目の上のたるみ取り(眉下切開)
About
眉下切開とは
眉下切開は、眉の下を切り、脂肪や余分な皮膚を切除する目の整形です。縫合する段階で眉下から上まぶたの皮膚がくっと上にリフトアップするため「眉下リフト」という名前で呼ばれることもあります。
眉下切開とすると上まぶたのたるみが解消され、すっきりとした目元に。皮膚や脂肪で隠れていた二重ラインや黒目がはっきりと見えるようになるため、目力のアップやデカ目効果も期待できます。
difference
全切開との違いは?
上まぶたのたるみ解消法としてもう一つ、二重ラインで切開する方法もあります。こちらは全切開や二重切開とも呼ばれる方法で、二重のラインに沿って切り込みを入れて、二重より上のまぶたの皮膚や脂肪を切除します。切開する場所が違うのが眉下切開との大きな違いです。
全切開は、目の外側の皮膚がたるんで「三角目」に悩んでいる方、アイプチなどでまぶたが伸びてしまった方におすすめな施術で、一重の方は二重にすることもできます。
ただ、二重ラインの周辺の皮膚は分厚いため、二重ラインで切開すると仕上がりが腫れぼったくなってしまうのがデメリットです。より自然な仕上がりで、目に腫れぼったさを出しなくない方は眉下切開のほうが向いているといえます。
Merit
眉下切開のメリット
眉下切開のメリットとして傷跡が眉毛の中に隠れるのでわかりにくいという点です。特に当院の場合は傷跡が残らないように無駄に組織を傷つけないように切開しているため、術後3日後でもこのようにほとんど内出血や腫れが見られません。眉下切開の場合は傷跡の縫い方が大切です。
眉下切開の具体的なメリットとして以下のようなことが挙げられます。
- 傷跡が目立ちにくい
- 仕上がりが自然
- 眉と目の距離が短くなる
- 二重幅が広くなる
- 若々しい印象になる
- 視野が広くなる
それぞれについて解説していきます。
傷跡が目立ちにくい
眉下切開はその施術名の通り、眉の下側を切開します。そのため切開の跡が眉で隠すことができ傷が目立ちにくくなります。
また、眉下切開は目からやや離れた部分を切開するので目を傷つけるリスクが低いのも大きなメリットです。目元はデリケートで痛みも感じやすいため、切開となると抵抗感が強い方も多いかと思います。そういった恐怖心や不安がある方にも眉下切開はおすすめです。
仕上がりが自然
先ほども少しご紹介しましたが「重まぶたライン切開法」と呼ばれる二重のラインに沿って切開する方法は、まぶたが腫れぼったく仕上がってしまう可能性が高いです。一方で眉下切開は眉の下から引き上げるためまぶたの仕上がりがとても自然です。切除する皮膚や脂肪の量は医師と相談することができ、切除する範囲を調節することでさらにナチュラルな仕上がりにすることも可能です。周りから整形がバレたくないという方にもおすすめな施術といえます。
眉と目の距離が短くなる
眉下の皮膚や脂肪が減ることで自然と眉と目の距離が短くなります。目と眉の距離を短くすることで、彫りが深く、目力が強い印象に。凛とした雰囲気を引き出すことができます。眉と目の距離の長さが気になる方にも眉下切開は有効な施術です。
二重幅が広くなる
眉下切開で上まぶたの余分な皮膚や脂肪を取り除くことで、隠れていた二重を引き出すことができます。奥二重や二重幅の狭さもこの施術で改善できる可能性があります。
二重のライン自体は手を加えていないため、自然に二重幅を広くできるのも嬉しいポイントです。
また、下記で詳しくご紹介しますが、一重の方は眉下切開のあとに埋没法や切開法などの二重整形施術も行うことも可能です。目元をすっきりさせて、きれいな二重を作りたいという方は施術を組み合わせることでさらに理想のイメージに近づけることができます。
若々しい印象になる
上まぶたは年齢とともに腫れぼったい印象になります。これは、コラーゲンやエラスチンといった弾力成分が減ることにより、まぶたの位置をキープできなくなるためです。
そのため眉下切開で上まぶたのたるみを解消すると、ぐっと若々しい雰囲気を取り戻すことができます。目元のアンチエイジング効果も期待できる施術となってます。
視野が広くなる
上まぶたがたるむことで皮膚が視野を遮り、いつのまにか視野が狭くなっていることもあります。眉下切開をすることで目が開きやすくなり、視界をクリアにすることが可能です。目元の物理的な重たさは頭痛や肩こりの原因になることも。そういったストレスの解消にも効果が期待できます。
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眉下切開のデメリット
一方で、眉下切開のデメリットとして挙げられるのは以下のような点です。
- 大きな変化が感じられない可能性がある
- 眉毛が細くなる場合がある
- ドライアイになりやすくなる
