上がりが大きく変わります。涙袋は皮膚が薄い部位なので、施術には高度な技術が求められるのです。
クリニック・医師選びのポイントについては記事の最後でまとめているので、気になる方は要チェックです。
ダウンタイムの期間と症状
ヒアルロン酸注射はメスを入れない美容整形ですが、目の下・涙袋は皮膚が薄いため、腫れや内出血が出る場合があります。ほかにも、施術直後は目元の違和感や痛みなどもあります。
腫れやむくみが出た場合3日程度で治まっていきますが、内出血が出た場合は1週間~2週間程度は治るまでにかかる場合があります。どの症状もメイクで隠せる程度ではありますが、大切な用事の前などは施術を控えるのが無難です。
使用するヒアルロン酸製剤
ヒアルロン酸製剤にも様々な種類があり、硬さや弾力など製剤によって異なります。
涙袋は皮膚が薄く、表情の変化によって動きやすい部分でもあるため、柔らかいヒアルロン酸製剤が適していると言われています。
ここでは、eクリニックで使用しているヒアルロン酸製剤についてご紹介します。
レスチレンビタールライト
レスチレンビタールライトは粒子が非常に細かく肌なじみがいいため、目の下や涙袋に注入するのに適しています。皮膚が薄くデリケートな目元に適しており、ナチュラルなボリュームアップを叶えることが可能です。細かい単位で少しずつ注入できるので、効率的に涙袋のボリュームアップを叶えてくれます。
ボルベラXC
ボルベラXCは、厚生労働省の認可を受けているアラガン社のジュビダームシリーズのヒアルロン酸製剤です。柔らかさがあるタイプのヒアルロン酸製剤なので、皮膚が薄くデリケートな目の下や唇、涙袋に入れるのに適しています。組織へのなじみが良いため、ナチュラルで自然な印象に仕上がるのが特徴です。
また、効果の持続期間が長く、注入後1年から18ヶ月程度は効果の持続が期待できます。
涙袋ヒアルロン酸で失敗しないための対策
涙袋へのヒアルロン酸における失敗は、そのほとんどが医師の経験・技術不足によるものです。そのため、涙袋ヒアルロン酸注入を受ける前に、施術を受ける美容外科をしっかりと選ぶことで失敗やリスクを大幅に軽減することができます。涙袋ヒアルロン酸注入に関して経験や実績のある美容外科を選ぶことのほかに、複数の美容外科でカウンセリングを受け、比較することが大切です。
ここからは、失敗しないクリニック・医師選びのコツについてご紹介します。
正規品のヒアルロン酸を使用している。
ボルベラXCはアラガンジャパン社の正規品の場合、パッケージに日本の国旗が記されています。eクリニックでは正規品のボルベラXCを使用しています。
クリニックの口コミや評判をチェック
まずはクリニックの情報を集めましょう。その際に参考になるのがSNSや掲示板の口コミ情報です。実際にそのクリニックで施術を受けた方が口コミ・レビューを書いているので、よりリアルな意見を取り入れることができます。クリニックの衛生環境やスタッフの対応まであらゆる事柄を参考にすることが可能です。衛生環境が整っていないクリニックで施術を受けると、細菌感染などのリスクが高くなってしまうため、十分注意してください。
一つの口コミ・レビューだけを鵜呑みにするのは避け、必ずいくつかの情報源から複数の口コミ・レビューを参考にするようにしてください。
また、良い口コミはもちろん、悪い口コミも合わせて目を通しておきましょう。
確かな技術を持つ経験豊富な医師に任せる
経験豊富な医師は様々な患者様の目元をみてきています。そのため、目元の状態を確認しながら理想の涙袋を作るためにどのようにするべきか適切な判断をしてくれます。
医師の症例数や実績が公開されている場合、そちらを参考にしましょう。また、医師のブログやSNSでも症例写真が見られる可能性が高いです。自分の理想イメージに近い症例写真があれば、その医師に施術を任せるのもおすすめです。
カウンセリングは丁寧におこなう
たとえメスを入れない美容整形だとしても、経験がない方にとっては分からないことが多く、不安も大きいことでしょう。
ダウンタイム中の症状や施術費用、どんな目元にしたいのか、注入するヒアルロン酸の量や種類などを事前に細かく確認することで不安も軽減できます。自分の理想とする目元に近づけるためにも、しっかりとカウンセリングを受けるようにしましょう。
詳しく説明してくれる医師であれば信頼でき、安心して施術を任せることができます。
涙袋のヒアルロン酸注入はeクリニックへ
本記事では涙袋へのヒアルロン酸注射の効果についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
涙袋ヒアルロン酸注入はメスを入れない美容整形として人気の高い施術方法です。
気軽に受けることができ、注入するヒアルロン酸の量で理想の涙袋に仕上げることができます。毎朝のメイクの時短や顔の印象を少し変えたい方にもおすすめです。
デメリットやリスクは比較的少ないものの、ゼロではありません。施術する美容外科を選ぶ際は慎重に、しっかりと検討することが重要です。
eクリニックでは高品質な美容医療を低価格で提供しています。目元の施術経験が豊富な腕のいい医師が丁寧に施術をおこなっているため、安心してご来院いただけます。涙袋に限らず、目元の状態でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。