糸リフトでリフトアップする仕組みを現役医師が解説!

糸リフトで小顔になっている女性のイメージ
テスリフトの術後1か月後の症例写真
リスク・副作用:むくみ・内出血・熱感・違和感・だるさなどを生じることがあります

「皮膚を切開・切除しなくてもリフトアップできるって本当?」
「糸リフトはどのような仕組みでフェイスラインを引き上げているの?」
糸リフトを検討している方のなかにも、このような疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
糸リフトはメスを使わず、皮下に挿入した糸を引き上げることによってリフトアップを叶える施術ですが、仕組みをよく知らない方は「本当に効果があるの?」と不思議に思われるかもしれません。
そこで今回は、糸リフトでフェイスラインを引き上げる仕組みについて詳しく解説していきます。糸リフトの種類による構造や形状の違いについてもご紹介しておりますので、これから糸リフトを受けたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

糸リフト

糸リフトでリフトアップする仕組み

糸リフトの図解

切開フェイスリフトのように皮膚を切除・切開することなく、フェイスラインをリフトアップできるところが糸リフトの最大の特徴です。
切開フェイスリフトの場合、メスを使用して余分な脂肪と皮膚を切除することでフェイスラインを引き上げていきます。糸リフトの場合は、糸を顔の一番内側の皮膚に挿入し、筋膜を直接引き上げることでたるみを解消する仕組みです。糸の表面には「コグ」や「バーブ」と呼ばれるトゲがついており、皮下組織にしっかりと引っかかるようになっています。


切開フェイスリフトとは異なり、皮膚を傷つけることなく、体への負担を最小限に抑えて施術ができるのが特徴です。ダウンタイムが短いため、スケジュールが長く確保できない方でも比較的気軽におこなうことができます。
リフトアップによるたるみやしわの解消、小顔効果以外にも、コラーゲンが増産されることによる肌質の改善が見込めます。また、若い頃から継続的に施術を繰り返すことにより、将来的な老け顔の予防やアンチエイジング効果まで手に入れることが可能です。近年では20代を中心とする若い世代からも注目を集めています。

糸の種類別の形状・構造

糸リフトを手で持っているところ

糸リフトに使用する糸の種類はひとつではありません。糸の種類ごとに形状や構造が異なり、それによって細かい効果や持続期間も変わってきます。
ここからは当院でおこなっているテスリフト・ボブリフト・ミントリフトについて詳しく見ていきましょう。

テスリフト

テスリフトの説明バナー

テスリフトは韓国で生まれたスレッドリストです。近年は、韓国や日本ではもちろん世界各国で使用されています。
バーブと呼ばれるトゲがついた糸を3Dメッシュで覆った特殊な形状により、挿入する糸の本数が少なくても確実に効果を実感することができるようになっています。バーブと3Dメッシュが皮下組織にしっかりと食い込み、時間をかけて一体化していくのが特徴です。
リフトアップ効果には即効性がありますが、バーブによって刺激された組織が成長することによって、さらなるリフトアップ効果を実感することができます。2段階に分けて引き上げる力が加わるので、もっとも効果を実感するのは挿入後約2〜4週間ごろになるでしょう。


また、糸が溶けた後もすぐに効果が切れるわけではなく、約1〜2年はリフトアップ効果が持続します。個人差はありますが、合計の持続期間は2〜3年ほどが一般的です。
糸の素材はPDO(ポリジオキサノン)です。外科手術の縫合などにも用いられる安全性の高い素材で、体への悪影響はありません。
糸そのものの引き上げる力が強いのが特徴ですが、頬全体を面で引き上げるため仕上がりは非常にナチュラルです。

ボブリフト

ボブリフトはテスリフトと同じく韓国で開発されたスレッドリフトであり、PCL(ポリカプロラクトン)という体内で100%分解・吸収される素材で作られています。安全性が保証されているので安心して施術を受けることが可能です。
柔らかく柔軟性があるのが特徴のPCL素材を使用することにより、表情の動きにも自然に馴染みやすく、自然な仕上がりを目指せます。
また、「コグ」と呼ばれるトゲと糸が一体化しているため、挿入後にトゲ部分が裂けてしまう「バナナピール現象」が起こりにくいのも特徴。皮下組織にしっかりと定着します。
さらに、コグの先端が丸みを帯びていることにより、挿入時・挿入後の痛みや違和感がほとんどありません。
PCLはPDOと比較して吸収スピードが遅く、2年ほどかけて徐々に体内で分解されていきます。糸が残っている間はリフトアップ効果も持続します。

ミントリフト

ミントリフトは、テスリフトと同じPDOとPLA(ポリ乳酸)を使用して作られたスレッドリフトです。硬さのあるPLAを掛け合わせることで、糸自体の強度が高くリフティング力も向上しています。
ミントリフトのトゲは接着式で、360度にらせん状を描いてつけられているため、頑丈で安定感があるのが特徴。あらゆる角度から皮下組織に食い込み、強力なたるみやしわにも確実にアプローチします。
糸の吸収スピードは遅めで、時間をかけてじわじわと分解・吸収されていきます。個人差はありますが、2年ほどリフトアップ効果が持続するのが一般的です。

