テスリフトのダウンタイムについて症例写真を交えて医師が解説!

フェイスラインを手で隠している女性
テスリフトのイメージ

顔のたるみはほうれい線を形成したり口の端にマリオネットラインを作り出したりすることがあります。
ほうれい線やマリオネットラインができてしまうと疲れているように見える可能性があり、場合によっては実年齢よりも年上に見られることもあるのです。
そこで糸リフトを受けることでたるみを改善する効果が期待できます。
糸リフトは顔に糸を埋め込む施術であり、皮下に糸を通すことによって筋膜をリフトアップします。
施術によってたるみやほうれい線、マリオネットラインが目立たなくなる効果が望めるのです。

さて糸リフトの施術には種類があり、そのうちの1つがテスリフト(TESSリフト)と呼ばれる施術です。
テスリフトは従来の糸リフトと比べ高い施術効果が見込むことができ「新世代のスレッド」として注目を集めています。

テスリフトは顔に針と糸を通す施術なので、肌にメスを入れることなくリフトアップができます。
傷跡を残す心配がない一方で施術後は糸が馴染むまでの間ダウンタイムがあります。
そこで今回はテスリフトに関して、ダウンタイムを含む施術後の経過についてお伝えします。

糸リフト

テスリフトを受けた後のダウンタイム

テスリフトの直後の状態
リスク・副作用:むくみ・内出血・熱感・違和感・だるさなどを生じることがあります

切開手術だけでなく、糸リフトのような針を糸だけを用いる施術においても患部の回復過程においてダウンタイムがあります。
皮膚の下に埋め込まれた糸が馴染むまでの間は施術箇所の腫れやむくみ、つっぱり感などが生じることが多いです。
しかし施術から1ヶ月が経つ頃にはダウンタイム特有の不調のほとんどが落ち着き、顔がスッキリとした印象になります。

この症例は手術前と手術直後の症例です。
それでは施術後の経過について具体的にお伝えします。

施術直後

施術から間もない時期は糸を通した部分に針を刺した跡が残ります。
腫れや内出血、むくみが生じることがあります。
また施術が終わって麻酔が切れた後は3日程度痛みを感じることがあります。
日常生活の中でどうしても痛みが気になる場合は処方された痛み止めを服用することをおすすめします。

施術7~10日後

テスリフト1ヶ月後の症例写真
リスク・副作用:むくみ・内出血・熱感・違和感・だるさなどを生じることがあります

むくみは若干残る傾向にあるものの、腫れはあまり目立たなくなってきます。
また回復の早い人ですと内出血も落ち着いてきます。この症例は1週間後の症例です。このように1週間後でもはっきりと変化が実感できます。

施術3週間後

施術箇所のつっぱり感や軽度の痛みが残る場合があります。
その一方で内出血はほぼ消失する場合が多いです。

施術1ヶ月後

この症例は1週間後の症例です。このように1週間後でもはっきりと変化が実感できます。

糸リフト

ダウンタイム中の注意

腫れや内出血が長引かないように、ダウンタイム中は施術箇所への刺激を避けることをおすすめします。
針を通した部分を触るのはもちろん、顔をマッサージすることも控えましょう。
特にエステサロンに通っている方は、テスリフトから1ヶ月程度フェイシャルエステを受けることをお休みするのが望ましいです。
加えてサロンの施術で強い力が加えられるようであれば、テスリフトから2ヶ月程度フェイシャルエステを控えることをおすすめします。

ちなみにメイクや洗顔は施術当日から可能ですが、シャンプーは翌日以降にすることを推奨します。
またバスタブに浸かることも術後1週間が経過するまでは控え、その間入浴はシャワーだけで済ませましょう。
体が温まって血行が促進されることで腫れが長引くのを避けるためです。

テスリフトの副作用はある?

