糸を使ってリフトアップする仕組みを医師が解説

糸リフトで小顔になっている20代の女性
糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円

「皮膚を切開せずにリフトアップしたい」
「リフトアップと美肌を同時に手に入れたい」
このように考えている方は、気軽にリフトアップを叶えられる「糸リフト」を検討してみてはいかがでしょうか。
糸リフトは「スレッドリフト」や「切らないフェイスリフト」とも呼ばれ、世代を問わず多くの方に選ばれている施術です。皮膚の切開に抵抗がある方でもローリスクでしわやたるみを改善し、フェイスラインを引き締めることができます。
今回は、切らずにフェイスラインをリフトアップできる「糸リフト」の特徴や魅力についてご紹介します。メリット・デメリットはもちろん、糸の素材別の特徴についても詳しく解説していきますので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

糸リフト

リフトアップの仕組み

糸リフトの図解

糸を使ってリフトアップする場合、医療用の糸上の糸リフトという製品をしようします。糸リフトという言葉は施術名にもなっており、糸リフトの美容整形というと、医療用の特殊な糸を皮膚の下に挿入し、その糸を引っ張ることによってフェイスラインを引き上げる施術の事を指します。糸リフトを皮膚に挿入すると、糸の表面についたトゲ(コグ)が組織に引っかかるため、皮膚を切開することなく、シャープで若々しい印象や小顔を目指すことができます。
頬全体が引き上がるため、マリオネットライン、ブルドッグライン、ほうれい線といったしわやたるみをまとめて解消することも可能です。
また、リフトアップと同時にコラーゲンやエラスチンの生成を促せるのは糸リフトならではの魅力になります。
近年、アンチエイジングや老け予防のための美容整形としても注目を集めており、20代などの若い世代でも多くの方に選ばれています。ダウンタイムがほとんどないため、仕事や学校の都合で長期間のスケジュールを確保できない方にもおすすめです。

糸リフトのメリット

鏡を見て笑顔の女性

糸リフトには、その他のリフトアップ施術にはないメリットがいくつか存在します。ここからは、糸リフト、スレッドリフトならではのメリットや魅力について詳しく見ていきましょう。

切開不要でリフトアップが叶う

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円

糸リフトのもっとも大きなメリットは、皮膚を切開せずに引き締まったフェイスラインを手に入れられるという点です。従来のリフトアップでは、メスを用いて余分な皮膚や脂肪を取り除く方法が主流でした。このような「切開フェイスリフト」は重度のしわやたるみにもしっかりとアプローチできる反面、ダウンタイムが長く傷跡が残りにくいといったデメリットもあります。これらのデメリットを払拭したリフトアップ術が糸リフトなのです。
糸リフトは、針を使って顔の組織内に糸を挿入する方法なので、傷跡は髪の毛の中にできる針穴のみになります。目立った傷跡が残ることもなく、ナチュラルな仕上がりを目指すことが可能です。メスを使った大掛かりな手術ではないため、施術そのものにかかる時間も大幅に削減できる上、切開リフトと比較して術後の痛みも軽い傾向にあります。メイクも翌朝からいつも通りおこなえますので、施術の翌日には普段通りの生活に戻っている方がほとんどです。
日常生活への影響を最小限に抑え、周囲にバレることなく自然なリフトアップを目指したいという方におすすめします。

施術後の効果に即効性がある

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円

糸表面についたトゲを組織に引っ掛けて引き上げるため、施術直後からリフトアップ効果を実感することができます。術後の腫れやむくみもほとんど見られないため、施術後すぐにすっきりとしたフェイスラインを手に入れることが可能です。
また、挿入する糸に刺激されてコラーゲンやエラスチンの生成が促されることにより、術後しばらくしてからさらに引き締め効果を実感することができます。細かいしわが改善されるだけでなく、ハリのある引き締まった肌へと変わっていくのを実感できるでしょう。
術後しばらく経っても効果が実感できない場合には、追加で糸を挿入することも可能です。

美肌効果も得られる

皮下に糸を通すことによって糸周辺の繊維芽細胞が活性化し、若々しい肌を保つためには欠かせない成分のひとつであるコラーゲンの生成を助けます。リフトアップによってしわ・たるみの改善を目指しながら、美肌効果まで期待することができる点が糸リフトの特徴です。リフトアップ効果と同時に美肌効果や肌質改善も狙いたいなら、糸リフトがおすすめです。

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糸リフトのデメリット

糸リフトのデメリットを解説する看護師

糸リフトにはメリットだけでなくデメリットもあります。メリットとデメリットの両方を知り、納得した上で、最終的に施術を受けるかどうか決定するようにしましょう。

向き不向きがある

糸リフトはたくさんのメリットを持つ魅力的な施術ですが、人によって向き不向きがあります。
たとえば、顔についている脂肪が極端に少ない場合、糸リフトを受けても思ったような効果を得られない可能性が高いです。糸リフトのトゲが引っ掛かる組織(脂肪)がある程度あったほうが、より効率よく引き上げることができるため、リフトアップした実感を得やすい傾向にあります。
また、改善したいたるみやしわが強すぎる場合にもあまり向いていないです。重度のたるみを改善したい方は切開リフトを受けるか、糸リフトに他の施術を加えてみるなどの工夫が必要になるでしょう。糸リフトにはしわやたるみを予防する効果も期待できるので、しわ・たるみの症状が軽度のうちに対処しておくのがおすすめです。
他にも、皮膚に柔軟性がない方は糸リフトによるリフティング効果を実感しにくい可能性があります。皮膚が硬い方と比べて、皮膚が柔らかい方のほうが糸を通しやすいため、効果も出やすいです。

