ヒアルロン酸溶解注射「HIRAX」

ヒアルロン酸注入をしたものの、「仕上がりが気に入らない」「違和感がある」という方におすすめなのがヒアルロン酸を溶かす注射です。こちらの施術にはヒアルロン酸を溶解する製剤を利用するのですが、今回は特に腫れにくいヒアルロン酸溶解剤として知られる「HIRAX」をご紹介します。特徴や副作用、実際の施術の流れなどわかりやすく解説していきますので、ヒアルロン酸溶解注射を考えている、興味があるという方は是非参考にしてみてください。

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ヒアルロン酸の溶解注射の製剤「HIRAX」とは

ヒアルロン酸注射は、その名前の通りヒアルロン酸を肌の内側に注入する美容施術です。シワの改善や唇、涙袋のボリュームアップのほか、顎や鼻筋などに注入することで形を整えることもできます。そんなヒアルロン酸注射ですが、施術後仕上がりがイメージ通りにならなかった場合、ヒアルロン酸を溶かす製剤を注入することで施術前の状態に戻すことができます。

今回はそんなヒアルロン酸溶解注射に使用される製剤「HIRAX（ハイラックス）」について詳しく解説していきます。

ヒアルロン酸はヒアルロニダーゼという酵素で加水分解させることで、溶かすことができます。ヒアルロニダーゼにはヒト由来と動物由来の2種類があるのですが、動物由来のヒアルロニダーゼは不純物を多く含んでおり、アレルギー反応が出たり、腫れやすいのが難点でした。また、ヒアルロン溶解製剤とひとことに言ってもその種類はさまざまでヒアルロニダーゼの純度は製剤によって異なります。そんな中、HIRAXは動物性ヒアルロニダーゼでありながら不純物をできるだけ取り除いた溶解製剤となっています。

さらに、HIRAXはヒアルロニダーゼ以外の成分も減らし、シンプルな成分で構成されておりアレルギー反応や腫れが出にくくなっているのも大きな特徴です。HIRAXは5回もの精製を繰り返した純度の高い製剤のため、リスクを減らしながらヒアルロン酸を溶解することができます。多くのクリニックや病院で使用されており、実績のあるヒアルロン酸溶解製剤となっています。

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HIRAXを使ったヒアルロン酸溶解施術の流れ

HIRAXを使うヒアルロン酸溶解注射は以下のような流れで行います。

1.カウンセリング
2.麻酔
3.HIRAX注射
4.帰宅

施術にはどのヒアルロン酸を入れているのかの情報が必要です。ヒアルロン酸製剤の種類を確認してからクリニックや病院でカウンセリングを受けましょう。

麻酔はほとんどの場合クリーム麻酔になります。

施術自体にかかる時間は10~20分ほどです。お仕事や学校帰りなどでもさくっと受けることができ、施術後すぐ、当日に帰宅が可能です。

ヒアルロン酸の量や濃度、部位によっては数回のHIRAXの注入が必要となる場合があります。ヒアルロン酸の量が多いほど、濃度が濃いほどHIRAXも多く注入しなければなりません。量が多いと3~5回に分けて溶解注射を打つのですが、期間は数日空けて注入を行います。1回で注入できる量は医師の判断に任せるので、通院期間、回数は人によって異なります。