糸リフトの失敗例とは?成功するために医師が解説
糸リフトは顔に医療用の糸を通すことでたるみを持ち上げる施術です。
使われる糸は医療用の人体への害のない糸を使うので、アレルギー症状が起きない限りは施術後安心して日常生活を送っていただけます。
また糸リフトはメスで切開することなくたるみをリフトアップできる施術なので、切開手術のように傷跡が残る心配はありません。
さて糸リフトはほうれい線やおでこのしわなど様々なお悩みに有効なエイジングケアである一方、成功するには医師の技術が必要です。
今回は糸リフトの失敗例や失敗を防ぐためにおすすめできる対策について解説します。
糸リフトで失敗することはある?
糸リフトにおいては失敗することもあり得ます。
一方で施術を終えてすぐに成功か失敗かを判断するのは難しいです。
施術から間もない時期は顔が腫れたり内出血を起こしたりといったダウンタイムがありますので、仕上がりの良し悪しはダウンタイムを終えて糸の馴染み具合を確かめないとわからない場合もあります。
ただ、糸リフトは比較的ライトな美容整形のため、そこまで「失敗」に関して不安がらなくても良いと思います。基本的に溶ける糸で行っているので、時間が経てば溶けますし、本数が少なくて効果が感じられないと思う場合は、本数を足して入れる事で効果を改善することができます。糸リフトは溶ける糸と溶けない糸がありますが、溶けない糸の場合感染のリスクなどが少したかまりますので、失敗を避ける場合は溶ける糸で施術をした方が無難です。
糸リフトの失敗例
皮膚を切開する手術と比べると糸を通す糸リフトは心理的なハードルが低い傾向にあります。
しかし多くの施術と同じく失敗するリスクがまったくない施術というわけではありません。
それでは糸リフトにおける失敗例をピックアップしていきます。
引きつったような仕上がりになる
糸リフトにおいては皮下に埋め込んだ糸でたるみのある部分を引っ張り上げてリフトアップを図ります。
そんな中糸の引っ張り方が強過ぎると施術後顔が引きつれてしまう場合があります。
肌がデコボコになる
糸が本来挿入すべき位置にきちんと通されなかったり糸が平行に通されなかったりすると、施術部分の皮膚がデコボコの状態になることがあります。
なお施術後何週間か経過すると肌の凹凸が目立たなくなる場合もあります。
糸が透ける
糸が本来の挿入部分より浅い部分に通されたり施術に太めの糸を使ったりした場合、埋め込まれた糸が肌の表面から透けて見えることがあります。
また皮膚が標準より薄い方が糸リフトを受けた場合も糸が透ける可能性があります。
たるみが改善されない
リフトアップ効果の期待できる糸リフトですが、大幅にたるみが引き上げられる効果は見込めません。
そのため極端に強いたるみでお悩みの方が糸リフトを受けてもあまりたるみ改善効果が感じられない可能性が高いです。
そのためたるみの大きい方は別の手段でたるみを解消することが提案されることがあります。
また、たるみの原因が脂肪であるならば、顔の脂肪吸引と糸リフトの併用が推奨される可能性もあります。
当院は糸リフトの症例が豊富で、独自の研究データがあります。たるみがしっかり引き上がるように、糸リフトの挿入方法を工夫して施術を行っています。
左右差が生じる
糸を入れる位置にズレが生じたりたるみを引き上げる力が片側だけ強過ぎたりすると、仕上がりに左右差が生じる可能性があります。当院ではこの症例のように、なるべく左右差が出ないように丁寧に糸を挿入して施術を行っています。
理想の仕上がりにならない
カウンセリングを受けた時にどのような仕上がりを希望しているかを細かく医師と共有しないと、いざ施術を終えた時に理想とは異なる仕上がりになってしまう恐れがあります。
当院ではお客様が話しやすい雰囲気つくりをしています。また、事前のデザインも丁寧に行っています。
髪の毛がなくなる
糸リフトを受けた後に、もみあげやこめかみ付近の髪の毛が一部生えなくなる場合があります。
これは皮下に通した糸を留める過程で毛根の一部を切り取ってしまったり、糸を引っ張り過ぎて頭部の血行を阻害してしまったりすることが原因です。
万が一髪の毛がなくなってその部分が目立つ場合は他の部分の髪の毛で隠すことをおすすめします。
感染症を引き起こす
糸リフトのようなメスを使わない施術においても、衛生管理が不十分な美容外科で施術を受けてしまうと施術後に感染症を引き起こす恐れがあります。
糸リフトを気軽に受ける方も少なくありませんが、施術後良好な経過を迎えるためには美容外科選びを慎重に行いましょう。
痛みが治まらない
