テスリフトの入れ方は?挿入方法について美容外科医が解説!

糸リフトをしてフェイスラインが上がっている女性のイメージ
テスリフト1ヶ月後の症例写真
リスク・副作用:むくみ・内出血・熱感・違和感・だるさなどを生じることがあります

皮膚を切開することなく、リフトアップを行える糸リフト。本記事では糸リフトの一種であるテスリフトに焦点を当てて解説していきます。

糸リフトにはボブリフトや今回紹介するテスリフトなど、いくつかの種類があります。どの施術も皮膚の切開を必要としない点が共通していますが、使用する糸によって異なる特徴を持っています。

テスリフトに興味はあるけれど、具体的にどのような施術を行うのか、テスリフトの効果や術後の経過、注意点は何があるのかなど、気になっている方は多いのではないでしょうか。

今回は、テスリフトの入れ方や術後の経過について詳しく紹介していきます。

糸リフト

テスリフトの入れ方

はじめに、テスリフトの入れ方について解説していきます。テスリフトの施術の流れを簡単に説明すると、麻酔→糸の挿入となりますが、テスリフトにはこの糸の挿入の部分に特徴があります。

通常の糸リフトでは挿入後に余った糸は処分するのが普通ですが、テスリフトでは糸を折り返して全ての糸を皮下に挿入する特殊な技術によって、接触部分の増加によるリフトアップ効果の向上、さらに引っ張る力が分散されることによる術後の皮膚のつっぱり感などの違和感を軽減することが可能になります。

テスリフトの入れ方を解説

テスリフトの入れ方を解説しています。糸リフトの症例数が多いのでこのように自分自身に糸リフトを入れる事が可能です。

テスリフトは単一の線状に入れるのではなく、糸を折り返して入れる事によって、線ではなく面でフェイスラインを引き上げます。

テスリフトの入れ方のテクニック

挿入テクニック

テスリフトを折り返す際に線で糸を挿入するのではなく、この図のように、カーブをつけながら挿入することによって、効果的に面で持ち上げる事ができるので、通常の入れ方より効果を高める事が可能です。

一般的なテスリフトの施術の流れと挿入方法を解説

1.局所麻酔をおこなう

テスリフトでは、まず局所麻酔を施します。局所麻酔は、身体の特定部位の感覚にアプローチする麻酔で、施術箇所に痛み止めを注射して、その部分だけの感覚を一時的に取り除くことが可能です。

体への影響が全身麻酔に比べて少ないため、呼吸などの循環器系の機能が安定していること、アレルギー性の低さや安全性の高さなどが利点として挙げられます。全身麻酔と違って、局所麻酔は施術の際に意識がありますが、痛みを感じることはないので安心してください。

2.先端を折り返した糸を皮下層に挿入

麻酔を行った後は糸の挿入に移ります。先程説明したように、テスリフトでは糸を挿入する際に特殊な技術を用います。最初のステップでは、挿入した糸の先端を折り返します。このとき、挿入した糸と折り返した糸とを平行に配置することによって組織の成長を促します。

3.残りの糸を挿入して糸の末端を折り返す

最後に、通常カットして処分する糸(糸の末端)を折り返して全ての糸を挿入します。

最後の折り返しでは、糸を2回折り返し、3列の糸が平行に配置されるように糸を挿入します。こうすることで糸の固定力が大きくアップします。

施術時間はおよそ30分程ですが、長く見るなら1時間程度と考えておくといいかもしれません。

テスリフト術後の経過

次に実際のテスリフトの術後の経過を見てみましょう。副作用やダウンタイム中の過ごし方、注意事項など詳しく解説していきます。

糸リフト

術後の副作用

テスリフトの術後に予想される副作用は以下の通りです。副作用は体質により出る場合と出ない場合があります。eクリニックでは、なるべく副作用が出ないように行っています。

  • 腫れ
  • むくみ
  • 内出血
  • 傷跡
  • 痛み

症状が落ち着くまでの期間

テスリフトの副作用を説明する看護師

前述したいくつかの副作用について、それぞれ詳しく解説していきます。

テスリフトを含む糸リフトの施術は、皮膚を切開しないためダウンタイムが短いという特徴があります。そのため腫れ、むくみ、内出血、などの目立った症状は比較的短期間(およそ1週間)で落ち着き始めます。しかし、内出血が強めに出た場合には、症状が引くまでに3週間程度要することもあります。

症状の中でもっとも気になるのが傷跡ではないでしょうか。先ほども説明したようにテスリフトは皮膚を切開しないため、傷跡はほとんど残りません。施術直後には、患部が少し赤みを帯びることがありますが、数時間経つと自然と赤みは引いていくのでそこまで気にすることはないでしょう。

痛みについても、腫れ、むくみ、内出血と同様に大体1週間前後で引き始めます。

最後に、もし術後の症状がなかなか引かない場合や、何か異常があると感じた場合には、直ぐにクリニックに連絡しましょう。自分の力だけで解決しようとせずに、クリニックや医師に適切に対処してもらうことがもっとも安全で確実です。

注意事項と過ごし方

テスリフトは切開リフトなどと比べるとそこまで大掛かりな施術ではありませんが、ダウンタイム期間中は他の施術と同様に安静にすることが大切です。

そこで、具体的な術後の注意事項、ダウンタイム期間中の過ごし方について詳しく解説していきます、

洗顔

洗顔は治療を受けた当日からおこなえます。

ただしダウンタイム期間中はなるべく優しく洗顔することを意識しましょう。治療直後やダウンタイム期間中は挿入した糸がまだ安定していないため、スキンケアをおこなう際にも患部に強い刺激を与えないようにしてください。

