鼻翼挙上術

「鼻翼」とは鼻の側面のことを指します。鼻柱と比べて鼻翼の位置が下になっていると、鼻全体を見た時にバランスが悪く見えます。その鼻翼部分を修正し、鼻全体をきれいに整えるのが鼻翼挙上術です。

ずっしりと重たく見える鼻をすっきり見せることから、鼻の細部にこだわる人にも人気のある手術です。

About

鼻翼挙上術とは

この手術は、小鼻を切り離すことで鼻翼を上側に挙上し、状況によっては小鼻を縮小して、鼻柱のラインをきれいに見せる手術です。鼻翼の付け根が鼻柱に比べて垂れ下がっていると、鼻全体を見た時にバランスが悪く見えてしまいます。垂れ下がり気味の小鼻の位置を修正することで、鼻筋の通ったバランスの良い鼻をつくることができます。

この手術を受ける方の中には、鼻柱と小鼻を同じラインに合わせるのではなく、小鼻の位置を少し上側にし、下向き矢印形の鼻にしたいと希望される方もいます。また、小鼻の形にコンプレックスを持つ人にもおすすめの手術です。

この手術は単独で行うよりも、鼻翼縮小術とあわせて行われることがほとんどです。鼻の全体バランスが整うだけで、顔の印象は大きく変わります。

鼻翼挙上術の手術方法（単独で行う場合）

まずどのような仕上がりにするかデザインし、小鼻の上の部分の手術箇所にマーキングをします。

その後に麻酔をし、マーキングに沿って小鼻を上の方まで切開し、鼻翼を切り離します。鼻翼の大きさなどを考慮しながら、切開する量や挙上の経度を調整し、鼻翼を上に持ち上げて移動させます。

最後に、切開した場所を上から順に縫合していきます。切開を行うため、溝に沿って傷跡はできるものの、経過とともに分からなくなることがほとんどです。

effect

鼻翼挙上術の効果

鼻翼を普段まじまじと見ることはあまりないかもしれませんが、顔の中心にあるため、顔全体の印象に大きな影響を与える部位です。鼻翼の下がりが改善すると、ドシンとした重たい印象の鼻から、すっとしたバランスの良い鼻になります。

この手術によって小鼻も目立たなくなるため、鼻全体がすっと整い、鼻筋も長く見えるでしょう。また、手術による傷跡は、小鼻にもともとある溝と同じ部分にできます。そのため、他の部位よりも目立ちにくいといった特徴があります。

手術は一度行えば効果が半永久的に継続するため、メンテナンスが面倒な人にとっても適していると言えるでしょう。理想の鼻に近づけたい人、小鼻の細部にこだわりたい方におすすめの美容整形です。

Recommend

鼻翼挙上術がおすすめな人

鼻翼の下がりが気になる人
小鼻が下がり気味の人
小鼻が長い人
小鼻をすっきりさせたい人
バランスの良い鼻にしたい人
鼻の形をきれいに整えたい人
小鼻が大きく見える人
自然な仕上がりの鼻にしたい人
鼻翼が発達し大きくなっている人
小鼻を小さくしたい人
鼻先が短い人
自然にカーブした小鼻にしたい人
不自然な鼻の穴を改善したい人
鼻の穴が見えにく鼻全体が重たい印象の人

Downtime & Cautions

ダウンタイムや注意事項

鼻翼挙上術のダウンタイム

切開がともなう手術であるため、2〜3日は痛みや熱感を感じる場合があります。腫れに関しては、個人差があるものの、1〜2週間程度で落ち着いていく人がほとんどです。腫れが引いた後、自然な仕上がりになるまでに約1ヵ月程度かかります。

