大陰唇たるみ取り

大陰唇の大きさに悩んでいる女性

小陰唇のすぐ外側にある膨らみは大陰唇と呼ばれ、本来であればふっくらとした厚みと弾力があります。ところが、この部分は年齢とともに変化し、年齢を重ねるごとにたるみが目立ってくることがあるのです。

しかし、大陰唇たるみ取りを受ければ、ふっくらとして弾力がある大陰唇を取り戻せるのです。

人には言えない悩み、それは小陰唇が抱えている問題です。小陰唇は大切な役割を担う部分ではありますが、この部分に何らかの問題があると、困った状況に陥る可能性が高くなります。

しかし、小陰唇縮小術を受けてしまえば、小陰唇が抱えている問題を解決できるのです。

About

大陰唇たるみ取りとは?

大陰唇は小陰唇のすぐ外側にある部分で、尿道や生殖器を保護する役割を持っています。

大陰唇は若い頃にはふっくらとして弾力がありますが、年齢とともに弾力を失い、たるみが目立ってくることがあります。

また、大陰唇は年齢の影響を受けやすい部分ではありますが、急激な減量などで脂肪が減少することでたるみが目立つこともあるのです。

さらに、陰部にかゆみが生じることで掻きむしってしまうと、その刺激で皮膚が伸び、大陰唇のたるみが目立つこともあります。

それでは、大陰唇たるみ取りの概要と、メリット、デメリットについてご紹介しましょう。

大陰唇たるみ取りとは

大陰唇たるみ取りとは、手術によって大陰唇に弾力を持たせて若返りを目指すための治療で、大陰唇の皮膚を切除してたるみを取る方法と、脂肪注入で弾力をよみがえらせる方法があります。

切除法

大陰唇の余分な皮膚を切除して、たるみを解消する方法です。

特に大陰唇がたるんでおり、なおかつ小陰唇が大きい方の場合では、小陰唇と大陰唇が擦れ合うことで、かゆみや痛みが生じることがあります。

そして、大陰唇の皮膚を切除することで、擦れが生じることで起こるかやみや痛みの問題を解消できるのです。

大陰唇脂肪注入法

大陰唇の脂肪が減少することでたるみが生じている場合では、大陰唇脂肪注入で問題を解消できます。

なお、注入する脂肪はお客さんご自身から採取し、不純物除去後に注入する方法ですので、より大陰唇に脂肪が定着しやすいという特徴があります。

メリット

まず、切開法で大陰唇の皮膚を取り除いた場合では、その場で大陰唇のたるみを除去できるというメリットがあります。

つまり、年齢によるたるみや脂肪の減少、搔きむしったことで生じたたるみなど、原因に関わらず大陰唇のトラブルを解消できる方法だということです。

また、この方法では皮膚を切開・縫合するため傷跡が心配になるかもしれませんが、治療後に時間が経過することで、少しずつ薄くなって目立たない状態にまで回復します。

そして大陰唇脂肪注入では、お客さんご自身の脂肪を注入する方法であるため、異物反応が起こりにくく、自然に大陰唇に弾力を持たせることができるというメリットがあります。

いずれの方法でも、大陰唇のたるみを改善することで若々しさを取り戻せるだけでなく、日帰りで治療を受けられるというメリットがあるのです。

さらに、大陰唇がたるんでいるとピッタリとしたパンツを履けないという問題が生じることがありますが、大陰唇たるみ取りを受けてしまえば、このような問題も解決できます。

デメリット

大陰唇はもともと左右対称ではありませんが、切除法の治療によってさらに左右差が生じる可能性があるというデメリットがあります。

また、一度切除した皮膚は元の状態に戻すことが困難であるため、万が一失敗したと感じた際でも、そのままの状態で過ごさなければならないというデメリットがあるのです。

大陰唇たるみ取りは失敗の可能性が低い治療ではありますが、切除法の場合では、元に戻せないことを頭に入れた上で治療を受ける必要があるでしょう。

一方の大陰唇脂肪注入では、注入した脂肪がすべて定着するとは限らず、思ったほどの効果を実感できない可能性があるというデメリットがあります。

また、注入する脂肪はあらかじめお客さんから採取しますが、その際には脂肪吸引という手術が必要になるのです。

つまり、脂肪吸引と脂肪注入という、2種類の治療を受けなければならないということですね。

なお、注入する脂肪の量は、定着しない分も想定して多めに注入しますので、定着するまでは盛り上がりが気になることがあります。

Recommend

大陰唇たるみ取りはこんな方におすすめです

  • 年齢でできた大陰唇のシワを改善したい
  • 左右差を改善したい
  • 目立つ黒ずみや臭いを解消したい
  • 下着や衣類の擦れで感じる痛みを軽減したい
  • 大陰唇をふっくらと若々しい印象に改善したい
  • 大陰唇のたるみをパートナーから指摘された

