スレッドリフトの痛みはどのくらい？痛みを抑える方法も解説

糸リフト

スレッドリフトの痛み

結論からいうとスレッドリフトでは我慢できないような強い痛みはほとんどありません。ただ、施術中やダウンタイム中に少し痛みを伴う可能性があります。どのような痛みなのか、どんな場面で痛みが出やすいのかについて詳しく見ていきましょう。

施術中の痛み

スレッドリフトの施術では麻酔を使用するため痛みはほとんど感じません。しかし、麻酔のために注射を打つ際に針を刺すとチクッとした痛みを感じます。また、糸が皮膚の下を通るのを感じることもあります。この際痛みはありませんが、違和感を感じる方もいらっしゃいます。
もし、施術中に痛みを感じた場合は麻酔を追加することも可能です。早めに医師に伝えるようにしましょう。

ダウンタイム中の痛み

スレッドリフトの施術を受けたあとはダウンタイムと呼ばれる回復期間があります。ダウンタイム中に出る症状は痛みのほか、腫れやむくみ、内出血などが挙げられます。これらは施術直後から2~3日がピークで、そこから徐々に症状は引いていきます。
麻酔が切れた頃から施術部位を中心にジンジンと熱を持ったような痛みを感じることがあります。クリニックからは痛み止めが処方されるので指示に従って飲むようにしてください。
また、スレッドリフトを受けたあとはまだ糸が組織に馴染んでいないため、引きつり感を感じることがあります。しばらく違和感が続きますが、時間の経過とともに気にならなくなるので気長に待つようにしましょう。

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スレッドリフトで痛みが出る箇所

こめかみ

スレッドリフトはこめかみ部分に穴を開けて糸を通す施術です。そのため施術直後は傷を治そうとする働きから痛みが生じやすくなります。ダウンタイム中は特にデリケートになっており、傷口から感染が起こる可能性もあるので、むやみに触ったり刺激しないように気をつけましょう。
また、こめかみの痛みから頭痛を起こす方もいらっしゃいます。痛み止めを服用しながら様子をみるようにしてください。

頭皮

糸で引っ張られることにより頭皮に痛みが生じることがあります。特に痛みが出やすいのは髪を洗った時です。基本的にはシャワーやシャンプーはスレッドリフトを受けた翌日から可能ですが、もししみるような痛みがある場合は2~3日様子を見てからシャワーやシャンプーを行うようにしましょう。

頬

スレッドリフトの施術を受けてからしばらく経つと頬に痛みが出る方もたまにいらっしゃいます。これは糸が骨にあたり刺激を受けた時に起こる症状です。マッサージや顔のトレーニングをやりすぎると痛みが生じる可能性があるので注意が必要です。
やりすぎると皮膚の内部の炎症を引き起こしてしまうリスクもあります。ダウンタイムが終わってからも刺激を与えすぎないように気をつけましょう。

口の中

施術直後は数日は口の中にも痛みが生じることがあります。これは糸による皮下組織の引き上げによって起こる症状で、糸が馴染んでくると痛みは少しずつ改善されていきます。痛み止めを飲むと症状は緩和されるので必要に応じて飲むようにしましょう。
ダウンタイム中は一時的に口を動かしにくくなることもあります。笑ったり、食べたりするときに大きな口を開けると痛みが出やすくなるので、なるべく口は開けすぎないように気をつけましょう。

スレッドリフトで痛みを抑えるには？

スレッドリフトは体への負担も少なく、外科手術と比較すると痛みの少ない美容施術です。それでも痛みは最小限に抑えたいという方も多いですよね。スレッドリフトでの痛みを抑えるためにできる対策は以下のとおりです。

• 麻酔を併用する
• ダウンタイムを安静に過ごす

それぞれについて詳しくご紹介します。

麻酔を併用する

スレッドリフトでよく用いられる麻酔は局所麻酔です。これは注射器を使って注入するもので、痛みを部分的に感じなくすることができます。意識はあるので体への負担が少なく、回復も早いのが特徴です。ただ、注射によるチクッとした痛みは最初に感じます。また、施術中意識があるため糸を通す感覚は感じてしまいます。
もし、意識がある中での施術が怖いという方は静脈麻酔や笑気麻酔を併用するのがおすすめです。
静脈麻酔を入れると眠りに入るため、眠った状態で施術を行うことができます。施術中は意識はなく、起きれば施術がすべて完了した状態になります。