傷跡は1ヵ月程度赤みが残りますが、時間の経過とともに徐々になくなっていきます。

また、手術後に患部が内出血で赤紫色になってしまうことがありますが、化粧で隠せる程度であることがほとんどです。内出血も、1〜2週間程度で自然に消えていきます。

鼻翼挙上術のリスクや副作用

まれに、麻酔によるアレルギー反応が起こることがあります。また、手術後1ヵ月程度は、患部がつっぱるような違和感を感じる場合もあります。

こちらも大変まれですが、傷跡が膿むような状態になることもあります。二次感染のおそれがあるため、もしそのような症状を感じられた場合はすぐに手術を行ったクリニックまでお問い合わせください。

その他、手術後1週間経たないうちに患部に大きな負荷がかかってしまうと剥離してしまう可能性があるため、注意が必要です。

Summary

鼻翼挙上術は鼻のバランスを整える手術

鼻翼挙上術は、小鼻を切開し鼻翼を上に持ち上げ、鼻のラインを整える手術です。鼻先の付け根の位置よりも鼻翼の付け根の位置が下にあると、重たい印象の鼻に見えます。下に下がった小鼻を上に持ち上げることで鼻全体がすっと引き締まり、バランスの良い鼻が実現します。

手術には切開をともなうため傷跡は残ってしまうものの、小鼻の溝に沿った傷跡で、他の部位に比べて目立ちにくいのも特徴です。

小鼻を小さくしたい人や鼻先が短い人の他、鼻全体の印象が気になる人にもおすすめの手術です。

Q&A

鼻翼挙上術のよくあるご質問

鼻翼挙上術とはどのような手術ですか？

鼻翼挙上術は、鼻の両側にある鼻翼（小鼻）を引き上げることで、鼻の形を整え、顔全体のバランスを調整する手術です。鼻翼挙上術は、鼻翼が下がって見えてしまう場合や、鼻の形を引き締めたい場合におすすめです。また、鼻翼を上げることで、鼻の印象を薄くし、より美しい「わすれ鼻」を作ることもできます。

鼻翼を上にあげるとどうなりますか？

鼻翼を上にあげることで、鼻の形が引き締まり、鼻先がよりシャープな印象になります。鼻翼が下がっていると、鼻全体が広がって見えたり、鼻孔（鼻の穴）が目立ちやすくなりますので、鼻翼挙上術により、顔全体のバランスを改善し、より整った鼻の形を実現することが可能です。

鼻翼挙上術で小鼻を縮小できますか？

鼻翼挙上術自体は、小鼻を上に引き上げることで鼻全体の形を整える手術ですが、小鼻の幅を直接縮小する手術ではありません。しかし、鼻翼挙上術を行うことで、鼻の幅を狭く見せる効果があり、結果的に小鼻が引き締まった印象を与えることができます。小鼻を実際に縮小したい場合には、小鼻縮小手術と併用することも可能です。理想の鼻の形を実現するためには、経験豊富な医師と相談しながら、最適な方法を選択することが重要です。

鼻翼挙上術と小鼻縮小手術の違いは何ですか？

鼻翼挙上術と小鼻縮小手術の主な違いは、手術の目的とアプローチの方法です。鼻翼挙上術は、鼻翼を上げることで鼻の形を整え、鼻全体を引き締まった印象にする手術です。一方、小鼻縮小手術は、小鼻の幅を直接狭くすることで鼻のバランスを整える手術です。どちらの手術が適しているかは、鼻の形や希望する仕上がりによって異なります。

鼻翼挙上術のダウンタイムはどのくらいですか？

鼻翼挙上術のダウンタイムは、通常1週間から2週間程度です。術後には腫れや内出血が発生することがありますが、これらは時間とともに軽減していきますのでご安心下さい。完全に鼻翼が落ち着くまでには数週間かかることがありますので、スケジュールに余裕を持って、手術を受けていただきますようお願いいたします。

鼻翼挙上術はどんな方におすすめですか？

鼻翼挙上術は、鼻翼が下がった印象になっている方、鼻の形を引き締めて顔全体のバランスを改善したい方におすすめです。また、鼻翼挙上術は傷跡が目立ちにくい手術になりますので、美容整形をバレずに鼻のイメージを調整したいという方にもおすすめです。

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