糸リフトは口コミで選んでもいい?医師が解説

糸リフトのクリニックを口コミで選ぶ女性

糸リフトは“スレッドリフト”や“切らないフェイスリフト”とも呼ばれ、メスを入れずにリフトアップを実現できる美容整形のこと。加齢によるたるみやしわ、ブルドッグライン、マリオネットラインといったさまざまなお悩みを改善したい方におすすめです。

ネットやSNSでも多くの口コミがあります。

頬のラインをきゅっと引き締めて小顔に見せる効果も期待できます。
現在は多くの美容クリニックで導入されていますが、クリニックによって使用している糸の種類や金額はさまざま。
「どれが自分の悩みに合っているのか分からない」
「口コミだけを参考にして選んでもいいの?」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、糸リフトでいっぱいしないための選び方について詳しくご紹介します。

糸リフトは口コミを参考に選んでもOK!ただし最終的にはしっかりと医師のカウンセリングを受けた後クリニックを決定しましょう。

糸リフトの口コミをチェックする女性

実際に施術を受けた人の口コミは、術後の経過も含めて非常に参考になります。口コミサイトだけでなく、掲示板や個人が経過写真を載せているブログ、SNSなど満遍なくチェックしておくと美容外科選びの参考になります。15年以上前から口コミ広場という美容医療の口コミサイトがあり、糸リフトの口コミがおおくありましたが、最近ではトリビューやカンナムオンニなどの美容医療のアプリも増えてきました。


糸リフトは医療行為で効果は個人差がありますし、満足がいったかどうかも主観的なもののため、一つの口コミを鵜呑みにしてしまうのは避け、できるだけ色々な口コミを複数参考にすることがクリニック選びの一つのポイントです。ただ、口コミを過信しすぎるのはあまりお勧めできず、また口コミだけを見て即決してしまうこともあまりおすすめできません。
ネットやSNSの口コミの情報で美容外科を選ぶ場合、以下の項目を総合的に見て判断するのが望ましいです。

  • 医師の実績や経歴など
  • 症例数と症例写真など
  • カウンセリング時の対応など

ここからは、口コミ以外のポイントについて詳しく解説していきます。

医師の実績や経歴

リスク・副作用:むくみ・内出血・熱感・違和感・だるさなどを生じることがあります

糸リフトだけでなくすべての美容整形に対して言えることですが、医師の経験や実績には注目するべきです。現状、日本では、医師免許さえ取得していれば誰でも美容外科医になれる可能性があります。しかし、医師免許を持っているからといって美容整形の技術が高いとは言い切れませんよね。
そこで役立つのが、医師自身のキャリア・経歴やクリニックが公開している実績です。
「糸リフトは大がかりな手術ではないから医師としてのキャリアにはそこまでこだわらなくてもいいのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
糸リフトはメスを使わずにできる美容整形ではあるものの、医師の技術次第で期待通りの効果を得られなかったり、失敗のリスクが高くなったりします。
十分な実績があり、経験豊富な医師が多数在籍しているクリニックを選びましょう。

症例数と症例写真

糸リフトの症例写真
リスク・副作用:むくみ・内出血・熱感・違和感・だるさなどを生じることがあります

症例写真は、美的感覚や仕上がりイメージが自分の理想と近いかを判断するのに役立ちます。その際、症例数が多ければ多いほど医師のセンスが分かりやすく、明確になりますよね。
逆に、一つの症例写真だけを見て決めてしまうのは望ましくありません。「その症例だけがたまたま上手くいった」という可能性も否定できないからです。必ず複数の症例を見て、安定した仕上がりが保たれているかどうかを見極めましょう。
施術直後の写真だけでなく、術後の経過についてもしっかりと確認しておくのがおすすめです。

自分のセンスに自信がない場合には、医師のセンスや美的感覚に任せてしまうという手もあります。
医師によって美しいと感じる基準はさまざまなので、症例写真を比較して、理想とするイメージに近い医師を選んでみましょう。
また、医師のSNSやブログをチェックしてみることで、整形に対する考え方やポリシーなどを知ることもできます。

カウンセリング時の対応

美容整形では、医師との相性も大切です。そのため、実際にカウンセリングを受けてみて分かることがたくさんあります。
美容整形は少しの違いで仕上がりに大きな差が生まれてしまうものなので、まずは自分の理想とするイメージを適切に伝えることが大切。希望イメージをうまく汲み取ろうとしてくれるか、悩みに寄り添ってくれるかなどは、判断基準のひとつになります。
一方的な押し付けや決め付けをしたり、逆にまったく意見や助言をくれなかったりといった医師は避けた方が無難です。
カウンセリングに十分時間をかけてしっかりとコミュニケーションが取ってくれる、信頼できる医師を選びましょう。