笑気麻酔は”リラックス麻酔”とも呼ばれる麻酔です。ガスタイプの麻酔で、鼻から吸い込むとふわふわとした感覚になり痛みを感じにくくなります。
静脈麻酔や笑気麻酔のデメリットは施術後、回復に時間がかかることで、数時間休んで意識がはっきりしてから帰宅が可能になります。通常のスレッドリフトよりも施術が長くなる点に注意です。
使用する麻酔の種類、さらに併用できる麻酔の種類もクリニックによって異なります。痛みに弱いという方は、どんな麻酔を使用するのか、麻酔の併用は可能なのかについて事前に確認するようにしましょう。

ダウンタイムを安静に過ごす

スレッドリフト後のダウンタイムは、施術の成功と快適な回復にとって重要な期間です。この時期に安静に過ごすことは、痛みを抑え、より速やかな回復を促す鍵となります。過度な運動や激しい身体活動は避け、極力リラックスした状態を保つことが大切です。また、施術部位に無理な圧力がかからないように、寝る姿勢にも注意が必要です。例えば、仰向けに寝ることで顔にかかる圧力を減らすことができます。
お仕事や学校は翌日から可能ですが、体力を使うお仕事や運動などは避けるのがベターです。力仕事をされている方は念の為お休みをとるのがおすすめです。

そもそもスレッドリフトとは

スレッドリフトは、特殊な医療用の糸を皮膚下に通すことで、顔のラインを引き上げ、若々しい印象を目指せる美容施術です。糸で組織ごと引き上げることで頬全体が持ち上がるため、多くの方が気になるほうれい線やマリオネットライン、ブルドッグラインの改善も期待できます。
また、スレッドリフトは皮膚下に糸を通すことで糸周囲の繊維芽細胞が活性化し、コラーゲンの生成を促進させる効果もあります。コラーゲンは、ヒアルロン酸やエラスチンと並んで、若々しい肌を保つための重要な成分です。ヒアルロン酸が肌に潤いをもたらし、エラスチンが柔軟性を保つ役割を果たしますが、これらはコラーゲンの存在なしでは十分な効果を発揮できません。コラーゲンが土台となって、肌の弾力を支えるのです。そのため、スレッドリフトを受けることで内側からハリのある肌を目指すことができます。
スレッドリフトは、こめかみ近くに小さな穴を開けて糸を挿入します。注射痕ほどの穴であり、髪でカバーできるため施術直後も傷跡はほとんど気になりません。仕上がりも非常に自然なため、周りに美容施術を受けたことを知られたくないという方にもぴったりな施術です。

スレッドリフトの効果

スレッドリフトを受けることで得られる代表的な効果は以下のとおりです。

• リフトアップ
• たるみの改善
• ほうれい線やマリオネットラインの改善
• 小顔効果
• 美肌効果
• 毛穴の縮小

上記でご紹介した通り、スレッドリフトは糸による物理的なリフトアップ、コラーゲン生成促進による内側からのハリ弾力アップの両方が得られるのが大きな魅力です。たるみやシワなどは年齢とともに出やすくなりますが、スレッドリフトを受けることで目立ちにくくなり、若々しく明るい印象へと導くことができます。

スレッドリフトで使われる糸の種類

現在、危険性やリスクを考えてスレッドリフトでは体内に残る溶けない糸はほとんど使われておらず、時間の経過とともに体内に吸収され排出される溶ける糸が主流となっています。
溶ける糸にも素材や形状によって種類があり、中でも特に利用されることが多い素材が、PDO(ポリジオキサノン)やPCL（ポリカプロラクトン）などです。これらの素材は他の医療の現場でも用いられることが多く、安全性が高いのが魅力です。糸の強度やしなやかさが異なるので、挿入する部位やお悩みにあわせてそれぞれにあった糸を選択していきます。
また、スレッドリフトで使われる糸の多くにはコグと呼ばれるトゲのような突起物がついています。コグが組織をキャッチすることでしっかりとしたリフトアップを叶えてくれます。さらにコグが刺激となり、コラーゲンの生成の抑制効果も高める子tができます。

糸リフト

症例写真

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