- イメージ通りの目元にならないことがある
それぞれについて解説していきます。
大きな変化が感じられない可能性がある
眉下切開のメリットとして仕上がりの自然さを上げましたが、反対に大きな変化を求める方には物足りなさを感じるかもしれません。
眉下切開によって目が大きく見えるか、二重幅が広がるかについては個人差もあります。施術してから後悔することのないように、仕上がりのイメージについては事前に医師としっかり相談するようにしましょう。
眉毛が細くなる場合がある
眉下切開は眉毛の中に切り込みを入れていきます。そのため若干眉毛が細くなってしまうことがあります。ほとんどは気にならない程度の変化ですが、元々眉毛がかなり細い方だと施術後の顔の印象がイメージと異なることも。
眉の細さが変化する可能性は頭に入れておくようにしましょう。
ドライアイになりやすくなる
目がしっかり開くようになることで目の渇き「ドライアイ」が発生する可能性があります。ドライアイは目の表面の傷の原因にもなり、悪化するとさまざまなリスクが生じます。もし、眉下切開後にドライアイの症状が出た場合は早めに眼科で診てもらうようにしましょう。
イメージ通りの目元にならないことがある
眉下切開をしたあと、左右のまぶたの開き具合が非対称になってしまったり、目元に違和感が出たりとイメージと違う仕上がりになってしまうこともあります。
眉下切開は、切開の仕方や切除する皮膚、脂肪の量によって引き上げ方は調節できますが、二重整形のように細かな目元の調節は難しいです。医師の技術力も大きく影響を受ける施術ですので、実績のある医師の元で施術を受けるようにしましょう。
Recommend
眉下切開はこのような方に向いています
上記のようなメリット・デメリットを踏まえると、眉下切開は以下のような方に特におすすめです。
- 自然に目元をすっきりとさせたい
- 年齢とともに上まぶたのたるみが気になってきた
- 奥二重から二重にしたい
- 二重幅を広げたい
- 眉と目のあいだの距離が長い
眉下切開は”整形感”の少ない、自然な仕上がりが大きな魅力です。元々の目の印象を大きく変えることなく、目元をすっきりさせることができます。
上まぶたは年齢とともにたるんでくるので、目元の老け感が気になる方にもおすすめな施術です。まぶたのたるみが原因で目つきが悪く見える、眠そうに見えるといったコンプレックスも改善が期待できます。
また、眉下切開はその名前の通り”切開する施術”なのでダウンタイムはあるものの、眉に沿って切り込みを入れるため傷跡が目立ちにくいのも嬉しいポイントです。周囲の目が気になるという方でもチャレンジしやすい整形の一つです。
Method
眉下切開の手術方法
眉下切開の実際の手術方法についてご紹介します。大まかな流れは以下の通りです。
1.カウンセリング
2.デザイン
3.麻酔
4.切開
5.皮膚と脂肪を切除
6.縫合
手術時間は1時間から1時間半ほどです。切開をする手術なので、麻酔は局所麻酔や笑気麻酔を併用して行うのが一般的です。手術中は意識もあるので仕上がりを確認しながら進めていくこともできます。
大抵は皮膚と脂肪のみを切除しますが、デザインによっては眼輪筋といった筋肉組織も一部切除することも。縫合は中縫いと表面の2回に分けて行い、リフトアップできるよう調整しながら縫っていきます。
ダウンタイムはある?
眉下切開は施術後、腫れやむくみ、内出血などが出ます。切開部分の赤みなども目立ちやすくこれらの症状のピークは1~2週間です。施術から1週間程度で抜糸をするので、そこから症状は治ってきます。
完全に傷が目立たなくなるまで1~2ヶ月ほどかかり、この間は目元がむくみやすくなったり、左右差が出やすくなります。
このことから眉下切開のダウンタイムの目安は1~2週間、最大で1ヶ月ほどといえます。
ちなみにシャワーやメイクは患部を避ければいつも通りにすることができます。施術から2~3日は患部をできるだけ濡らさないように、刺激しないようにしながら生活するようにしましょう。
施術後は抗生物質や痛み止めが処方されます。医師の指示に従って飲むようにしてください。通院は1週間後の抜糸と、経過観察の1ヶ月後の2回です。入院の必要はありませんが、術後の通院がありますのでそのあたりも頭に入れておきましょう。
Summary
眉下切開の副作用・リスク
よく起こる副作用・リスクには以下のようなものがあります。
・腫れ
・赤み
・内出血
・むくみ
これらの症状が上記でも解説した通り、時間の経過とともに少しずつ治っていきます。
また、重篤な副作用やリスクには以下のような症状があります。
・ケロイド
・引き連れ感
・縫合不全
・感染症
施術後、少しでも異変を感じたら早めにクリニックに相談するようにしましょう。
眉下切開と二重整形は同時にできる?
