テスリフトは何本がいいの?必要な糸の本数を医師が解説!

小顔のかわいい女性

「テスリフトは何本入れるのが普通?」
「しっかりと効果を実感するために適切な本数は何本?」
「糸の種類によって挿入する本数は違うの?」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
糸リフトは使用する糸の種類によって強みや持続期間などに違いがあるのです。
なかでもテス(TESS)リフトは従来の糸と比べて引き上げ力が強く、少ない本数でも高いリフティング効果を実感できると言われています。
今回は、最新スレッドリフトの一つであるテスリフトついてご紹介します。
何本で効果を感じることができるのか、またほかの糸との違いについてなど詳しく解説していきますので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。

糸リフト

テスリフトは何本入れるのが正解?

20代女性のテスリフトの症例写真
リスク・副作用:むくみ・内出血・熱感・違和感・だるさなどを生じることがあります

テスリフトは特殊な構造をしており、従来の糸と比較して引き上げ力が強いという特徴を持っています。
そのため、通常より少ない本数でも十分なリフティング効果を実感することができるのです。
もちろんお悩みの深刻度や筋肉のつき方、骨格、脂肪の量などによって個人差はありますが、テスリフトは片頬2〜3本、両頬4〜6本程度を挿入するのが一般的。
通常の糸リフトの場合には片側4~6本、両側8~12本の糸を入れる必要があることを考えると、およそ半分の本数で同程度の効果を得られることになります。
ただ、本数を増やせば増やすほど線ではなく面で引き上げることができるので、よりリフトアップ効果を実感したいなら多めに挿入するのがおすすめ。
クリニックによっては最大本数が定められている場合もありますから、カウンセリング時に確認してみてください。

糸リフト

テスリフトとは

テスリフトの商品画像

そもそもテスリフトとはどのような特徴を持つ糸なのでしょうか。
安全性や素材、効果、ダウンタイムについて、詳しく見ていきましょう。

テスリフトは韓国で開発された最新のスレッドリフト

テスリフトとは、韓国のZISHEL社で開発されたスレッドリフトのこと。
韓国の行政機関であるMFDS(食品医薬品安全処)の認可を得ていて、その安全性は極めて高いです。
今では韓国や日本だけでなく、世界中で使用されています。
テスリフトはPDO(ポリジオキサノン)という素材でできていますが、この素材はもともと医療現場の外科手術で縫合に使われているものです。この点からも、テスリフトがいかに人体にとって無害であるか、お分かりいただけるでしょう。
PDO素材は溶けやすく吸収されやすいという特徴があるものの、テスリフトの特殊な構造によって糸が溶けた後も2~3年は効果が持続することが証明されています。
テスリフトの形状や構造については、後ほど詳しく解説します。

テスリフトの効果

続いて、テスリフトの効果について見ていきましょう。
テスリフトには、リフトアップ効果、脂肪燃焼効果、美肌効果の3つの効果があります。
以下、詳しく解説します。

1.リフトアップ効果

まずは糸リフトの要とも言えるリフトアップ効果です。
テスリフトは糸の表面に“バーブ”と呼ばれる無数のトゲがついており、さらにその上から3Dメッシュ素材を覆い被せた特殊な形状をしています。
バーブを皮下組織に引っ掛けて引き上げることで、しっかりと食い込ませることが可能。施術後にもトゲが外れにくいのです。また、糸を覆っている3Dメッシュは施術から2~4週間程度かけて皮下組織を入れ込んでいきます。
従来の糸リフトは、トゲ部分が溶けるのと同時にリフティング力が薄れてしまうというデメリットがありました。テスリフトの場合は3Dメッシュが糸の固定強度を維持する役割を果たすため、トゲ部分が溶けてからも効果が持続します。
即効性があるので、リフトアップの効果は施術当日から感じるでしょう。また、テスリフトと皮下組織が一体化しながら成長していく過程で、さらなるリフトアップ効果を実感することができます。施術後2週間~4週間ほどでリフトアップ効果はピークに達し、それから約2年~3年は効果が持続します。

2.脂肪燃焼効果

テスリフトに使用されているPDO素材には、脂肪を萎縮させる効果があることが分かっています。糸を挿入した部分の近くにある脂肪は燃焼して引き締まるのです。そのため、頬周りや顎周りの脂肪が気になる方にもおすすめ。
ただし、あまりにも脂肪の量が多い場合、その分糸の本数を増やす必要があるでしょう。脂肪が多ければ多いほど引き上げる力が必要になるからです。肝心のリフトアップを感じることができなければ本末転倒ですよね。
カウンセリングのタイミングで医師に相談して、糸の本数を増やすなどの対策をとる必要があるでしょう。

3.美肌効果

テスリフトで美肌になった女性

テスリフトだけでなく糸リフト全般に言えることですが、コラーゲンやエラスチンによる美肌効果も期待できます。皮下に糸を通すことで糸周辺の繊維芽細胞が活性化され、コラーゲンやエラスチンが生成されることが分かっているのです。乾燥による毛穴などの肌トラブルを解消し、ハリと潤いのある若々しい肌へとコンディションを整えてくれます。
テスリフトはバーブと3Dメッシュの特殊構造で皮下組織に触れる面積が多いため、特にその傾向が強いです。最近では若返りだけでなくエイジングケアとしても注目を集めています。

