目頭切開と目頭形成

目頭切開は離れ目や蒙古襞の解消に効果がある整形メニューです。二重幅を広く平行に見せたり、目を大きく見せる効果も期待することができます。
施術時間も短時間で気軽にできることから”プチ整形”としても人気があるメニューですが、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
目頭切開の施術について詳しくご紹介していきます。

About

目頭切開とは?

目頭切開は、名前の通り目頭を切開して目を大きくする施術です。切開するのは数ミリ程度で施術時間も20分ほどなので、気軽にできる整形として人気です。
目頭を切開することで以下のような効果が期待できます。目頭切開は単体で行うより、埋没法や目尻切開などと併用して行うとより、美容効果が高まります。

  • 目の横幅が広がって目が大きく見える
  • 蒙古襞を解消できる
  • 離れ目が解消できる
  • 目つきを修正できる
  • 平行二重になる

顔には黄金比率という比率が存在しますが、目の横幅と間隔はその比率に大きく影響します。人が美しいと感じる黄金比率は、右目の横幅:目と目の間の距離:左目の横幅=1:1:1になっているときでこのバランスに近づけることで顔のバランスが整ってみえます。目頭切開は目を大きく見せ、間隔を調整するのに役立つ美容施術です。

蒙古襞とは

目頭切開は蒙古襞の解消にもぴったりな施術です。蒙古襞とは、上まぶたの内側から目頭に丸く覆いかぶさっている皮膚のことを指します。日本人をはじめとするアジア人はこの蒙古襞を持つ人が多いといわれています。蒙古襞は目元を優しい印象にしたり、クマができにくくしたりとメリットもある一方で、目が小さく見える、目と目の間隔が大きく離れて見えるといったデメリットもあります。蒙古襞で二重が隠れてしまい奥二重になってしまうこともありコンプレックスと感じている方も少なくありません。

目頭切開で蒙古襞を取り除くことでそういったデメリットを解消し、ぱっちりと大きな目にすることができます。アジア人っぽいつぶらな目元ではなく、欧米人のようなはっきりとした目元に仕上げることができます。

離れ目とは

先ほど目元の黄金比率についてご紹介しましたが、目の距離は34~37ミリ程度がバランスが良いとされています。骨格や顔の大きさなどによって少し見え方は変化するものの、40ミリ以上目と目が離れていると離れ目の印象が強くなります。離れ目は優しそう、親しみやすいなどの印象を与えやすい一方で、顔に立体感がなく平面的な印象を強くしてしまうデメリットもあります。

また、離れ目が上記で紹介した蒙古襞が原因となっていることも。目頭に皮膚がかぶさっていることで目の横幅がなく、目と目が離れてみえてしまうのです。

Merit

目頭切開のメリット・デメリット

目頭切開の症例

メリット

上記でも少しご紹介しましたが、目頭切開の主なメリットは以下の通りです。

  • 目を大きくできる
  • 離れ目を補正できる
  • 顔のバランスが整う
  • 目つきを修正できる
  • 平行二重になる
  • 永続的な効果が得られる

蒙古襞を取り除くことで横幅のある大きな目元に。目と目の間隔も調整できるので顔のバランスが整ってみえます。
目が離れていたり、蒙古襞があると目つきが柔らかくなる一方でなんとなく間が抜けたような印象を与えることがあります。そんな印象も目頭切開することによりキリッとした雰囲気に変えることができます。

デメリット

目頭切開のデメリットとして挙げられるのは以下のような点です。

  • ダウンタイムがある
  • 顔の印象が変わってしまう
  • 元に戻すことが難しい

プチ整形とはいえ、切開をする施術ですので術後、数週間は赤みや腫れ、傷跡が目立ちます。目元はマスクなどで隠すことができない部位なので、周りに整形を気づかれたくないという方はお仕事や学校を調節する必要があります。

また、印象の変化をメリットとして挙げましたが、思ったような仕上がりにならなかったというケースも少なくありません。目頭切開は元に戻すことが難しい施術ですので、施術前に仕上がりのイメージなど医師としっかり相談してから施術に挑むようにしましょう。

Recommend

目頭切開はこのような方に向いています

目頭切開がお勧めの人を説明する看護師

目頭切開の効果やメリット、デメリットを踏まえると、目頭切開は以下のような方に特におすすめな施術と言えます。

・蒙古襞を除去したい
・離れ目を解消したい
・二重整形だけでは平行二重にならなかった
・目元の印象を変えたい

目の横幅を広げることができるのが目頭切開の大きな特徴であり魅力です。目との距離を近づけることができるので、離れ目にお悩みの方に特におすすめな施術です。

また、目頭切開は蒙古襞の解消にもぴったりな施術です。蒙古襞があると二重が隠れてしまったり、二重整形しても思ったようなデカ目効果が得られない場合があります。二重整形をしたけれどあまり変化がなかったという方は、目頭切開で蒙古襞を取り除くことできれいな平行二重にできる可能性があるので気になる方はクリニックで相談してみると良いでしょう。

反対に目頭切開があまりおすすめできないのは、

・寄り目気味
・涙丘の露出が多い

といった方です。寄り目気味の方で、目の横幅を大きくしたいのであれば目尻を切開する「目尻切開」がおすすめです。目尻を切開するため寄り目も解消され、求心顔も緩和することができます。

涙丘というのは目頭の粘膜部分のことです。蒙古襞がある方はこの涙丘が完全に隠れてしまっていることが多いのですが、涙丘がすでに多くみえている方は目頭切開してしまうと赤みが目立ちやすく不自然な仕上がりになってしまいます。

