溶ける糸リフトとは?溶けない糸との違いも解説!

糸リフトをして喜んでいる女性
糸リフトを手で持っているところ

「糸リフトの溶ける糸と溶けない糸はどちらを選ぶべき?」
「それぞれどんな特徴があるの?」
糸リフトを受けようと考えている方で、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご存知の方も多いかと思いますが、糸リフトで使用する糸は「時間の経過とともに体内で溶ける糸」と、「溶けずに体内に残り続ける糸」の2種類に分けられます。
今回は、溶ける糸(吸収性の糸)と溶けない糸(非吸収性の糸)の違いや、それぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。当院で使用している溶ける糸についてもご紹介しているので、糸リフトについての理解を深めたい方はぜひ最後までご覧ください。

溶ける糸と溶けない糸の違い

糸リフトの図解

糸リフトで使用する糸にはさまざまな種類がありますが、大まかには「溶ける糸」と「溶けない糸」の2種類に分けられます。ここからは、溶ける糸と溶けない糸の違い、それぞれのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

溶ける糸

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円

現在主流となっているのは溶ける糸を挿入する糸リフトです。日本だけでなく、世界的に見てもほとんどのクリニックが溶ける糸、つまり吸収性の糸を採用しています。
当院で使用している糸も、すべて吸収性のものです。素材によっては糸の一部がコラーゲンに変化するものもあり、引き上げ効果と同時に美肌効果まで得られる点が魅力になります。

メリット

溶ける糸の最大のメリットは、体内に異物が残り続けないことです。溶ける糸にはPDO(ポリジオキサノン)やPCL(ポリカプロラクトン)といった素材が使われており、これらは体内に挿入後半年〜数年かけて加水分解されてやがては消えてなくなります。
そのため、施術後のトラブルや感染のリスクが限りなく低く、ローリスクでリフトアップを叶えることができるのです。
また、先ほども軽く触れましたが、溶ける糸を挿入することによってコラーゲンの生成が促されるという利点もあります。保湿力が高まることによる肌質改善や、肌の弾力や潤いを取り戻すことによる若返り効果が期待できるのが特徴です。糸が完全に溶け切った後も、しばらくはコラーゲンが増産された状態が持続します。

デメリット

デメリットのイメージ

溶ける糸のデメリットはほとんどありません。強いて挙げるとすれば、通常は糸が完全に溶けてなくなったタイミングで効果が切れてしまうため、リフティング効果をキープしたいのであれば繰り返し施術を受けなければなりません。
しかし、リフティングの効果に限りがあるのは溶けない糸も同じです。後述しますが、溶けない糸リフトの場合は繰り返しの施術をおこなうことが難しいため、むしろ「継続して施術をおこなえる」という理由から溶ける糸リフトを選ばれる方は多くいらっしゃいます。
また、テスリフトのように糸の形状を工夫することにより、糸が溶け切った後にもリフティング効果が続いてくれるものもあります。

溶けない糸

最近では少なくなってきていますが、現在でも溶けない糸を採用しているクリニックはあります。具体的には、スプリングリフトやシルエットリフトと呼ばれる糸などが溶けない糸に該当します。ここからは溶けない糸のメリットとデメリットについて見てみましょう。

メリット

溶けない糸を使うメリットは、糸そのものが溶けてなくなることがないため、溶ける糸と比べてリフティング効果が長く持続する傾向にあることです。糸の素材や形状によって持続期間は異なるため一概には言えませんが、一般的な溶ける糸の持続期間が1年半〜2年ほどであるのに対し、溶けない糸は3年ほど持続すると言われています。
しかし、糸が体内に残るからと言って、効果は永久的ではありません。溶けない糸も溶ける糸と同じく、効果が切れれば後戻りします。顔は日常的によく動かす部分であり、表情の変化や日々の行動・動作によって徐々に弛んでくるからです。糸が弛むと固定力が弱まるため、糸本体が体内に残っていてもリフティングの効果は切れます。
また、最近は溶ける糸でもリフティング効果が2〜3年ほど持続するものが増えてきました。効果の持続期間を優先したい場合にも、高品質な溶ける糸を選ぶ方が多くなってきています。

デメリット

溶けない糸リフトの最大の欠点は、効果が切れた後も体内に異物が残り続けることです。糸が溶けずに体内に残ることで、さまざまなリスクやトラブルに繋がっていきます。
たとえば、治療後に何らかの影響で体質が変わってしまった場合、アレルギー反応や感染症が生じてしまうことがあります。効果が切れた後にもこれらのリスクが残り続ける点は大きなデメリットです。
また、ハイフなどの他の施術を受ける際の妨げとなってしまう可能性もあるでしょう。他のリフトアップ術だけでなく、追加で糸を挿入することもあまりおすすめできません。当然ですが、溶けない糸を繰り返し挿入すれば体内に残る糸の本数も次第に増えていきます。その結果、ひきつれや肌の凹凸などのトラブルが発生する可能性もあるため、クリニックによっては施術を断られることもあるのです。

そもそも糸リフトとは?

