乳頭縮小術

乳頭が縮小されている女性

バストの悩みで最も多く聞かれるのが、サイズの問題です。しかし、それと同様に、飛び出た乳糖でお悩みの方も少なからず存在しているのです。

乳頭の大きさは先天性で決まることがありますが、授乳で大きくなることもあり、その問題解決に役立つのが、乳頭縮小術です。

About

乳頭縮小術とは

乳頭を小さくしたい女性

乳頭縮小術とは、手術によって乳頭の一部を切除し、理想の乳頭を目指せる美容整形です。

それでは、乳頭縮小術の概要と、メリット、デメリットについてご紹介しましょう。

乳頭縮小術とは

乳頭は乳首とも呼ばれる部分で、授乳時に赤ちゃんが口で吸いやすい形状になっています。

また、乳頭のサイズには個人差があり、日本人の平均的なサイズは高さ・直径ともに8mmとなっていますが、この数字はあくまでも平均を示すものであり、理想のサイズということではありません。

そして、伸びたり垂れ下がったりした乳頭を手術で縮小するのが、乳頭縮小術と呼ばれる美容整形です。

乳頭のサイズは、主として妊娠や出産、授乳で変化しますが、伸びたり垂れ下がったりしやすい体質や、合わない下着の着用などで変化することもあります。

なお、乳頭縮小術には単純切除と乳管温存があり、どちらが適しているのかについては、お客さんの状況や、現在の乳頭の状態によって異なります。

また、手術方法は医師に相談できますので、希望があれば、あらかじめ医師に伝えておくと良いでしょう。

メリット

乳頭縮小術には、手術を受けることで理想のサイズに乳頭を整えられる、左右差を改善できる、バスト全体のバランスを整えられるといったメリットがあります。

また、乳頭が飛び出ていたり垂れ下がっていたりすると、薄手のスポーツブラなどを着用した際に乳頭がボコッと浮き出ることがありますが、乳頭接受術後にはそのような悩みもなくなります。

そして、手術で最も心配になるのが、「手術痕が残るのではないか」ということですが、乳頭切除術は切除面積が狭いため、手術後しばらくすれば傷跡はほとんど目立たなくなります。

さらに、乳頭を理想的なサイズに整えておけば、温泉などのパブリックスペースにおいても、恥ずかしい思いをせずに済むようになるでしょう。

デメリット

乳頭縮小術は左右の乳頭に手を加える方法であるため、場合によっては左右非対称の仕上がりになることがあります。

また、切除部分が大きすぎると、陥没しているように見えるなどのトラブルが起こることもあるのです。

乳頭縮小術は、一度手術を受けると元に戻せませんので、デメリットの部分もしっかりと頭に入れた上で手術を検討する必要があるでしょう。

デメリットを最小限に留める方法については以下で解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

Recommend

乳頭縮小術はこんな方におすすめです

乳頭縮小手術がお勧めの人を説明している看護師

乳頭縮小術は以下の方におすすめです。

  • 生まれつきサイズが大きい乳頭を小さく整えたい
  • 妊娠・出産・授乳で以前よりも乳頭が大きくなった
  • 先端が垂れ下がった乳頭をきれいに整えたい
  • スポーツブラを着用すると乳頭が浮き上がって見える
  • 授乳できる方法での乳頭縮小術を受けたい
  • パートナーから指摘を受けた