顔にはたくさんの神経が通っています。
そのため糸の引っ張り方が強過ぎたり糸を本来より深い部分に通したりすると痛みや違和感が通常より長く続く可能性があります。
糸リフトの施術中は麻酔が効いているので痛みを感じる事は基本的にはありません。麻酔の注射時にチクっとした痛みがあります。
糸リフトでの失敗を避けるための方法
糸リフトで失敗するリスクを下げるためには、美容外科選びに気を付けたりご自分の希望の仕上がりについて具体的に医師に伝えたりすることが推奨できます。
実績のある美容外科を選ぶ
施術料金や通いやすさも大切ですがそれらだけを美容外科選びの基準にするのはおすすめできません。失敗するリスク下げるには糸リフトにおける経験と知識が豊富な医師の施術を受けましょう。
そこで糸リフトでの実績を積んでいる美容外科を選べば、スキルの高い医師の施術が受けられる可能性が高いです。当院では失敗の無いよう手術を行っております。当院では積極的にホームページやSNSで糸リフトの実績(症例写真等)を公開しています。
保証制度のある美容外科を選ぶ
保証制度が設けられている美容外科であれば、万が一施術後に効果がなくなってしまったなどのトラブルが起きても安心です。
また保証制度のない美容外科と比べて保証制度のある美容外科の方が施術のクオリティーが高い医師が在籍している傾向にあります。
ちなみにe-clinicではすべての施術に保証が付いています。
そのため万が一トラブルが起きたら保証期間内であれば再び施術を受けていただけます。
糸リフトの知識がある医師のカウンセリングを受ける
美容外科によってカウンセリングを手短に済ませてしまう医師もいるのですが、そうした医師は施術の説明やお客様からのヒアリングをあまりやらない傾向にあるので、施術後思いどおりの仕上がりに至る可能性が低いです。
一方でカウンセリングに時間をかける医師は、施術が丁寧かつハイクオリティーな傾向にあり、仕上がりもお客様の理想に近い仕上がりにしてくれることが多いです。
また糸リフトの知識があり、糸リフトが得意な医師のカウンセリングを受ける事をお勧めします。
カウンセリングは施術の仕上がりを左右するといっても過言ではないプロセスです。
そのためじっくりカウンセリングを行いお客様の希望を細かく把握してくれる医師の施術を受けましょう。
仕上がりイメージは可能な限り具体的に医師に伝達し、また言葉での説明が難しければ理想のフェイスラインの人物の写真などを持ってカウンセリングに臨むことをおすすめします。
糸リフトでできることを把握する
糸リフトには可能なことと不可能なことがあります。
施術が終わってしまってから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、施術を受けることによってどの程度のたるみが解消されるのかを具体的に把握し納得した上で施術に臨みましょう。
糸リフトを受けた後に注意すること
経過を良好なものにするためには質の高い医師の施術を受けることに加え、日常生活で施術部分をいたわるよう心がけることも大切です。
それでは糸リフトを受けた後の注意点について詳しくお伝えします。
入浴を控える
ダウンタイム中は施術箇所が腫れることが多いです。
そんな中入浴すると血のめぐりが良くなる影響で腫れが悪化する恐れがあります。
そのため術後1週間はバスタブに浸かる入浴は控えましょう。
なおシャワーは施術の翌日から可能です。
激しい運動をしない
体を動かすと血行が促進され、施術箇所の腫れがひどくなったり長引いたりする可能性があります。
そのためダウンタイムが終わるまでは激しいスポーツを控え安静に過ごすことをおすすめします。
傷口を触らない
針を刺した部分を無意識に触ると手指から雑菌が入って感染症に繋がったり傷口の治りが遅くなったりする恐れがあります。
そのためなるべく針を刺した部分に触れないように注意しましょう。
加えてフェイスマッサージも施術を終えたばかりの時期は避けるのが望ましいです。
軽めのマッサージでも1ヶ月、強めのマッサージの場合は施術から2ヶ月は控えましょう。
口を大きく開けない
埋め込んだ糸が馴染んでいないうちに口を大きく開けると、まれに糸が切れてしまうことがあります。
そのため施術後しばらくは口を大きく開けるのを避けましょう。
また歯科治療では口を普段以上に大きく開けなければならないことがあるので、糸リフトを受けてから1ヶ月は歯科治療を受けないのが推奨できます。
もし虫歯や抜歯しなければならない歯がある場合は糸リフトを受ける前に治療を終えておくのが理想的です。
失敗したら糸を入れ直せる?