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円

糸リフトは「スレッドリフト」や「切らないフェイスリフト」と呼ばれ、メスを使用せずにリフトアップを目指すことのできる治療法です。
余分な脂肪やたるんだ皮膚を切除してリフトアップを図る「切開フェイスリフト」と比べられることが多いですが、どちらにもメリット・デメリットはあります。糸リフトはリフトアップ効果の持続期間に限りがあるものの、大きな傷が残らず比較的ローリスクで施術ができる点が魅力です。
糸リフトでは、こめかみ付近から針を使って皮下に糸を通していきます。糸についたトゲを皮下組織に引っ掛け、直接筋膜を引き上げることでリフトアップをするという仕組みです。
たるみやしわを改善するだけでなく、脂肪を引き締めることによって理想的なVラインの輪郭を目指すこともできます。また、糸についたトゲが細胞を活性化させ、コラーゲンを増産させることができるのも嬉しい点です。美肌に欠かせない成分のひとつであるコラーゲンが増えることで保湿力がアップし、肌質が向上する効果が期待できます。

溶ける糸と溶けない糸はどっちがおすすめ?

溶ける糸と溶けない糸のどちらがお勧めかを解説している看護師

前述しましたが、近年では世界的に見ても一定期間で溶けて吸収される糸のほうが主流になってきています。もちろん溶けない糸も進化し続けていますが、やはり体内に異物が残り続けること自体、さまざまなリスクを高めることに繋がってしまうからです。
たしかに少し前までは「溶ける糸リフトは効果がすぐに切れる」と言われてきましたが、最近は形状や素材も進化しており、溶けない糸リフトに並ぶ持続期間を誇るものも開発されています。
さらに、溶けた糸の一部がコラーゲンに変化する素材もあり、たるみやしわの改善とは別の角度から「若返り」の効果を得ることが可能です。溶ける糸の挿入回数には制限がなく、むしろ若い頃から継続して施術を受けることで老化を予防する効果も期待できます。

つまり、最近の溶ける糸はメリットが増え、逆にこれと言ったデメリットがなくなってきているということです。
これから初めて糸リフトを受けようと考えている方は、リスクの少ない溶ける糸を選ぶべきだと言えるでしょう。挿入する位置や本数によっても持続期間が変わってくるため、できるだけ技術と経験の豊富な医師のもとで施術を受けるようにしてください。

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当院の糸リフトで使用する溶ける糸

eクリニック大阪院で使用している糸はすべて吸収性です。ここからは、当院でご用意している溶ける糸の特徴について、簡単にご紹介します。
溶ける糸には種類があります。

テスリフト

テスリフトのパッケージ

テスリフトは韓国で開発された最先端のスレッドリフトです。従来の溶ける糸と比較して引き上げ力が強く、少ない本数でもしっかりとリフトアップを叶えることができます。
PDO(ポリジオキサノン)という医療現場でも使われている安全性の高い素材でできており、人体に悪い影響を及ぼす心配はありません。糸本体は1年前後で分解・吸収されてしまいますが、糸の形状を工夫することにより溶けた後もしばらくの間はリフトアップした状態が続きます。個人差はありますが、合計2~3年程度持続するのが一般的です。

ボブリフト

ボブリフトは、PCL(ポリカプロラクトン)という素材でできた糸で、柔軟性が高いのが特徴です。表情の動きに合わせて自然に馴染んでくれるので、痛みが少なく、仕上がりも非常にナチュラルになります。また、糸についているトゲの先端が丸みを帯びているため、施術時や挿入後の痛みが極めて少ない点も魅力です。
PCL素材の特性上、吸収スピードがゆっくりで、約2年かけて徐々に分解・吸収されます。糸が残っている間はリフティング効果が続きます。

ミントリフト

ミントリフトは、PDO素材とPLA(ポリ乳酸)素材を掛け合わせたスレッドリフトです。PLAは硬さのある素材なので、他の溶ける糸と比べて強度が高く、パワフルな力で引き上げることができます。
また、糸のトゲが接着式である点も特徴で、より深刻なたるみやしわに対してもしっかりと効果を発揮します。吸収されるまでのスピードは約2年と比較的ゆっくりです。

症例写真

糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円 
糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円
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【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円
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【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円
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【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【標準的な価格】1本 12,100円~16,500円

糸リフト

高品質な糸リフトならeクリニック大阪院

eクリニック大阪の外観

今回は、糸リフトで用いられる溶ける糸(吸収性の糸)と溶けない糸(非吸収性の糸)の違いについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。感染症やトラブルが発生するリスクが低く、継続して施術がおこなえることから、近年ではほとんどのクリニックが溶ける糸を採用しています。リフトアップ効果が長く持続することを望むのであれば、テスリフトやボブリフトなどの高品質な糸リフトを選ぶと良いでしょう。
当院の糸リフトで使用している糸はすべて、吸収性の溶ける糸です。糸リフトの症例数豊富な名医がお客様一人一人の骨格や肌の状態を診察し、最適な糸の挿入本数やデザインをご提案します。ローリスクの溶ける糸リフトを検討している方は、ぜひeクリニック大阪院の無料カウンセリングを受けて見てください。

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