Method

目頭切開の3つの手術方法

目頭切開の3つのタイプ

目頭切開には以下の3つの手術方法があります。

  • Z法
  • W法
  • リドレープ法

それぞれについて詳しく解説します。

Z法

Z法は、Zの形に切開しその部分の皮膚を入れ替えて縫合する術式です。蒙古襞を自然に取り除くことができるのが特徴で、蒙古襞が目立つ方におすすめの切開方法となります。
微調整がしやすく、好みにあわせた切り込み方ができるので自分の目を生かした仕上がりにしたい方やより自然な仕上がりを望む方にもぴったり。傷跡や赤みなどが目立ちにくく、ダウンタイムが少ないのも魅力です。一方で後戻りのリスクがあるのがデメリットで、大きく切り込みを入れた場合は傷跡が目立つ場合もあります。また、自然な仕上がりのため大きな変化を求める方やかなり目が離れている方には物足りなさを感じるかもしれません。

W法

W法は、Wの形に切開し皮膚を切除する術式です。Wの中央部分の皮膚を差し込むように縫合するので、引き連れ感や後戻りのリスクが少ない手術方法となっています。
しっかりとした変化が出るので、目元の印象をガラッと変えたいという方に特におすすめな切開方法。二重整形とあわせて行う場合におすすめされている術式です。
Z法と比べると施術の時間が長く、ダウンタイムも長いのがデメリットで、術後しばらくは傷跡や赤みが目立ちやすくなります。後戻りは少ないですが、元の状態に戻すのが難しい術式といわれています。

リドレープ法

リドレープ法は、目の下のラインに沿って切開する術式です。韓国で主流な方法で、最近日本でも取り入れられるようになりました。元々あるラインを延長したような形で切り込みを入れるので仕上がりがとても自然で、傷跡も目立ちにくいです。蒙古襞の原因になる筋肉のつっぱり感も解消できるので、蒙古襞をしっかり取り除くことができるのも魅力です。
デメリットとしては平行二重が作りにくいことと目頭が丸くなってしまう可能性があることです。むしろ平行二重よりも末広がりの二重にしたいという方はリドレープ法がぴったりです。
リドレープ法を採用していないクリニックもまだ多いため、リドレープ法を考えている方はクリニック選びも慎重に行うようにしましょう。

Method

目頭切開の手術の流れ

目頭切開の手術は以下のような流れで行います。

1.カウンセリング
2.マーキング
3.麻酔
4.切開、皮膚の切除
5.縫合
6.帰宅
7.1週間後に抜糸

先ほど、Z法、W法、リドレープ法などの術式をご紹介しましたが、目の状態やバランス、悩みを考慮してカウンセリングで自分にあった術式を選びます。そのあとにマーキングを行うので仕上がりのイメージなどを事前にしっかり確認しておきましょう。
麻酔はクリーム麻酔や点眼麻酔、局所麻酔などを組み合わせて行います。麻酔をする注射の痛みはあるものの、切開に伴う痛みはほとんどありません。
施術にかかる時間は術式などによって異なり、30分から1時間程度です。入院の必要はなく、術後すぐに帰宅が可能です。
通院は2回で、1週間後に抜糸、1ヶ月後に経過観察があります。

ダウンタイムはある?

術式や個人差がありますが2~3週間は赤みや腫れ、傷跡が目立ちやすくなります。目元以外の洗顔やシャワーは当日から可能ですが、2~3日は患部を濡らしたり刺激しないように気をつけましょう。また、激しい運動や飲酒などは血行を活発にする働きがあるため腫れや赤みが出やすくなります。こちらも施術後2~3日は控えるようにしましょう。メイクやコンタクトレンズも刺激となるので抜糸が終わるまで控えてください。
ダウンタイム自体は2~3週間ですが、術後1ヶ月程度は大事なイベントなどは入れないようにするのがベターです。傷跡は2~3ヶ月ほどで目立たなくなります。

Downtime & Cautions

ダウンタイムや注意事項

リスクや副作用

目頭切開後に起こりうる症状としては以下のようなものが挙げられます。

  • 腫れ
  • 赤み
  • 内出血
  • 目の違和感
  • 痛み

これらの症状は抜糸までの1週間程度がピークで、抜糸後からは徐々に治っていきます。症状の程度については個人差があるのですが、痛みが強すぎたり、症状があまりにも長く続く場合はクリニックに相談するようにしましょう。
また稀ではありますが、以下のような目頭切開はリスクも考えられます。

  • 感染症
  • 肥厚性瘢痕
  • アレルギー反応

これらは症状を診て、抗生物質や外科的処置などで治療していきます。過去に整形手術でこれらの症状が出たことがある方やアレルギーがある方は、必ず事前に医師に相談するようにしましょう。

Price

料金表

目上切開キャンペーン価格 ¥154,000(税込)
モニター価格 ¥109,780(税込)
目頭形成キャンペーン価格 ¥308,000(税込)
モニター価格 ¥219,780(税込)
目頭切開キャンペーン価格 ¥154,000(税込)
モニター価格 ¥109,780(税込)

Related Column 関連コラム

Doctor このページの監修医について

脇谷 雄一朗の宣材写真

脇谷 雄一朗 Yuichiro Wakiya

e clinic 大阪院 院長

経歴

略歴

  • 大阪大学医学部医学科卒
  • 武蔵野赤十字病院
  • 大阪市立総合医療センター
    耳鼻咽喉科・頭頸部外科
  • 和歌山県立医科大学附属病院
    耳鼻咽喉科・頭頸部外科
  • 大阪市内個人美容皮膚科
  • 大手美容外科
  • eクリニック 大阪院 院長就任

無料カウンセリングのご予約はこちら