テスリフトのバナー1

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糸リフトのメリット

糸リフトのメリットを説明している看護師

糸リフトには、その他のリフトアップ術にはないさまざまなメリットが存在します。
ここからは、数あるリフトアップ術のなかで糸リフトを選ぶメリットについて解説していきます。

リフトアップ効果に即効性がある

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円

糸リフトは、糸を使って直接筋膜を引き上げるため、糸を挿入した直後からフェイスラインがリフトアップしているのを実感することができます。
マッサージなどのセルフケアでは、どうしてもリフトアップ効果や小顔効果を実感できるまで時間がかかってしまいますが、糸リフトなら目に見えて効果を感じることが可能です。

体にかかる負担が少ない

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円

糸リフトでは皮膚の切除をおこなわないため、切開フェイスリフトと比較して体への負担が少ないというメリットもあります。
ダウンタイムが長く確保できない方、体にかかる負担を少なくしたい方、傷跡から周囲にバレるのを避けたい方、メスを入れること自体に抵抗がある方も安心して施術を受けることが可能です。

この動画の症例の1週間後の状態で分かるようにほとんど腫れや内出血がありません。

肌質の改善が期待できる

フェイスラインが引き上がった糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円

糸リフトの表面についたトゲが皮下組織を刺激し、細胞が活性化することでコラーゲンの生成を促します。美肌のためには欠かせない成分のひとつであるコラーゲンが増産されることにより肌の保湿力が高まり、潤いやハリ・ツヤのある若々しい肌を目指すことが可能です。
糸が溶けた後もコラーゲンはそのまま残るため、根本から肌質を改善する効果も期待できます。

糸リフトのデメリット

メリットだらけに思える糸リフトですが、もちろんデメリットも存在します。糸リフトに限らず、美容整形を受ける前には、必ずデメリットについてもリサーチしておくようにしましょう。
ここからは、糸リフトのデメリットについて解説します。

強力なたるみの場合は効果を実感しにくい

たるんだ皮膚を取り除き、皮膚を引っ張った状態で縫い合わせる切開フェイスリフトとは異なり、糸リフトではたるんだ皮膚をそのまま糸で引き上げる施術です。そのため、強力なたるみやしわに対しては効果を実感できないこともあります。
望んだ効果が得られるか不安な方は事前に医師に相談してみましょう。場合によっては糸リフトと脂肪吸引を組み合わせたり、切開フェイスリフトに切り替えることを勧められたりすることもあります。
効果の持続期間に限りがある
糸リフトによるリフトアップの持続期間には限りがあるため、一度の施術でできるだけ長くリフトアップ効果を持続させたいと考える方にはあまり向いていません。
技術のある医師のもとで施術を受け、ダウンタイム期間中の注意事項をしっかりと守ることで、糸リフトの持続期間が少しでも長くなるように工夫することはできます。逆に、技術不足・経験不足の医師に施術を任せてしまうと、本来の持続期間よりも短くなってしまう可能性があるため注意しましょう。

肌にひきつれ感や凹凸が残る場合がある

糸リフトを引き上げる力が強すぎる場合、ひきつれ感や違和感が残ったり皮膚の表面に凹凸が出たりすることがあります。また、皮膚の浅すぎる位置に挿入してしまうと、肉眼で糸が透けて見えてしまったり、フェイスラインを触ったときにギザギザとしたものに触れてしまったりすることもあります。
これらはいずれも医師の技術不足・経験不足によるものなので、糸リフトをおこなう際には信頼のできる医師に施術を任せるようにしましょう。

ごく稀に感染症やアレルギー反応が起こるリスクがある

糸リフトは素材の性質上、感染症やアレルギー反応が起こる可能性は極めて低いと言われていますが、体内に異物を挿入する以上そのリスクはゼロではありません。
感染症を引き起こすと、糸を挿入した部分を中心に赤みや腫れが出たり、発熱やだるさといった症状が出たりします。気になる症状がある場合には、すみやかに施術を受けたクリニックを受診するようにしましょう。
しかし、日頃から衛生管理がきちんとしているクリニックで施術を受け、施術後に患部を清潔な状態に保つことができていれば、感染のリスクはそこまで高くありません。不安な方は、糸リフトの症例数が豊富な信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。

症例写真

糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円 
糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円
糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円
糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円
糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円
糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円

糸リフト

高品質・低価格の糸リフトならeクリニック大阪院

eクリニック大阪の外観

今回は、糸リフトでリフトアップする仕組みについて詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。糸リフトは、皮膚の一番内側の層に糸を挿入し、直接筋膜を引き上げることによってリフトアップを図ります。工程はシンプルですが、医師の技術によって仕上がりが大きく変わる繊細な施術です。
当院では、高品質・低価格の糸リフトを多数ご用意しております。実績のある医師がお客様一人一人のお悩みに真摯に向き合い、丁寧に施術をおこなっております。
この記事を読んで糸リフトを受けてみたいと思った方は、ぜひ一度eクリニック大阪院の無料カウンセリングを受けてみてください。

テスリフトのバナー1

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