乳頭は生まれつきの体質だけでなく、妊娠や出産、授乳で大きくなることがあります。

特に授乳によって乳頭のサイズや形が変わってしまった場合では、以前の乳頭と比較をしてショックを受けてしまうかもしれません。

そして、乳頭の変化をパートナーから乳頭の変化に関する指摘を受けようものなら、そのショックはますます大きくなることでしょう。

しかし、どのような理由でサイズが変わった乳頭でも、乳頭縮小術を受けることで改善を目指せるのです。

また、上記では単純切除と乳管温存という2種類の乳頭縮小術があるとお伝えしましたが、今後、妊娠や出産、授乳の予定がある方は、乳管温存で手術を受けるとよいでしょう。

この方法であれば、授乳に影響が及ぶ心配がありません。

そしてもうひとつ、乳頭が大きく変化すると、下着の擦れによってメラニン色素が生成されやすくなり、乳頭の黒ずみが目立ってくることがあります。

さらに、乳頭が大きくなった状態の放置で、さらなる変形を呼び込んでしまうリスクも広がるのです。

しかし、乳頭縮小術を受けてしまえば、乳頭に関する悩みをまとめて解消できます。

サイズが変化した乳頭は、放置で元の状態に戻ることはありませんので、乳頭のコンプレックスでお悩みなら、なるべく早い段階で乳頭縮小術を検討してみると良いでしょう。

Cautions

乳頭縮小術の注意点

乳頭の大きさを気にする女性

乳頭縮小術を受ける際には以下の点に注意してください。

理想のイメージを医師にしっかりと伝える

乳頭は、少しサイズが変わっただけでバストの印象をガラリと変えてしまう場所です。

それだけに、あってはならないのがイメージ違いの仕上がりですが、実は、乳頭縮小術後にイメージ違いを訴えるお客さんが後を絶たないという事実があるのです。

そして、その原因として考えられるのは、お客さんのイメージが医師に伝わっていなかったということです。

お客さんの頭の中には、すでに仕上がりのイメージがあるでしょう。

しかし、そのイメージが「もう少し高さをなくしたい」「目立ち過ぎる乳頭を改善したい」というようにぼやけていると、医師にそのイメージが伝わりにくく、イメージ違いの仕上がりになることがあるのです。

このような状態を防ぐためには、お客さんの希望を医師に伝えつつ、医師のアドバイスにも耳を傾けることが大切です。

医師はバスト全体のバランスを考えて、お客さんに合う方法を提案します。

そして、お客さんと医師が同じイメージを共有できたなら、そこで初めて美容整形を受けるという運びになります。

大切なことは、お客さんのイメージが医師に伝わらないままの状態で美容整形を受けないということです。

カウンセリングの際には、「乳首で下着が盛り上がらない大きさ」「垂れ下がっている先端部分だけをなくしたい」など、なるべく具体的なイメージを医師に伝え、理想の乳頭を目指しましょう。

知識と経験が豊富な医師に手術を任せる

乳頭縮小術の失敗例として最も多く挙げられるのは、「乳頭の切除部分が大きすぎて小さくなりすぎた」ということです。

このような失敗はあってはならないことですが、知識や経験が少ない医師が手術を担当した場合では起こり得るのです。

つまり、乳頭縮小術を受けるなら、知識と経験が豊富な医師に手術を依頼することが大切だということですね。

なお、カウンセリング時にお客さんの状態を細かく確認して、適切なアドバイスをする医師なら、ひとまず信頼できる医師だと判断できます。

反対に、カウンセリングをさっさと済ませて手術を行おうとする医師は信頼できませんので、まずはカウンセリングの丁寧さで、信頼できる医師か否かを判断すると良いでしょう。