年齢でたるみが生じやすい大陰唇は、たるみが少なければそのままの状態で過ごしていても問題はないでしょう。

一方、たるみ部分が大きくなると、小陰唇との擦れでかゆみや痛みが生じたり、たるみ部分に垢が溜まって嫌な臭いが発生したりするなどの、トラブルの原因になることがあります。

見た目の問題だけであれば、わざわざ治療を受ける必要はないでしょう。

しかし、何らかのトラブルが起こっているのなら、治療で改善を目指すというのが妥当な考え方でしょう。

また、パートナーからたるみを指摘されたとなると、治療を受けて早急に改善を目指す必要性が高まります。

さらに、大陰唇の脂肪が著しく減少した状態になってしまうと、椅子に腰かけた際に痛みを感じるリスクも高まりますが、大陰唇たるみ取りなら、このような悩みも解消できるのです。

なお、上記では切除法と大陰唇脂肪注入という2種類の治療法についてご紹介しましたが、お客さんの状態によって適した治療が異なります。

この点については、実際に医師が診断しないとわかりませんので、まずはカウンセリングを受けてみて、ご自身に適した治療について確認しておくと良いでしょう。

大陰唇のたるみをそのままにしていると、年齢とともにたるみがさらに目立ってくることがありますので、大陰唇のトラブルでお困りなら、早めにカウンセリングを受けて治療を検討してみてはいかがでしょうか。

Cautions

大陰唇たるみ取りの注意点

大陰唇たるみ取りを受ける際には、以下の点に注意しましょう。

生理中には治療不可

大陰唇たるみ取りは、生理期間中には治療を行えません。

また、カウンセリングのみでも生理中は不可となりますので、この点については注意が必要です。

なお、生理不順によって整理の周期が安定していない場合では、一時的にピルを服用するなどの対策が必要になるでしょう。

生理不順の方は、カウンセリングを受ける前に、美容外科に相談して対策方法を確認してみることをおすすめします。

知識と経験が豊富な医師に治療を任せる

大陰唇たるみ取りは、切除する皮膚の面積が少し違うだけで、仕上がりに差が生じるデリケートな治療です。

そのため、治療を任せるなら知識と経験が豊富な医師を選ばなければなりません。

また、大陰唇脂肪注入の場合でも、どこの部位から脂肪を吸引するのか、どれくらいの脂肪を吸引して注入するのかなど、知識と経験を問われるため、やはり熟練した医師に治療を任せる必要があるでしょう。

特に脂肪吸引と脂肪注入は、知識や経験が少ない医師が担当してしまうと、患部が凸凹になる可能性があるため、できる限り熟練した医師に任せなければなりません。

医師選びは難しい課題ではありますが、カウンセリングが丁寧で、ダウンタイムやリスクなどについての説明もきちんと行う医師は、ひとまず信頼できると判断できます。

ダウンタイムについて

大陰唇たるみ取りは、切除法、脂肪注入法ともにダウンタイムがあります。

まず、皮膚を切除する場合では、治療当日から数日間は軽い出血が見られることがありますが、7日目の抜糸後にはほぼ止まります。

ただし、7日目以降でも油断をしていると傷口が開いて出血してしまう可能性があるため、できるだけ安静に過ごす必要があるのです。

一方脂肪吸引と脂肪注入の場合では、吸引部分、注入部分ともに内出血や腫れが見られますが、約2週間程度かけて、紫色から黄色へと変化していきます。

そしてその後には、しばらく赤みが残りますが、この赤みは1カ月~2カ月程度で落ち着きます。

なお、脂肪吸引部分に出た痛みは1週間程度続き、その後1カ月~3カ月間は触れたときや動作の際にツッパリ感が生じますが、この状態は徐々に落ち着きますので心配はありません。