糸リフト

糸の種類と選び方

テスリフトのパッケージ

糸リフトで使用する糸の種類はひとつではありません。口コミが高い糸リフトももちろんあります。当院では口コミが高くお客様から好評の糸リフトをそろえています。


ここからは、eクリニックで使用している糸の種類と、それぞれの特徴を解説していきます。

テス(TESS)リフト

20代女性のテスリフトの症例写真
リスク・副作用:むくみ・内出血・熱感・違和感・だるさなどを生じることがあります

テスリフトは、表面にバーブと呼ばれる強力なトゲがついた糸のまわりを3Dメッシュで覆った、特殊な構造の糸です。バーブが皮下組織にしっかりと引っかかってくれるため、糸リフトの効果が長期間持続しやすいという特徴があります。
リフトアップの持続期間は2年以上とされています。
また、網目状になった3Dメッシュ素材は皮下組織と一体化しやすい点もメリットです。

整形大国でもある韓国のZISHEL社が開発したスレッドリフトで、韓国政府機関MFDS(食品医薬品安全処)の認可を受けた安全なものになります。
下で詳しくご紹介しますが、PDO(ポリジオキサノン)という溶ける素材を使用しているため、体内に糸が残ることも基本的にありません。

ボブ(VOV)リフト

ボブリフトは、コグと呼ばれるトゲが表面についた韓国製のスレッドリフトです。コグを皮下組織に引っかけることで、皮膚のたるみを改善することができます。糸自体に柔軟性もあるため、より自然な仕上がりを目指すことが可能です。
ボブリフトはPCL(ポリカプロラクトン)という特殊な素材を使用しています。糸の強度がしっかりしているので、体内に吸収されるまでに時間がかかるのが特徴です。効果も2~3年と比較的長期間持続するため、一度の施術でより長くリフトアップ効果を維持したい方におすすめになります。

ミントリフト

ミントリフトは、すべての方向にトゲがついている点と、従来の糸に比べて太さがある点が特徴になります。持続力が高いのはもちろんのこと、引き上げる力が強力なため、より深刻なたるみやしわにお悩みの方におすすめです。
ただし、その分ほかの糸と比べて痛みが強く出やすい点はデメリットだと言えるでしょう。

テスリフトと同じくPDO(ポリジオキサノン)という溶ける素材を使用しており、体内に糸が残る可能性は基本的にありません。

糸リフト

糸の素材による違い

糸リフトの素材を説明する看護師

糸リフトは、糸の構造だけでなく素材によっても効果や持続期間に違いが出てきます。ここからは、糸リフトの素材ごとの特性について解説していきます。

PDO(ポリジオキサノン)素材の糸

PDO素材の糸としては、テスリフトやミントリフトが挙げられます。糸リフトで使用する糸の中ではもっとも知名度が高く、一般的な糸だと言えるでしょう。
PDO素材はもともと外科手術の現場でも使われていた安全性の高い素材であり、体に害は一切ありません。
糸が溶けるときにコラーゲンやエラスチンが生成されるとされており、引き締めやリフトアップと同時に美肌効果まで得られる点がメリットです。具体的には、毛穴や小じわなどの改善が認められています。
また、脂肪燃焼効果もあるため、脂肪によるもたつきが気になる方や小顔を目指したい方にもおすすめの素材です。

PCL(ポリカプロラクトン)素材の糸

PCL素材の糸としては、ボブリフトが挙げられます。
柔らかい素材なので、挿入時に痛みを感じにくく、表情の変化になじみやすい点が特徴です。また、時間をかけてゆっくりと体内に吸収されるため、リフトアップ効果が長く持続します。
PCL素材は体に無害であり、100%体内で加水分解(水と二酸化炭素に分解)されることが分かっています。溶けるのに時間はかかりますが、将来的に糸が体内に基本的に残ることはないので安心です。

また、製品をEU加盟国へ輸出する際の安全基準条件である「CEマーク認証」や、日米両国の薬機法に違反していないことを証明する「FDA承認」を受けており、世界的にも広く使用されています。

糸リフト

糸リフトはこんな人におすすめ!

糸リフトは、以下のような方におすすめの施術です。

  • たるみやしわ、ほうれい線が気になる
  • ブルドッグラインやマリオネットラインを解消したい
  • 小顔を目指したい
  • 即効性を求めている
  • 低予算でリフトアップを叶えたい
  • メスを入れるのには抵抗がある
  • ダウンタイム期間があまり確保できない
  • 美肌を目指したい
  • たるみを予防したい

糸リフトは、リフトアップを目指したいけれど切開をする勇気はない、あるいは予算が合わないといった方でも手軽にできる施術。
口の両端から顎にかけてのマリオネットラインや、ブルドッグラインと呼ばれるほうれい線にも効果を発揮します。

糸リフトと聞くと、加齢によるたるみやしわなどにアプローチすることによる“若返り”のイメージが強いかと思いますが、最近は20代の方が予防の意味で取り入れることも多いのです。
将来のために何かケアを始めたいと考えているなら、糸リフトを検討してみてはいかがでしょうか。

糸リフト

糸リフトならeクリニックへ

eクリニック大阪の外観

今回は、糸リフトにおけるクリニック・医師選びから使用する糸の種類まで詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
糸リフトは、口コミだけでなくさまざまな側面から検討することが大切になります。
また、糸の種類についてもある程度知識をつけておくことで、やらせや自作自演の口コミにも惑わされにくくなるでしょう。
当院には技術、経験ともに豊富な医師が揃っておりますので、糸リフトを検討している方はぜひeクリニックにお任せください。

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