糸リフトが効果が無いと感じる原因やケースを医師が解説

糸リフトとは、皮膚を切開せずにフェイスラインをリフトアップさせる施術、いわゆる“切らないフェイスリフト”のこと。特殊な医療用の糸を皮膚の下に通すことで、ぐっとフェイスラインを引き上げて若々しい印象へと導きます。顎まわりや頬まわりのもたつきも解消してVラインをすっきり見せてくれるので、小顔を目指したい方にもおすすめの施術です。
しかし、一部では「糸リフトは効果がない」と言われているのも事実。SNSや口コミサイトでそのような意見を目にすると、不安になってしまいますよね。
そこで今回は、糸リフトの効果がないと感じる原因について、詳しく解説していきます。

糸の本数が不足していた場合にも、術後に効果がなかったと感じる可能性は高いです。たるみやしわ、マリオネットラインなどの状態にもよりますが、一般的には片側4～6本、両側8～12本の糸を入れるのが一般的です。お悩みが深刻であるなら、もう少し多く入れることを提案されることもあるでしょう。
少しでも費用を安く抑えようと考える気持ちは分かりますが、少ない本数で糸リフトの施術をすると、効果が目に見えず逆に損をした気分になってしまうことも考えられます。
十分な効果を実感したいなら、医師のアドバイスを受けて適切な本数を挿入するようにしましょう。

当院ではしっかり小顔になり、リフトアップするように糸リフトを適切に挿入できるように、糸リフトの価格をできるだけ安く提供しています。

大前提として、糸リフトは切開リフトに比べると効果が緩やかです。そのため、切開リフトと同じような効果を求めている方にとっては、糸リフトだとやや物足りなく感じる可能性があります。
切開リフトの場合は余った皮膚を切除してしまうため、皮膚が伸びきった状態で固定することが可能なのです。糸リフトは皮膚のたるみを引き上げる施術なので、アプローチ方法も術後の皮膚の状態も切開リフトとは全く異なります。
また、糸リフトは半年～2年程度、切開リフトは10年程度と、持続期間が異なる点についても頭に入れておきましょう。
大きな変化をできるだけ長く持続させたい場合には、切開リフトの方が適していることがあります。理想とするイメージを医師に伝え、どちらの施術が合っているかアドバイスを求めてみてください。

ただ当院は、糸リフトの挿入方法を工夫することで、頬全体をしっかり引き上げられるように努めています。

単純に医師の技術不足によって効果を感じられないこともあります。糸リフトはメスを入れる大がかりな手術ではないため、「どの医師に担当してもらっても同じなのでは？」と感じる方が多いようですが、それは大きな間違いです。どんな施術であっても、医師の技術次第で期待通りの効果を得られなかったり、失敗のリスクが高くなったりします。
経験豊富な医師が多数在籍しているクリニックを選びましょう。

また、医師のSNSやブログで症例写真を見て、自分の理想イメージと近い仕上がりのものが多いか、美的感覚やセンスに共感できるかなどをチェックしてみてください。整形に対しての考え方やポリシーなどを知ることができれば、なお良いです。
この医師に任せたいと思えるような医師に施術をしてもらうようにしましょう。

糸リフトに限らずすべての美容整形に言えることですが、自分の理想イメージを正しく伝えることはもっとも重要です。自分の中に理想とするイメージが存在しているのであれば、医師に丸投げせず、自分の言葉でしっかり伝えるようにしましょう。言葉で伝えるのが難しいのであれば、イメージに近い写真を見せてみるのもおすすめです。

美容整形は、カウンセリングからすでに始まっていると言っても過言ではありません。術後に後悔しないためにも、カウンセリングの時間を十分にとってくれないクリニックや医師は、避けた方が無難かもしれません。

当院はお客様にできるだけ話しやすい雰囲気を心掛け丁寧に糸リフトのカウンセリングやデザインをしています。

それでは、そもそも糸リフトをすることでどのような効果が期待できるのでしょうか。
以下、糸リフトで得られるとされている効果について詳しくみていきます。

糸リフトと聞いて真っ先に思い浮かべるのがいわゆる若返り効果ではないでしょうか。皮膚が物理的に持ち上げられるため、たるみ、しわ、マリオネットライン、ブルドッグラインといった老け顔の原因となるお悩みを一度に解消することが可能です。老け感が気になっている方も、一気に若々しい印象へと導いてくれます。
30代や40代になってくると、若い頃には気にならなかったさまざまなお悩みが増えてくるもの。「年齢的なものだから仕方ない」と諦めてしまわずに、ぜひ一度糸リフトを試してみてください。

糸リフトにはフェイスラインを引き締める効果もあります。脂肪による頬まわりや顎まわりのもたつきが気になる方にも最適です。
皮膚がたるんでいると膨張して顔が広く見えてしまいますが、キュッとフェイスラインが引き上がることで視覚的にも小顔に見せることができます。
脂肪吸引のように大幅な変化が望めるわけではありませんが、たったの数ミリでも大きく印象が変わる方も多いです。
また、顎まわりが引き締まって綺麗なVラインに整うため、顔がすっきりと痩せたような印象を与えることもできます。Vラインがぼやけていることにお悩みの方にもおすすめです。

糸を挿入することで皮下細胞が刺激され、コラーゲンやエストロゲンが生成されると言われています。また、糸によっては溶けるタイミングでコラーゲンに一部変化するというものも存在します。糸リフトでは、たるみを解消するだけでなく、美肌効果も期待できるのです。具体的には肌にハリやツヤが出て、毛穴や小じわが改善されます。

また、若返りや引き締めといったイメージの強い糸リフトですが、実は将来のたるみ予防効果が期待できるとして20代などの若い世代からも人気があります。今あるたるみをなくすだけでなく、「これ以上たるみを増やさない」という観点から見ても、30代40代以上の方には特におすすめです。

施術後に後悔しないためには、糸リフトの効果やメリットだけでなくデメリットについても詳しく知っておく必要があるでしょう。
以下、代表的なものをいくつかご紹介します。

糸リフトは、効果が永久に持続するものではありません。前述したフェイスラインの引き締め効果、たるみやしわの解消、コラーゲンによる美肌効果のいずれも約半年～2年程度で徐々に効果を失っていきます。
そのため、効果が切れてきたタイミングで糸を足していくか、効果が切れた時点でまた新しく糸を挿入しなおすか、といったことが求められます。
ただし、何回も施術を繰り返した場合、結果的に切開リフトよりも高額になってしまうケースは少なくありません。そのため、長い目で見ると切開リフトの方がお得だという意見も多いです。どうしても切開をするのが怖いという方は仕方がないですが、費用重視で糸リフトを選択した方は、いずれ切開リフトへの切り替えを検討することになる可能性があります。ただ、当院では糸リフトの施術を行う場合、なるべく効果が持続するように工夫して糸を挿入しています。

今回は、糸リフトの効果や、効果がないと感じる原因について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
糸リフトで後悔しないためには、カウンセリング時に自分のイメージをしっかり伝えることが何よりも重要です。
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糸リフトを検討している方は、ぜひeクリニックにお任せください。