施術から月日が経ってしまうと埋め込まれた糸を入れ直すのはほぼ不可能です。
糸リフトで使われる糸の多くは体内で溶けるタイプの糸です。
そのため糸が体に馴染み始めたら取り出すのは困難です。
ちなみにe-clinicの糸リフトで用いられている糸は「VOV-lift premium」(ボブリフトプレミアム)、「TESSLIFT SOFT」(テスリフトソフト)、「MINT LIFTmini S flex」(ミントリフトミニSフレックス)で、いずれも月日の経過にともない体内に溶け込んでいきます。
糸リフトは何回受けても大丈夫?
使用する糸やお客様の肌質によって長い期間糸リフトの施術効果が持続することもありますが、効果は永久的ではありません。
施術効果が感じられなくなってしまった時は再び糸リフトを受けることが可能で、複数回施術を受けた場合もトラブルが起きるリスクはあまり大きくありません。
ちなみに埋め込まれた糸は6~8ヶ月かけて皮膚の内部で溶けていきますが、その間施術部分でコラーゲンが出されるので糸が溶ける過程でも施術効果は出ます。
そして施術効果の持続期間は1~2年続く傾向にあります。
そしてより長い期間糸リフトの効果を持続させたいという方の中には1年おき、2年おきなど定期的に施術を受ける人もいます。
なお糸リフトの施術効果を得るにはある程度皮下脂肪があることが必要です。
加齢やダイエットなどの要因で顔の皮下脂肪が減少すると糸リフトを繰り返し受けてもリフトアップ効果が実感できなくなる可能性があります。
糸リフトを受けると顔が大きくなる?
施術後に顔が以前より大きくなったように感じられることがあります。
これはダウンタイムによる現象で、腫れやむくみが生じることで一時的に顔全体が大きく見える場合があるのです。
ダウンタイムを過ぎると顔が大きくなる現象も治まる傾向にありますが、人によって施術箇所が大きく腫れたり腫れやむくみがいつまで経っても残ったりするケースもあります。
その場合はアレルギー症状や感染症を引き起こしている可能性があるので、早めに医師の診察を受けましょう。
プチッと音が鳴るのは糸が切れたから?
口を大きく開けた時に顔からプチッという音が聞こえることがあります。
実際大口を開けることで糸が切れてしまうリスクもゼロではないのですが、多くの場合は糸が切れて音がしているのではなく、糸に付いているコグ(トゲ)が皮膚の内部で動くため音が鳴るのです。
また音が鳴ることが施術効果に影響することはないのであまり心配する必要はありません。
大阪で安い糸リフトをお探しならeクリニックへ
今回は、糸リフトの失敗例について詳しく解説してきました。
低価格・高品質の糸リフトを目指している当院では、ほかのク美容外科と比較して値段が低く、なおかつ品質のいい施術をおこなうことを目指しています。大阪近郊の関西エリアで糸リフトを検討している方は、ぜひ一度eクリニックへお越しください。