ダウンタイムについて

乳頭縮小術は手術で乳頭のサイズを変える手術であるため、ダウンタイムがあります。

乳頭縮小術の手術時間は20分程度と短いですが、組織を切除する以上、抜糸が完了するまでは目立った腫れや内出血が見られます。

そして手術から2週間が経過したあたりから、腫れや内出血はほとんど見られなくなり、傷口も目立たなくなっていきます。

ただし、ダウンタイム期間中には注意事項があり、注意事項を守らなかったことで仕上がりに悪影響が出てしまうこともあるのです。

それでは、タウンタイム期間中の注意点につてご紹介しましょう。

入浴

シャワーは手術後3日間が経過していれば、使用してもかまいません。

また、入浴は血液循環を促進して出血の原因になるため、手術後1週間は控えてください。

また、バッジ完了後には縫合部分の引きつれは感じなくなりますが、まだ傷口が完全に塞がってはいませんので、入浴の際の擦り洗いは避けましょう。

運動

運動も入浴と同様に、血液循環の促進につながるため、手術後1カ月程度は避ける必要があります。

特に球技やエクササイズなどの激しいスポーツは、傷口を広げる原因になることがありますので、十分な注意が必要ですしょう。

また、仕事復帰は手術の翌日から可能になりますが、体をよく動かす仕事の場合では、出血防止の意味でも、数日間は避けることがベストです。

仕事復帰については医師に相談できますので、カウンセリング時に確認しておくと良いでしょう。

飲酒

アルコール成分は患部に刺激を与える可能性がありますので、手術後最低でも2~3日は控えましょう。

また、飲酒によって腫れや内出血が悪化するようであれば、1週間程度控えて様子を見てください。

飲酒については、できることなら手術後1カ月まで控えることが理想です。

食事についての注意事項は特にありませんが、アルコール成分を含む洋菓子などは、なるべく控えておいたほうが良いでしょう。

バストマッサージ

バストマッサージは患部に刺激を与えるため、抜糸後もしばらくは控えましょう。

乳頭そのものに触れなくても、バストマッサージを行うと縫合部分が刺激を受けて、仕上がりに悪影響が及ぶリスクがあります。

バストマッサージを行いたいなら、手術後1カ月程度は待ちましょう。

うつぶせ寝

うつぶせ寝は患部を押さえつけてしまうため、抜糸までは行わないよう注意してください。

うつぶせ寝が習慣化している方は、枕の高さを調節するなどの工夫をして、うつぶせ寝にならない対策を講じることをおすすめします。

手術直後からうつぶせ寝をしてしまうと、痛みが強く出る、腫れや内出血が悪化するといったトラブルのほかに、縫合部分の傷口が開くリスクが高まります。

下着の着用

手術後数日間は患部を厚手のガーゼで保護しますが、その間は下着を着用してもかまいません。

ただし、乳頭不部分を締め付けるタイプの下着を着用すると、乳頭の形が崩れて思うような仕上がりにならない可能性があります。

下着を着用したいなら、抜糸が完了するまでは患部を締め付けないタイプを選んで着用するようにしましょう。

Downtime & Cautions

ダウンタイムや注意事項

副作用

だるさ・熱感・痒み・浮腫・発熱などを生じることがあります。
○傷が開く *稀に縫合創が開くことがあります。

【ごく稀に起きることがある】
冷や汗・胸痛・アナフィラキシーショック・呼吸困難・頭痛・蕁麻疹・などを生じることがあります。
皮膚の硬化、血腫、傷痕、感染(化膿)など

腫れ・痛み等

術後痛みが2~3日間あります。
腫れや内出血がでばいいがございますが、2週間程度で治ります。
傷跡はほとんど残りにくいです。

術後の過ごし方

シャワーは3日後から可能です。
入浴は1週間程度空けてください。
運動などは1ヶ月程度空けて下さい。

Faq

よくある質問と回答

乳頭縮小の手術後、授乳はできますか?

単純切除ですと乳管を切除する為、術後は授乳が難しくなります。
乳管温存法であれば授乳に支障が出ることはございません。

乳がん検診で支障は出ますか?

音波検査やマンモグラフィ検査などに支障は出ません。
しかし万が一乳がんになった場合、乳管から茶色の分泌液が出てくる為、
異変を感じ早期発見に繋がりますが、乳管をカットしてしまうと
茶色い分泌液が出てこなくなる為、乳管温存法をご選択されるお客様がほとんどです。

男性でも受けられますか?

はい。男性のお客様も多くお受け頂いております。
是非お気軽にカウンセリングへお越しください。

Price

料金表

乳頭縮小単純切除キャンペーン価格 154,000円(税込)
片側料金 107,800円(税込)
モニター価格 109,780円(税込)
乳頭縮小乳管温存キャンペーン価格 154,000円(税込)
片側料金 107,800円(税込)
モニター価格 109,780円(税込)

Doctor このページの監修医について

前澤 彬人院長

前澤 彬人 Akihito Maezawa

e clinic 大阪院 院長

経歴

略歴

  • 奈良県立医科大学医学部医学科卒
  • 三重大学医学部附属病院
  • Royal Orthopedic Hospital(整形外科)
  • 大手美容外科 梅田院
  • 大手美容外科心斎橋院 副院長就任
  • eクリニック 大阪院 院長

所属学会

  • 日本美容外科学会

無料カウンセリングのご予約はこちら