効果の持続期間に限りがある

糸リフトのもっとも大きなデメリットは、効果の持続期間に限りがある点です。施術を受けたからといって、半永久的にリフティング効果が持続するわけではありません。使用する糸の素材や術後の経過によっても異なりますが、多くの場合は施術後1~2年ほどかけて徐々に効果が失われていきます。
糸リフトの施術だけで長期的な効果を得たいのであれば、定期的に再施術を受けたり、他の施術と併用したりする必要があるでしょう。
また、糸リフトでリフトアップしたフェイスラインのイメージを掴んだ上で、切開フェイスリフトに移行される方も少なくありません。

糸リフトで使用する糸の素材

糸リフトを手で持っているところ

糸リフトに使用する糸の種類はひとつではありません。テスリフト、ボブリフト、ミントリフトなどさまざまなスレッドリフトがありますが、それぞれ素材や構造などが異なります。
ここからは、糸リフトで使用する糸の素材として主流な「PDO」「PCL」「PLLA」について詳しく見ていきましょう。

PDO(ポリジオキサノン)

PDO(ポリジオキサノン)素材は、美容整形だけでなく外科手術の縫合などにも使われている極めて安全性の高い素材です。溶けるタイプの素材なので、半年から1年程度で体に吸収されていくのが特徴になります。後述するPCLやPLAと比較するとやや期間は短めですが、素材自体にコラーゲン生成効果があるため、美肌効果は非常に長く持続します。
また、PDO素材には脂肪萎縮効果があるのも特徴です。皮下に挿入すると頬周りのもたついた脂肪を燃やしてくれるので、よりすっきりとした小顔を目指すことができます。
PDOを使ったスレッドリフトとしては「テスリフト」が代表的です。PCLやPLAなどの素材と比較すると体内で分解・吸収されるまでの期間が短いPDO素材ですが、テスリフトは構造を工夫することにより糸の強度を高めています。
360度すべての方向にバーブと呼ばれるトゲのついた糸の周りを、 3Dメッシュが覆うような形で一体化。糸が皮下組織にしっかりと絡みついて密着するため、2~3年ほど効果が持続します。

PCL(ポリカプロラクトン)

PCL(ポリカプロラクトン)はPDOと同様に体内で溶ける糸です。引き上げる力が強いので、少ない本数でも効果的にしわ・たるみを解消することができます。柔軟性に優れているという特性があるため、フェイスラインだけでなく目元や口元といった動きのある部分の引き上げにも用いられることがあります。ただし、柔軟性がある分緩みやすい傾向にあるので、しっかりと技術を持った医師に施術を任せるようにしましょう。
また、PCLは体内で分解・吸収されるまでのスピードが遅いのも特徴です。PCL素材が使用されている「VOV(ボブ)リフト」は、糸が完全に溶けてなくなるまでおよそ2年間効果が持続します。

PLA(ポリ乳酸)

硬さのあるPLA(ポリ乳酸)素材は、強度が高く引き上げる力が強いという特徴を持っています。PDOやPCLと同じく体内で溶ける素材です。リフティング力が強いため、目立つしわや重度のたるみなどの改善にも向いています。
一方、PCLのように糸そのものに柔軟性がないため、技術不足・経験不足の医師に施術を任せると失敗しやすい点はデメリットです。糸リフトの症例数が豊富であり、技術と経験の豊富な医師を選ぶようにしましょう。
糸そのものが太く強度の高い「ミントリフト」には、PDO素材とPLA素材の両方が使用されています。挿入後は約1年半~2年ほどリフトアップ効果が持続します。

症例写真

糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円 
糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円
糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円
糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円
糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円
糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円

糸リフト

糸リフトを受けるならeクリニック大阪院

eクリニック大阪の外観

今回は、糸リフトの魅力や特徴について詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか。糸リフトは切開フェイスリフトと比較してより手軽にリフトアップ効果を実感することのできる施術です。
eクリニック大阪院には、糸リフトの実績豊富な名医が多数在籍しており、すでに糸リフトを挿入した経験のある方にも多数ご来院いただいております。多くの症例数を誇る医師がお客様の肌の状態を直接確認し、糸の種類や適切な挿入本数、デザインなどを丁寧に検討いたします。
糸リフトのなかでは現時点で最高峰と言われるテスリフトを低価格でご提供している他、ボトックス注射やヒアルロン酸注入など、糸リフトと他の施術を組み合わせた美容整形をご提案することも可能です。たるみやしわなどのお悩みのある方は、ぜひ当院の無料カウンセリングにてご相談ください。

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