糸リフト

テスリフトのダウンタイム期間と症状

テスリフトもほかの糸もダウンタイムの長さにはあまり差がなく、およそ1週間むくみや軽い内出血の症状が出ます。メスを使って切開するフェイスリフトのように大がかりな手術はしないため、目立った腫れや強い内出血が出ることは少ないです。メイクで隠すことができる程度でしょう。
メイクや洗顔は施術当日から可能ですが、挿入した糸が完全に安定するまでの期間は挿入部を強く擦ることは避けてください。
また、施術直後は針穴の周辺には赤みが出ることがありますが、あくまでも一時的なもの。時間の経過とともに引いていきます。ただし、針穴が完全にふさがるまでの期間、1ヶ月程度はヘアカラーやパーマをすることができないため注意しましょう。
ごくまれに蕁麻疹・冷や汗・胸痛・アナフィラキシー・呼吸困難などのアレルギー反応が出ることがあります。現状PDO素材に対するアレルギー反応はほとんど報告されていませんが、体内に異物を挿入する以上、アレルギー反応が起こる可能性があることは頭に入れておきましょう。

VOV(ボブ)リフトやミントリフトとの違いは?

続いて、テスリフトと同じく人気の高いVOVリフトやミントリフトとの違いについて解説します。

VOVリフト

ボブリフトも韓国製のスレッドリフトです。
糸の表面にはコグと呼ばれるトゲがついています。コグを皮下組織に引っ掛けながら引き上げることで、皮膚のたるみやしわを改善する仕組みです。
糸自体に柔軟性があり、表情に合わせてよく馴染むのが特徴。仕上がりもより自然になります。
医療用のPDO素材でできたテスリフトとは異なり、ボブリフトにはPCL(ポリカプロラクトン)という特別な素材が使われています。強度が高く、従来の糸と比較して体内に吸収されるのに時間がかかるのがポイント。物理的にリフティング力が長く持続するのです。
テスリフトと比較するとやや安価になります。

ミントリフト

ミントリフトも近年人気のあるスレッドリフトの一つです。
糸に満遍なくトゲがついている点、PDO素材でできている点はテスリフトと同様ですが、糸そのものにしっかりと太さがある点において異なります。強度が高い分、引き上げる力は非常に強いです。
また、カッティングではなく接着で作られた、より強固なトゲを持っているのもポイント。パワフルなリフティング力が魅力で、より深刻なたるみやしわにお悩みの方に最適です。
価格はテスリフトよりもやや高めに設定されています。

テスリフトがおすすめなのはこんな人!

テスリフトがおすすめな人を説明している看護師

テスリフトは以下のような方におすすめです。

  • 年齢によるたるみやしわが気になる方
  • ブルドッグラインやマリオネットラインを改善したい方
  • 若々しい印象の美肌を目指したい方
  • 脂肪による顔の大きさにお悩みの方
  • 即効性がある施術を希望する方
  • 長期間のダウンタイムに対応できない方
  • メスで切開することに抵抗がある方
  • 将来に向けてエイジングケアをしたい方

テスリフトを含む糸リフトは、切開不要で気軽にリフトアップを目指せる美容整形です。
たるみやしわを改善したいけれど切開や切除をする勇気はない、あるいはダウンタイムが長い施術・手術には対応できないといった方でも挑戦できる施術になります。
年齢にともなう頬のたるみやマリオネットライン、ブルドッグラインなどのお悩みを一気に改善し、老け顔を解消。さらにコラーゲンやエラスチンの生成によって、潤いのある若々しい肌を取り戻すことができるのです。
そのほか、脂肪を燃焼する効果も期待できるため、頬周りや顎周りの脂肪が気になる方にもおすすめ。糸が完全に溶けてしまってもコラーゲンは体内に残り続けることから、エイジングケアとして若い世代でも取り入れる方が増えてきています。将来に向けて何かケアを始めたい20代の方にも最適です。

糸リフト

テスリフトを使った糸リフトならeクリニックへ

eクリニック大阪の外観

今回の記事ではテスリフトの適切な挿入本数について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
テスリフトは複数ある糸リフトの中でも、引き上げ力の強さと持続期間の長さが魅力の糸になります。できるだけ少ない本数でしっかりと効果を実感したい方におすすめです。
糸リフトは簡単なように見えて、実は高度な技術を要する美容整形。お客さん一人一人のお悩みや希望イメージに加えて、骨格・脂肪・表情のクセなどを総合的にチェックし、適切な本数を適切な位置に挿入する必要があります。
当院では、技術と経験の豊富な医師が丁寧にカウンセリングをおこない、お客さま一人一人のご希望に合った施術をおこなっています。
しわやたるみが気になる方は、ぜひeクリニックにお任せください。

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