シャワー

シャワーも治療を受けた当日から行うことが可能です。注意事項としては、できるだけ短時間で終わらせること、ぬるめのお湯でおこなうことなどが挙げられます。

長時間のシャワーや高温のお湯を使用することで血行が促進されると、ダウンタイムが長くなったり、腫れ、むくみ、内出血などの症状が悪化してしまう恐れがあります。ダウンタイムを短くしたいのであれば、上記の点には注意しましょう。

シャンプー

シャンプーは基本的に治療を受けた次の日から可能になります。

例外として、シャンプーを行った際に傷口がしみるような場合には、その後数日間は様子を見てください。傷口はこめかみ付近にあるので、シャンプーハットなどを用いて傷口だけを避けてシャンプーをおこなうことも可能です。

メイク

メイクは治療当日からおこなえます。

ただし糸が安定していない間は、洗顔と同様できるだけ力を入れずに優しくおこないましょう。

入浴(湯船)

入浴は治療後1週間後から可能になります。湯船に浸かることで、血行が促進され腫れ、むくみ、内出血の悪化やそれに伴ったダウンタイム期間の延長などのリスクがあります。

そのため治療から1週間経ってもまだ少し腫れや内出血などの症状が残っている場合などはもう少し様子を見るか、長湯や高温での入浴は避けるのがいいかもしれません。

パーマ・髪染め

パーマ・髪染めは1ヶ月程度はおこなわないようにしましょう。

パーマ液やカラーリング剤に配合されている成分は刺激が強く傷口に悪い影響を与えます。ダウンタイムが長引いてしまうこともあるため、傷口がふさがるまでの1ヶ月間はパーマや髪染めは避けてください。

フェイスマッサージ

フェイスマッサージは治療後1ヶ月目からおこなうことができます。フェイスマッサージは患部に強い刺激を与えるため、糸がしっかりと定着するまでの期間は避けるようにしてください。

また、強めのマッサージは治療から1ヶ月経過した場合でも避けましょう。個人差はありますが、治療から2ヶ月が経過してからが強めのマッサージをおこなう目安です。

歯の治療

最後に歯の治療についてです。歯の治療は、治療から2ヶ月目から受けるようにしましょう。歯の治療の際、口を大きく開くことで糸に刺激を与えてしまうことが理由です。

虫歯の治療や歯科矯正を受けている方は、事前に医師に相談しておくといいかもしれません。

また、同じ理由で食事の際にも必要以上に口を大きく開かないように注意しましょう。柔らかい食材を細かく調理して食べることをおすすめします。

糸リフト

テスリフトの効果

糸リフトの症例写真
リスク・副作用:むくみ・内出血・熱感・違和感・だるさなどを生じることがあります

これまでテスリフトについていくつか解説してきましたが、肝心のテスリフトの効果やメリットにはどのようなものがあるのか、テスリフトの効果について3つの点から解説していきます。

1.リフトアップ効果

テスリフトはほかの糸リフトの施術と同様に、リフトアップ効果があります。テスリフトは数あるスレッドリフトと比べても高いリフトアップ効果があるのが特徴です。テスリフトに使用する糸は、バーブと呼ばれるトゲ付きの糸を、網目状の3Dメッシュで覆う特殊な構造をしており、その形状によって高いホールド力を発揮することができるのです。

2.脂肪燃焼効果

テスリフトに使用されるPDO素材は、時間が経つと溶けるという特性を持った安全な素材です。この素材は脂肪を萎縮させ、燃焼させる効果があるとされており、顔の脂肪燃焼による小顔効果が期待できます。顔周りの脂肪が気になる方におすすめです。

3.美肌効果

糸を挿入することで皮下組織が反応を起こし、コラーゲンやエラスチンなど肌に潤いや弾力を与える成分の生成を促します。そのため、テスリフトではリフトアップ効果だけでなく、肌の弾力やハリをアップさせる美肌効果までも得ることができるのです。

糸リフト

テスリフトと糸リフトで使用するその他の糸との違い

テスリフトはPDO(ポリジオキサノン)という、体内で吸収される溶解性の素材を使用した糸です。この糸には脂肪燃焼効果があり、加えて糸が吸収された後もリフトアップ効果がしばらくの間持続するというメリットがあります。韓国政府機関MFDS(食品医薬品安全処)の認可を受けており安全面においても非常に優れている素材です。

また、前述した通り糸の構造にも特徴があります。この構造によってテスリフトの高いホールド力が実現可能となるわけです。

ボブリフト

ボブリフトはPCL(ポリカプロラクトン)という素材を使用しており、糸リフトに使用される糸の中でも持続性が高く、他の糸に比べて柔軟性が高いという特徴があります。またテスリフトと同様に体内で溶ける性質を持っているため、安全性にも優れています。

ボブリフトのトゲは糸と一体になっており、強力なリフトアップ効果が期待できます。加えて、トゲの先端が丸みを帯びているため、痛みが少ないというメリットもあります。

ミントリフト

ミントリフトの糸の素材はPDOとPCL(ポリ乳酸)を用いられる場合が多く、PDOに冠してはテスリフトの素材と同じものです。PCLは強度に優れた硬さのある素材なので、体内に吸収されるまでの期間が長いという特徴があります。

また、ミントリフトは糸に返しが着いているため、強い引き上げ力と引き換えに痛みのリスクがあることが挙げられるでしょう。

糸リフト

テスリフト(糸リフト)はeクリニック大阪へ

eクリニック大阪の外観

今回はテスリフトについての様々な内容を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

eクリニックにはテスリフトをはじめ糸リフトの施術経験が豊富な医師が揃っております。

テスリフトに限らず、糸リフトの施術を検討されている方、シワやたるみを改善したい方などは、ぜひ一度eクリニック大阪までお越しください。

糸リフト