テスリフトの直後

テスリフトを顔に埋め込んだ後、まれにアレルギー症状を引き起こしたり施術箇所にしこりができたりする場合があります。
また副作用の程度や経過によっては埋め込んだ糸を抜去するケースもあります。
それでは施術後の副作用について具体的に解説します。

この症例はテスリフトの施術直後の状態です。アレルギーや感染症、しこりなどの症状は出ておりません。当院では安全面に配慮して施術を行っています。

アレルギー症状

テスリフトで使われる糸はポリジオキサノン(PDO)という素材でできており、体の中に溶け込むタイプの糸です。
ポリジオキサノンは一般的な医療用の糸にも用いられている素材であり、アレルギー症状を引き起こすリスクは低いです。
一方でごくまれにテスリフトの糸でアレルギー症状が起きてしまう場合があります。
具体的なアレルギー症状としては皮膚の赤みやかゆみなどが挙げられます。

感染症

切開手術を受けた時だけでなく糸と針を使う施術を受けた場合も感染症を引き起こし、発熱などの症状が起こるリスクがあります。
しかし十分な衛生管理が行われているクリニックで施術を受ければ感染症にかかる心配はほとんどありません。

しかし針を刺した部分から雑菌が入ると感染症に繋がる恐れがありますので、施術後は無意識に傷口を触らないよう注意してください。

しこり

施術後は糸を挿入した部分に繊維系組織が形成される場合があることから、施術部分を表面から触った時にしこりができたように感じられることがあります。
しかし手術から日が経って糸が馴染んでくるとしこりも気にならなくなる可能性があります。

皮膚の凹凸

糸の挿入部分や引っ張り具合によっては、リフトアップした時に顔の皮膚に凹凸が生じる可能性があります。
凹凸は施術後しばらくすると目立たなくなる場合もありますが、施術から何ヶ月経過しても凹凸が残っているという場合は医師に相談することが望ましいです。
また本来糸を埋め込むべき場所に糸が通っていないと施術後肌の表面から糸が透け、出っ張りができるまではいかなくても皮膚の下に線があるように見えてしまう場合もあります。
そうしたリスクを避けるためには実績を積んだ医師の施術を受けることを推奨します。

なおe-clinic(イークリニック)では糸の挿入のしかたにより皮膚が凹んだり盛り上がったりすることを考慮しながら糸を通していきますので、皮膚の凹凸についてはあまり心配はいりません。

テスリフトの糸は何本ぐらい通す?

糸を1、2本通しただけではリフトアップ効果があまり期待できません。
そのため多くの場合は顔の片側4~8本、両側合わせて8~16本糸を埋め込みます。
なおどのぐらいの本数の糸が必要であるかはお客様のお悩みや肌の状態によって左右されます。

施術中の痛みはある?

施術を始める時は局所麻酔を行うので施術で痛みを感じることはほとんどありません。
しかし糸を入れている間に皮下に糸が通っているのが感じ取れる場合があります。

なお、これまで手術や歯科治療で麻酔をしてもらった時になかなか麻酔が効いてこなかったという経験のある方、麻酔によって体調が悪くなったことのある方は必ず施術の前に医師にその旨を伝えておきましょう。

糸リフト

▶▶【関連コラム】ボブリフトの施術中や施術後の痛みは?

テスリフトではどんな効果が望める?

テスリフト1ヶ月後

テスリフトは施術直後から効果が現れる場合が多いです。
リフトアップ効果が望めることに加えて肌のハリ、ツヤが増す効果も期待できます。

この症例は術後1か月後の症例です。フェイスラインが引き上がっている事がわかります。

リフトアップ効果

通した糸が筋膜を持ち上げてくれるので、たるみによって発生したほうれい線やマリオネットラインが目立たなくなる効果が期待できます。
またテスリフトの場合、糸に小さなトゲが付いておりそのトゲが皮下の組織をしっかりとらえます。
そのため高いリフトアップ効果が見込め、施術から月日が流れてもたるみ改善効果が持続することが多いです。

