糸リフトはほうれい線改善に効く？糸リフトの若返り効果をご紹介！

糸リフトは、切開リフトのようにメスを使わず、糸の力によって老け顔の原因となるしわ・たるみを改善するリフトアップ術です。
しかし、「本当に糸を挿入するだけでほうれい線を改善できるの？」と半信半疑の方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、糸リフトでほうれい線が目立たなくなる仕組みについて詳しく解説します。ほうれい線解消以外の若返り効果についてもまとめておりますので、気になる方はぜひ最後まで見てみてください。

糸リフトは、皮膚を切らずに糸を挿入するだけでフェイスラインを引き上げ、気になるたるみやしわを改善できる人気のリフトアップ術です。皮膚層の一番内側に「コグ」や「バーブ」と呼ばれるトゲのついた医療用の糸を挿入し、トゲを皮下組織にしっかりと食い込ませた上でたるみを持ち上げることでリフトアップを図ります。糸リフトの効果には即効性があり、ダウンタイムも少ないため、施術をおこなった直後から目に見えて効果を実感することが可能です。
糸リフトで使用される糸は現在「時間の経過とともに体内で溶ける糸」が世界的にも主流となっています。糸の種類次第ではありますが、挿入してから半年～2年で完全に分解・吸収されるのが一般的です。通常は糸がなくなるタイミングで引き上げ効果も切れますが、最近はテスリフトのように糸が溶けた後にもしばらく効果が持続するタイプのスレッドリフトも開発されています。
切開リフトのようにたるんだ皮膚や余分な脂肪を切除しないため、メスを使う必要もありません。傷跡はこめかみ付近の髪の毛の中に、糸を通すための小さな針穴ができるのみです。大きな傷跡ができることによって体にかかる負担を最小限に抑えられるだけでなく、周囲に美容整形を受けたことがバレるリスクも少ないというメリットがあります。

この症例は当院の糸リフトの１週間後と１か月後の症例動画です。顔の余白が減ったので術後は垢抜けた印象になっています。

糸リフトを受けてたるみを引き上げることで頬全体が持ち上がるので、気になるほうれい線やブルドッグライン、マリオネットラインなどのしわを改善することも可能です。ただし、あまりにも強力なほうれい線の場合、効果を実感しにくい可能性があるので注意しましょう。
医師と相談しながら挿入する糸の本数を増やしたり、よりリフトアップ効果の高いスレッドリフトを使用したりすることで効果を感じやすくなります。また、お客様のご希望されるイメージによっては、他の施術との併用や切開リフトを検討した方が望ましい場合もあるかもしれません。脂肪吸引やハイフと組み合わせることで、より深刻なしわやたるみの改善はもちろん、より理想的なVラインを目指すこともできます。
不安な方はカウンセリングの際に医師にしっかりと希望を伝え、理想通りの仕上がりが見込めるかどうか確認しておきましょう。

糸リフトの施術を受けることで得られる「若返り効果」は複数あります。ここからは、たるみやほうれい線の改善をはじめとする糸リフトの若返り効果について、詳しく解説していきます。

糸リフトでフェイスラインを引き上げると、もたついていた顔周りが引き締まり、理想的なVラインの輪郭を手に入れることができます。Vラインがくっきりすると顔全体がすっきりすることで、顔が小さく見えるようになった方が多くいらっしゃいます。
また、糸リフトの素材によっては、脂肪萎縮効果が認められているものがあります。PDO（ポリジオキサノン）素材が使われているテスリフトはその一例です。挿入する糸の周辺にある脂肪組織が萎縮して引き締まるので、顔の脂肪が少なくなります。
引き締まったシャープな小顔は、健康的で若々しい印象を与えてくれます。

テスリフトはPDO素材でできた韓国製のスレッドリフトです。「バーブ」と呼ばれるトゲがついた糸の周りを3Dメッシュが覆う特殊な形状をしており、細かいメッシュが皮下組織にしっかりと食い込みます。従来の糸よりもリフティング力が強く、少ない挿入本数でも効果を実感しやすいのが特徴です。
糸は1年前後で溶けてしまいますが、この特殊な形状によって糸が溶けきった跡にもリフティング力が持続するため、合計で2～3年ほどは効果がキープされます。
先端と末端を折り返すという、従来の糸リフトとは異なる挿入方法も特徴です。線ではなく面で頬全体を引き上げるので、効率よくほうれい線を解消することができます。

冒頭でも軽く触れましたが、糸リフトによる施術の跡はほとんど残りません。メスを使用する切開リフトと比較すると圧倒的に体が受けるダメージも少なく、ローリスクで施術に臨むことができます。ダウンタイム中には腫れや内出血の症状が出るものの、切開リフトと比べれば格段に少なく、また抜糸の必要もありません。
術後は糸を挿入した部分（こめかみ付近）に小さな針穴ができます。しかし、髪の毛の中なのでほとんど目立たないでしょう。傷口には痛みや赤みが出る可能性もありますが、数日から数週間で気にならなくなっていきます。傷口に染みる可能性があるので、パーマやカラーをおこなうのは1ヶ月ほど避けてください。

この症例のように、術後１週間でも腫れや内出血がほとんどみられません。
大きな傷跡が残らないので、傷跡で美容整形をおこなったことがバレるリスクは極めて低いと言えるでしょう。

今回は、糸リフトでほうれい線が改善できるのかどうかや、糸リフトによって得られる若返り効果について詳しく見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
糸リフトはメスを使わず、糸で直接筋膜を引き上げることによってリフトアップを計る治療法です。さらに、リフトアップ以外にもさまざまな副次的な効果を得ることができ、まるで若返ったかのようにすっきりとした小顔を目指すことができます。これらの効果を最大限に享受するためには、技術のある医師に施術を任せることが重要です。
eクリニック大阪院では、大手美容外科出身の経験豊富な医師が多数在籍しております。丁寧なカウンセリングでお客様一人一人が抱えるお悩みに対して親身に向き合い、ご希望に沿った糸の種類やデザインを提案させていただきます。糸リフトに少しでも興味のある方は、ぜひ一度当院の無料カウンセリングを受けてみてください。