二重の整形と眉下切開を同時に行なって、よりぱっちりとした目元を作りたいと希望される方もいらっしゃいますが、同時に施術を行うのはあまりおすすめできません。
なぜなら、眉下切開をすると二重の幅が変化したり、二重ラインの深さが浅くなったりするからです。
もし両方施術をしたい場合は、二重幅やラインの深さの調節がしやすい眉下切開→二重整形の順番で行うのも一つの選択肢です。
Q&A
眉下切開のよくあるご質問
眉下切開とはどのような手術ですか?
眉下切開は、眉毛の下側を切開して、余分な皮膚を取り除き、目元を引き上げる手術です。この手術により、まぶたのたるみが改善され、目元が若々しく、すっきりとした印象になります。眉下切開では、眉毛のラインに沿って切開をしますので、傷跡が目立ちにくいのが特徴です。また、クリニックによって、眉下切開や眉下リフトなど、様々な名称で呼ばれます。
眉下切開の手術後に傷跡は目立ちますか?
眉下切開の手術では、眉毛の下に沿って切開するため、傷跡は眉毛の陰に隠れます。そのため、傷跡が目立ちにくく、美容整形がバレてしまうという心配はほとんどありません。また、術後の経過とともに傷跡は徐々に薄くなり、数ヶ月後には全く気にならない状態になることが多いですので、どうぞご安心下さい。
眉下切開のダウンタイムはどのくらいですか?
眉下切開のダウンタイムは、通常1週間から2週間程度です。術後には腫れや内出血が発生することがありますが、時間とともに落ち着いていきます。完全に目元の状態が安定するまでには1ヶ月ほどかかる場合もありますが、基本的には術後1週間ほどで日常生活に戻ることが可能です。
眉下切開はどんな方におすすめですか?
眉下切開は、まぶたのたるみが気になる方や、目元をすっきりとさせたい方、ぱっちりとした二重ラインを作りたい方におすすめです。特に、目元を自然にリフトアップしたい方や、二重整形との併用で、目元の印象を若々しくしたいという方には最適です。
眉下切開と二重整形は併用できますか?
眉下切開と二重整形は併用が可能です。眉下切開で目元のたるみを取り除くことで、二重のラインをよりくっきりとさせることができ、理想的な目元を実現することができます。両者を併用することで、より若々しく、スッキリとした目元を作ることができます。eクリニックでは、手術(施術)方法や併用する術式の組み合わせなど、お客様の理想の仕上がりに最適な方法をご提案させていただきますので、どうぞご安心下さい。
眉下切開の効果は何年持続しますか?
眉下切開の効果は基本的に半永久的であり、個人差はありますが、数10年以上持続します。一度切除された皮膚は再びたるむことは少なく、長期間にわたって若々しい目元を維持できます。ただし、加齢や生活習慣の影響で再びまぶたがたるむことがあるため、定期的なケアや必要に応じたメンテナンスは大切です。
Price
料金表
眉下切開 | キャンペーン価格 ¥231,000(税込) |
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モニター価格 ¥164,780(税込) |
ROOF切除(全切開、眉下切開と併用) | キャンペーン価格 ¥88,000(税込) |
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モニター価格 ¥76,780(税込) |
ROOF切除単独 | キャンペーン価格 ¥154,000(税込) |
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モニター価格 ¥109,780(税込) |
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Doctor このページの監修医について
脇谷 雄一朗 Yuichiro Wakiya
e clinic 大阪院 院長
経歴
略歴
- 大阪大学医学部医学科卒
- 武蔵野赤十字病院
-
大阪市立総合医療センター
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 -
和歌山県立医科大学附属病院
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 - 大阪市内個人美容皮膚科
- 大手美容外科
- eクリニック 大阪院 院長就任