ちなみにテスリフトを受けることによって将来生じるたるみに対処することも可能です。
年齢を重ねていくにつれて徐々に顔のたるみが気になってくることがありますが、テスリフトはたるみが生じるのを遅らせる働きがあります。
そのため糸を埋め込むことで現在のエイジングケアだけでなく将来のエイジングケアもすることができます。

小顔効果

リフトアップによって顔の輪郭がシャープになるので顔が今までより小さくなったように見える可能性があります。
またテスリフトの糸には脂肪を委縮させる作用があり、その作用も小顔効果に繋がることがあるのです。

ちなみに脂肪によるたるみ、輪郭のもたつきが気になるという方には顔の脂肪吸引と糸リフトを組み合わせて受けることがおすすめできます。
脂肪吸引と併用して糸リフトを実施すると顔が引きつれる可能性があることから、クリニックによってはこの2つを組み合わせることが推奨しない所もあります。
しかしe-clinic(イークリニック)では脂肪吸引と糸リフトの併用が可能で、施術箇所に引きつれないように施術が進められます。

なお脂肪吸引を受ける場合はカニューレと呼ばれる細い管を皮膚の下に挿入するため、何mmか皮膚を切開する必要があります。
また脂肪吸引が終わった後は顔の腫れやむくみを軽減するためにフェイスバンドで圧迫固定する必要があるのでそういった点を把握した上で脂肪吸引と糸リフトの併用を検討しましょう。

肌質の向上

糸を通すことで皮膚の修復機能が働き、弾力を出すコラーゲンやエラスチンが作られていきます。
その働きによって肌のハリやツヤが増す効果が期待できるのです。

テスリフトの効果はどのぐらいもつ?

テスリフトの症例

一般的な糸リフトの場合、施術効果が持続するのは数ヶ月から1年程度です。
一方でテスリフトは持続期間が長い傾向にあり、2~3年ぐらい施術効果が続く可能性があります。
埋め込まれた糸そのものは体内で溶けるタイプの糸なので施術から半年から1年ほどかけて皮膚の組織に溶け込むのですが、糸が溶けてもハリ、ツヤ向上効果については持続します。
そのためテスリフトは長期的な施術効果の持続を望む方にも推奨できます。
また糸リフトは複数回受けることができますので、最初の施術から年月が経ってリフトアップ効果が薄れてきたと感じた場合は再び糸を埋め込むことも可能です。

糸リフト

テスリフトはこんな方にオススメ!

テスリフトはこのようなことに当てはまる方にオススメできる糸リフトです。

  • ほうれい線が気になる方
  • マリオネットラインが気になる方
  • フェイスラインがたるんでいると感じる方
  • しわを薄くしたい方
  • 二重あごを解消したい方
  • 小顔にしたい方
  • 肌のハリ、ツヤをプラスしたい方
  • すぐに効果を得たい方
  • 将来できるたるみやシワを予防したい方

一方でテスリフトや他の糸リフトでは大幅にたるみを改善することは困難なので、たるみの大きい方にはあまり推奨できません。
また皮下脂肪が少ないとリフトアップ効果が出にくい傾向があります。
そのため顔の脂肪が少ない方の場合は糸の本数をよく医師と相談した上で施術が行われるケースもありますが、極端に脂肪が少ない場合はテスリフト以外の施術が提案される場合があります。
もしご自分の肌がテスリフトに向いているかどうかが判断しづらい場合はまず医師に相談してください。

テスリフトなら安くて高品質を目指しているeクリニック(イークリニック)大阪院!

eクリニック大阪の外観

eクリニックではどこよりもコスパのよいテスリフトを目指しています。限界までお値段を低価格に設定し、技術も高めることで高品質のテスリフトを提供できるように努めています。関西中、敷いては日本中の患者様に、どこよりもコスパがよく、質の高い糸リフトを提供させて頂くことを目指しています。

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