それでは、大陰唇たるみ取りのダウンタイム期間中の注意点をご紹介しましょう。

入浴

切除法、大陰唇脂肪注入ともに、治療後3日間はシャワーと入浴を行えません。

また、シャワーは3日目から可能になりますが、強い水流を患部に当てると痛みが増幅する可能性があるため、患部をなるべく刺激しないよう、優しく行う必要があります。

入浴は1週間後から可能ですが、患部はまだ落ち着いていませんので、ゆっくりとした動作で行ってください。

なお、ナイロンタオルは患部に刺激を与えるため、使用はおすすめできません。

トイレ

トイレは治療当日から通常通り行ってかまいません。

ただし、排泄物で患部が汚れてしまったら、ウエットティッシュなどで汚れを拭き取り、できるだけ清潔な状態を保つよう注意しましょう。

性交

性交は治療の種類にかかわらず、1カ月程度は控えましょう。

それは、治療後の1か月間は仕上がりに影響を与える期間であるため、患部が引っ張られるような行為は行えないからです。

性交によって患部が悪影響を受けると、傷跡が目立つなどのトラブルの原因になることがありますので、十分な注意が必要です。

なお、7days法の場合では、治療後7日間で性交が可能になります。

ただし、傷口が開いてしまった場合には早急な処置が必要になりますので、担当医に連絡をして処置を受けてください。

自転車やバイクの運転

自転車やバイクの運転は、患部に刺激を与えて傷口が開く原因になりますので、治療後1カ月以内は控えましょう。

また、軽いスポーツであっても、足を開くような動作で傷口が開く可能性が否めませんので、治療後1カ月が経過するまでは控える必要があります。

Downtime & Cautions

ダウンタイムや注意事項

副作用

だるさ・熱感・痒み・浮腫・発熱などを生じることがあります。
○糸が露出する *糸が露出している場合はクリニックで除去しますのでご来院ください。
○傷が開く *稀に縫合創が開くことがあります。
性交は1か月程度(7days法の場合は1週間程度)お控え下さい。
*万一開いた場合は早めの処置が必要です。

【ごく稀に起きることがある】
冷や汗・胸痛・アナフィラキシーショック・呼吸困難・頭痛・蕁麻疹・などを生じることがあります。
皮膚の硬化、血腫、傷痕、感染(化膿)など

腫れ・痛み等

施術後、感度が一時的に上がりすぎたり、下がることがあります。
腫れ 施術後およそ1週間で大きな腫れは引き、徐々に浮腫がなくなっていきます。完成は約6ヶ月です。
内出血 1週間で消失していきます。
傷跡 術後1~2か月は赤みが分かることがありますが、徐々に目立たなくなっていきます。
違和感 手術による炎症のためはじめは硬く、つっぱった感じが気になることがありますが経過とともに気にならなくなってきます。
また、傷が治る過程でかゆみを生じることがありますが、徐々に軽快します。

注意事項

Vライン下部~Iライン(手術部位周辺)の毛を剃ってください。
ガーゼとガードルを着用し、回復室で座りながら30分間陰部の圧迫をします。
その後、止血の状況を医師が確認し問題なければご帰宅します。
性交渉は1カ月後より可能です。

術後の過ごし方

ガードル・ナプキンは術後7日目まで着用し圧迫します。
7日目 患部の状態の診察と抜糸をします。
※術式によっては抜糸はありません。

Price

料金表

婦人科形成
大陰唇たるみ取り外縫い
キャンペーン価格 88,000円(税込)
片側料金 61,600円(税込)
モニター価格 76,780(税込)
婦人科形成
大陰唇たるみ取り中縫い
キャンペーン価格 154,000円(税込)
片側料金 107,800円(税込)
モニター価格 109,780円(税込)

Doctor このページの監修医について

脇谷 雄一朗の宣材写真

脇谷 雄一朗 Yuichiro Wakiya

e clinic 大阪院 院長

経歴

略歴

  • 大阪大学医学部医学科卒
  • 武蔵野赤十字病院
  • 大阪市立総合医療センター
    耳鼻咽喉科・頭頸部外科
  • 和歌山県立医科大学附属病院
    耳鼻咽喉科・頭頸部外科
  • 大阪市内個人美容皮膚科
  • 大手美容外科
  • eクリニック 大阪院 院長就任

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